株式会社企業サービス

吉本 哲雄

採用後のミスマッチを防ぐ調査会社・興信所

正しい情報で信用できる良い人材を採用するために
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今回のインタビューは、社員の採用調査を行う株式会社企業サービスの吉本氏にお話を伺います。履歴書や面接を基に申告内容の調査を行い、よりふさわしい人材を見極める同社のサービスをはじめ、吉本氏の入社の経緯や今後のビジョンについても語っていただきました。

株式会社企業サービス 社長 吉本 哲雄氏のONLY STORY

公正な採用選考のための調査機関


–まずは、株式会社企業サービスの事業内容をお聞かせください。

吉本氏:弊社は、社員の採用時における調査に特化した調査会社です。

企業が公正な採用選考をできるよう、履歴書や職務経歴書、面接などにプラスしてバックグラウンドチェックを行い、一緒に働く仲間としてふさわしい人物かどうかを採用調査を行っています。採否の判断材料が増えることで、より精度の高い採用ができミスマッチを防ぐこともできます。

弊社の統計によると、最終選考に残った人たちの約3割が経歴詐称、性格、能力、出勤状況、メンタル面などの何らかの問題を抱えていることが分かっています。面接では分からないことを「知る」ことにより、企業の採用リスクを回避し、採用の公平性を保つことができる唯一のサービスが弊社のサービスです。

–実際にどのような調査をされるのでしょうか。

吉本氏:求職者本人の同意のもと、履歴書や職務経歴書、新卒の場合はエントリーシートを基に、過去10年以上3社以上の経歴をさかのぼり、客観的な情報を提供します。さらに独自の特殊データでフィルターをかけているのが他社との大きな違いです。

この調査によって経歴の真偽、勤怠状況、職務能力、成長意欲などが分かります。また、履歴書では前職の退職理由が本人に原因があった可能性もあるので、書類と実情を照らし合わせて調査を行っています。

–具体的なエピソードはありますか。

吉本氏:たとえば「15年勤めて部長職でした」という人が、実際は3カ月の試用期間で辞めさせられていたり、「何千万円売り上げました」「社長賞を取りました」という実績がでっちあげだったり、さまざまな人がいます。

実際に存在していない会社を履歴書に書く人もいますね。

–たしかに、企業側からしたら履歴書や面接だけでは分からないこともありますね。

吉本氏:そうなんです。しかし会社には「知る権利」があり、採用の自由が認められています。

もしも会社にふさわしくない人が入ってしまうと、会社の成長スピードにも大きく関わってしまうので、採用後のミスマッチを防ぐためにも事前に確かめることが大切ですね。

–同業他社と比べた時に御社の強みや差別化できるポイントはありますか。

吉本氏:採用調査という事業はとてもニッチなサービスなので、それを専門としている会社がそもそも多くありません。その中で弊社は独自のデータを収集していますので、情報の質や量において、まぎれもなくナンバーワンだと自負しています。

–事業を運営するうえで楽しいことや嬉しいと感じることはありますか。

吉本氏:採用調査の専門機関として企業の成長を裏側で支えていますので、社会的に価値ある仕事だと確信して取り組めていることですね。

会社は自己成長のための道場


–吉本様が入社された経緯について教えてください。

吉本氏:私が弊社に入社したのは25歳の時です。それまでは高校を中退して職を転々としていたのですが、今思えば師匠と思える人や死ぬまで勤めたいと思える仕事をずっと探していたんだと思います。

弊社との出合いのきっかけは、求人誌で社名を見つけたことです。その日は本屋でパっと開いて目についたところに電話をすると決めていたので、何の業種か分からないままお店の前の公衆電話で連絡し、住所を控えて面接に行きました。

–入社を決意された決め手はあったのでしょうか。

吉本氏:学歴がない私は職業を選べる身分ではなかったこともありますが、創業者である松谷会長と出会った時に「この人は僕の師匠だ」と感じれたことが大きかったですね。松谷会長は私が最も尊敬している人です。

入社後は当時の社長からマンツーマンで仕事を教えてもらい、毎日が楽しく過ぎて行きました。私にとって会社とは、お金のためではなく自己成長のための道場です。社長になってからも毎日とてもワクワクしています。

社員の幸せが何よりも大切


–今後の目標を教えてください。

吉本氏:社員の幸せと成長ですね。社員にとって会社が幸せ度を高める場所となることで、週末(土日)に月曜日が待ち遠しく思えるような集団にすることが目標です。

–そのために今されていることはありますか。

吉本氏:その1つとして、弊社では「〜したい」や「〜と思う」という言葉は禁止しているんです。代わりに「~します」と言うようにすることで、しっかりとしたコミットや成長につなげています。

このような小さなことでも、時間が経つと人は大きく変わっていきます。ピアノを始めたばかりの子どもが10年後にはすごい曲が弾けるようになるように、積み重ねで人は成長するんです。

人によって仕事への想いや成長のスピードは違いますし、波もありますが、現時点から未来を直線に結ぶと線は必ず上を向いていますので、社員の成長に関しても瞬間的に切り取っただけの判断をしないようにしています。

–社会的にどのような貢献をしていきたいとお考えですか。

吉本氏:よりふさわしい社員の採用をお手伝いすることで、教育や採用にかかるコストの削減やLTV(ライフタイムバリュー)の向上に長期的に貢献していきたいです。

–ありがとうございます。では最後に、メッセージをお願いします。

吉本氏:「企業は人なり」です。企業に合った質の高い人材を採用するためには、調査が欠かせません。ご興味のある方はぜひご連絡ください。

執筆=山田
校正=米山

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