ユニバーサルスタンダード株式会社

原顯寛

美容・健康食品に強い創業40年以上の通販企画商社

一工夫でお客様に感動的な新しい価値を提供する!
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今回のインタビューは、美容と健康にかかわる商品を中心に扱う通信販売事業において、企画からプロデュースまでを手掛けるユニバーサルスタンダード株式会社の原氏にお話を伺います。 
歴史ある会社をマネジメントバイアウト(以下MBO)することで起業した原氏。展開する事業内容や今後のビジョンとともに、日本の事業継承における企業の課題についても語っていただきました。

ユニバーサルスタンダード株式会社 社長 原顯 寛氏のONLY STORY

美容健康食品に強い通販企画商社


–まずは、ユニバーサルスタンダード株式会社の事業内容をお聞かせください。
 
原氏:弊社は、お客様に『感動的な新しい価値を提供すること』をミッションに掲げ、主に美容・健康商品の通販企画を行っている商社です。
事業としましては大きく分けて3つあります。1つ目が販売チャネルの拡大により、お客様の売上拡大に貢献する通信販売各社への販売事業。2つ目がお客様の知名度向上とブランディングを企画から行う販売支援型PR事業。最後3つ目が通信販売で成功を収めるための事業全般のサポートを行う通信販売プロデュース事業になります。

–ありがとうございます。

先ほど『感動的な新しい価値を提供すること』をミッションにしているとお話いただきましたが、『感動的な新しい価値』とは具体的にどういったものでしょうか。

原氏:ユニバーサルスタンダードとして何を価値提供できるか。それを常に考えることで生まれるサービスへの一工夫のことです。
例えば、全てのお客様に対してマニュアル通り同じ対応をしていたところで、そこには感動は生まれないと思うんですね。だからこそ、サービスを提供するその過程で「これをしたら喜んでいただけるんじゃないか」ということを加える。
そういった細かい気配りによって、お客様に対するサービスの質も会社全体のレベルも上がっていくと考えています。

–同業他社と比較した際に、御社ならではの強みや差別化ポイントはどこにあるとお考えですか。

原氏:弊社の強みは2つあると考えています。
まず1つが圧倒的な信頼です。弊社には創業40年以上の歴史がありますので、お客様から非常に信頼をいただいているんです。その上弊社にはベテランのスタッフが揃っているので、その点もお客様からの信頼に繋がっていると思いますね。
もう1つがそういった信頼性のあるものに、ITや企画、プロデュースなど新しく先進的な部分をミックスできることです。
その一つの要因として、この会社は私自身が5年半ほど前にMBOさせていただいて起業した会社だということが挙げられます。
古く信頼性があるところに、新たな経営が加わることで、他にはない新しい価値を構築しお客様に喜んでいただける。そういったイノベーションを実現し、サービスを提供できるのは他にはない弊社の強みだと思いますね。

事業継承課題にMBOは価値がある


–MBOをされたとのことでしたが、どういった思いでMBOに踏み切られたのか教えてください。 

原氏:歴史や知識、ノウハウがある会社が衰退していく中で、自分の持っているノウハウを生かして会社を回復させ、さらに成長させていきたいと思ったからです。
現在日本では事業承継が大きな社会的課題になっているんですね。少子高齢化が進んでいることにより、経営者の高齢化も進み、優良企業や優良事業が承継できずに廃業しているケースが多く見られます。
ただ日本では事業を継承し経営できる人材がいても、埋もれてしまっている。つまり、潜在的に経営できる人材はいるものの、事業継承を課題としている企業とマッチングできていないんです。
この課題を解決する1つの方法がMBOなんです。
MBOは、歴史があって非常に価値が高い企業に対し、新しい経営が加わることで新たなものに作り変えることができる。ユニバーサルスタンダードがMBOの1つのケースとして、起業にはいろいろな方法があるということを示していけたらと思いますね。

–起業した当初、事業再生に関してどのようなことをされたのでしょうか。

原氏:事業再生というのは、最初に方向性を示すビジョンがあれば成功すると考えていますので、特別に奇をてらったことは何もしていません。
そのビジョンとしては、まずは自社のプロデュース力、付加価値を高めていくことを、まずはサービスレベル、次のステップで商品レベルで行なっていく。最後は自社商品を作り、美容と健康から将来的にはヘルスケアの部分も含めて領域を広げて展開していく。
そのためにこれまでは、コストの見直し、次に強みを伸ばしていき、そしてお客様の潜在的なニーズを確認して、それを弊社のリソースで提供できるのかを考え、サービスモデルをブラッシュアップしてきました。
起業当初からこのようなビジョンを構築していたので、スムーズにMBOに名乗りを挙げることができたと思いますね。

将来的には予防医療のヘルスケア商品を


–短期的な目標を教えてください。 

原氏:お客様に、そして社会に、感動的価値を提供していくことを前提として、売上20億を短期的な目標としています。
そのために、新しい事業や外部の企業様との事業提携も積極的にしつつ、新しい人材も加え、事業領域を広げていく、既存事業での競争と新規事業におけるイノベーションを両立させる両利きの経営を進めていきたいと考えています。

–その後の長期的な目標を教えてください。

原氏:弊社独自のプロダクトとサービスプラットフォームを作ることです。弊社は美容と健康の通販企画商社から始まりましたが、美容と健康というのは医療との親和性が非常に高い分野だと思うので、それに合わせて今後は予防医療を視野に入れたサービスを展開していきたいと思います。

–ありがとうございます。では最後に、読者の方にメッセージをお願いします。

原氏:販売チャネルを広げたい、ブランディングをしていきたいと考えていらっしゃる企業様がいましたらぜひ弊社をご活用ください。事業提携もできますので、どしどしお問い合わせいただけたらと思います。
学生の方においては、弊社は歴史やしっかりした環境がありながらも、ゼロから新しい事業の立ち上げを行っています。そういったことに興味のある、もしくはやってみたいという方がいましたらどうぞ気軽にユニバーサルスタンダードの扉をノックしてください。

執筆=山田
校正=笠原

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