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斬新なアイデアで事業展開する企業3選
POSTED | 2019.05.14 Tue |
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TAGS | 業種:その他 決裁者の年齢:その他 商材:その他 |
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斬新なアイデアで事業展開する企業3選
幾多の組み合わせから成功を導くにはTopics
アイデアを生み出すというのは話に聞く以上に難しいものです。熟考の先にあるとも限らず、日常生活の中でポンっと浮かぶこともあります。
アイデアとは既にあるものの組み合わせであるともいわれていますが、そうは言っても頭で考えたところで新しいアイデアは浮かばないような気もしてしまいます。
周りがどのようにアイデアを作り出しているのか、どんな組み合わせで成功しているのか、実際の事例を見れば自分の知見が広がり、アイデアの幅が広がるかもしれません。
今回は斬新なアイデアや組み合わせから事業を展開している企業を3社紹介します。
眼鏡×バイクウェア?!果ては車椅子ともコラボする変幻自在の眼鏡屋さん
「アパレルなど小売業はどこも苦労していると聞きます。Eコマースやネットビジネスが非常に伸びている時代ですから、ただそこに商品が置いてあるだけのお店ではお客さんには満足していただけません。
そんな状況を打開したいと思い、取り組み始めたのがコラボ企画でした。
例えば過去にスケートボードのショップとコラボしたこともあるのですが、その時決め手となったのはショップ経営者の森田さんの“こだわり”。
彼は、身長、体重や、一人ひとりのライディングスタイルに合わせたカスタム商品を手がけていました。それが、パリミキが 88 年間徹底してきた「お客様お一人おひとりにお合わせする」という考えととても親和性が高いと感じ、コラボすることを決めました。
特定の誰かのお悩みを解決するためにこだわり抜いて作られたもの。そんな商品の販売やその商品とのコラボ企画を続けていくことで、すべてのお客様を笑顔にすることを実現していきたいと思っています。」
〈補足情報URL〉
会社名:株式会社三城
「今の時代だからこそ」あえて昭和レトロなカラオケバーを展開する。
「私たちは「富士見横丁 レトロ」というカラオケバーを運営しています。その名の通り、昭和のアイドル全盛期をモチーフにした、いわゆるスナック風のコンセプトバーです。置いてあるアイテムにもひとつひとつこだわっていて、黒電話やインベーダーゲームのような、昭和レトロを感じさせるものを揃えています。
まだスマホもなくアナログな感じが残っていた昭和の時代、日本が元気だった頃に戻って、当時流行していた曲を歌う。そこで思い出話に花を咲かせると、それが知らない話でも不思議とお互い盛り上がれるんです。
スナック風とは言いながらも、女の子が座るようなサービスはなくて、お客さん自身あるいはお客様同士で楽しんでいただく形になります。リアルタイムにこうした雰囲気を経験した方はもちろん、普通のカラオケボックスでは味気ないと感じる30代の方にもたくさん来ていただいていますね。」
〈補足情報URL〉
会社名:合同会社Y five
店舗URL:http://chiba-retro.com/
「ITはゼロイチを作り出す手段ではなく、市場を増幅させるためのツール」
「音楽業界は、年間0.3~3%程度、市場が縮小しているという現実があります。音楽フェスなどによって伸びている部分も確かにありますが、従来のダウンロード数やCD販売数などは縮小傾向にあります。
フェスも、レジャーと結びついている部分が大きいため、純粋に音楽だけを楽しむイベントではないんですよね。私たちは、音楽だけを楽しめる環境が少なくなっていることに課題を感じ、若いミュージシャンが自分たちだけの音楽を作り上げる手伝いをしたいという想いを持って事業を展開しています。
ITはゼロイチを作り出す手段ではなく、市場を増幅させるためのツールなんです。
では、その市場をどこに広げるかというと、海外だと思います。これは日本のものを外国に発信していきたいということではなくて、いろいろなカテゴリーの中に日本というセグメントがあるというイメージの方が強いですね。
音楽×ITというスタイルは、これから先もぶれることはないと思いますが、今取り組んでいることを拡張して、アートの方面にも働きかけていくことはできると思っています。
アートと音楽のコラボレーションを生んだり、AI技術やVRなどを用いたデジタルアーティストと組み合わせていくことも、テクノロジーの最先端に立つことに繋がっていくと考えています。
今まで世界にないものを作る、今までなかった市場を作りだしていくということに対して、常に前向きに取り組んでいきたいですね。」
〈補足情報URL〉
会社名:株式会社Glover Transship
WEB APP
SOUNDCASE; http://www.soundcase-gt.com
繋がる時代だからこそ
いかがでしょうか。ITの発達やインターネットの普及により、今まで繋がらなかったものが繋がりやすいのが今の時代だと思います。
繋がるか否かではなく、一旦繋げてみてから考えるというのも手かもしれませんね。
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執筆=兼本