株式会社バク宙
川上 明
POSTED | 2018.01.26 Fri |
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TAGS | 従業員数:6~10人 業種:その他 創立:11〜14年 決裁者の年齢:その他 商材:BtoB |
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動画を使った海外人材紹介サービス『JIKOPY』
優秀な人達が国境を越えて働ける社会をつくるTopics
株式会社バク宙 取締役 川上 明氏のONLY STORY
会えない人に会いたい、その答えは動画でした
株式会社バク宙は、海外人材を中心とした優秀な人を動画で紹介するサービスを運営しています。このサービスは、人事をしていた私の経験から生まれました。
バク宙は元々2012年にウェブ広告、特にSNSの企画運用で立ち上げた会社でした。大手携帯電話会社様や航空会社様と言ったクライアントのSNSコミュニケーション運用をしておりました。しかし、当時の社員数はたったの4人、この人数でバク宙を大きな会社にすることは難しいと感じていました。
一方で、私は別の会社で採用も担当していました。採用担当として多くの面談をしていると、候補者と会って2分で、この人が会社に合うか合わないかが分かるようになってきます。しかし、2分でこの人が会社と合わないと分かっても、面接をそこで終えることはできません。この面接のやり方自体が、時間とコストがもったいない、そう感じるようになりました。
そこで最初に思いついたのが、動画を使った採用面談システムです。動画だったら気になる候補者の話だけを聞けるので、人事の時間とコストを削減できます。しかし、「会ってちゃんと確かめなくていいの?それで正しい採用ができるの?」と言う声も中にはありました。確かに・・・とも思い、これをサービス化するのことは諦めていました。
しかしその時に、「そういえばSNSで外国人からの問い合わせが結構あったな」と当時、バク宙でやっていたSNSのサービスを思い出しました。会える人ではなくて、外国人のように会えない人と会えるようにすれば動画での人材紹介システムが成り立つ。世界中には日本で働きたい人がたくさんいる。この気づきがきっかけで、海外人材を中心とした動画での人材紹介システムを作ることを決意しました。
それから、外国人のデータを集めて、知り合いの会社に実際に使ってもらいながら試行錯誤を重ねていきました。そして、現在の動画による海外人材を中心とした人材紹介サービスがスタートしたのです。株式会社バク宙は、海外人材を中心とした優秀な人を動画で紹介するサービスを運営しています。このサービスは、人事をしていた私の経験から生まれました。
バク宙は元々2012年にウェブ広告、特にSNSの企画運用で立ち上げた会社でした。大手携帯電話会社様や航空会社様と言ったクライアントのSNSコミュニケーション運用をしておりました。しかし、当時の社員数はたったの4人、この人数でバク宙を大きな会社にすることは難しいと感じていました。
一方で、私は別の会社で採用も担当していました。採用担当として多くの面談をしていると、候補者と会って2分で、この人が会社に合うか合わないかが分かるようになってきます。しかし、2分でこの人が会社と合わないと分かっても、面接をそこで終えることはできません。この面接のやり方自体が、時間とコストがもったいない、そう感じるようになりました。
そこで最初に思いついたのが、動画を使った採用面談システムです。動画だったら気になる候補者の話だけを聞けるので、人事の時間とコストを削減できます。しかし、「会ってちゃんと確かめなくていいの?それで正しい採用ができるの?」と言う声も中にはありました。確かに・・・とも思い、これをサービス化するのことは諦めていました。
しかしその時に、「そういえばSNSで外国人からの問い合わせが結構あったな」と当時、バク宙でやっていたSNSのサービスを思い出しました。会える人ではなくて、外国人のように会えない人と会えるようにすれば動画での人材紹介システムが成り立つ。世界中には日本で働きたい人がたくさんいる。この気づきがきっかけで、海外人材を中心とした動画での人材紹介システムを作ることを決意しました。
それから、外国人のデータを集めて、知り合いの会社に実際に使ってもらいながら試行錯誤を重ねていきました。そして、現在の動画による海外人材を中心とした人材紹介サービスがスタートしたのです。
『JIKOPY』で優秀な海外人材を採用しませんか?
バク宙は現在『JIKOPY』という、海外人材を中心とした人材紹介サービスを運営しております。日本で仕事をしたい外国人の方が自己紹介動画をアップし、その人のことを気にいった日本企業はその外国人にメールで連絡を送ることができるサービスです。
登録している外国人はアジア人が7割程度を占めており、日本語を話せる方が多くいます。また、企業様からはエンジニア採用のご要望が多く、ウェブ系を始め、機械や土木系も含めると全体の25%くらいの企業様がエンジニアの採用を求めてサービスを使っておられます。
実は『JIKOPY』を使っている企業様は海外人材を採用したいのではなく、むしろ優秀な人材を求めています。世界中の日本語学習者は約400万人いると言われおり、日本で働きたいと考えている優秀な外国人はたくさんいるのです。視野を日本から世界に向けることで優秀な人材を採用できるチャンスが一気に広がります。
海外人材を採用するメリットは優秀な人材確保だけではありません。社内に1人英語を話せる人が仲間にいるだけで、海外展開のチャンスも広がります。
我々がお付き合いしている会社様でこんな事例がありました。採用した外国人が、その会社のビジネスを自国でも始めたいということで、海外でそのビジネスを展開することになりました。その後少しずつ展開エリアが増えていき、今では世界中に拠点ができ、3年間で売り上げが2倍に成長するまでになりました。
「海外人材を採用するってどういうこと?会社に1人外国人が入ってきたらどんなことが起きるの?どういった人材がいるの?」そのような懸念を抱く方も多くいらっしゃるかと思いますが、あまり大仰に構えず、身近な話から、まずは考えて頂きたいと思っております。
外国人が日本で働ける選択肢を、世界に発信していきたい
そのような事業を展開している弊社ですが、今後の会社の目標としては、大きく分けて2つあります。
1つ目は、国境を越えて多くの優秀な人達が日本で働ける社会を作っていきたいです。そのためには、海外に向けて情報発信し、海外人材に日本に目を向けてもらうことが大切だと考えております。
具体的には、外国人からするとどんな企業が自分を雇ってくれるのか分かっていない現状があります。だから私たちは「外国人でも雇ってくれる会社はこんなにあるんだよ」ということを世界中に発信していくことで、JIKOPYをきっかけに多くの海外人材が日本に目を向けてくれたら何より嬉しいですね。
2つ目は、会わなくても安心して、間違いのない採用ができる仕組みをつくっていきたいです。最終的には海外人材だけではなく日本人が海外に就職、あるいは海外にいる日本人がまた日本に就職するときに利用してくれるようになったら嬉しいです。
最後に、今の若者には「もっと頑張れ!」と言いたいですね。関税撤廃などの措置により、海外で作られた安くて良い商品が、現地の値段で日本に入ってくる。今後そういった世の中になっていきますから、今の若者には目に見えない海の向こう側の誰かと闘っているんだ、という感覚を常に持って頑張ってほしいですね。