株式会社W&F
和仁原進
POSTED | 2019.02.25 Mon |
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TAGS | 従業員数:5人以下 業種:建築・不動産 創立:5〜6年 決裁者の年齢:40代 商材:その他 |
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いま目の前にいる“あなた”に合った物件探し
口コミで広がる噂の不動産屋さんその人気の秘密とはTopics
今回のインタビューは、不動産の仲介・販売事業を手がける株式会社W&Fの和仁原氏にお話を伺います。不動産業を営む和仁原氏に、大手にはできない丁寧なサービスに込められた想いを聞きました。
株式会社W&F 代表取締役 和仁 原進氏のONLY STORY
サービスの良さが口コミで広がっていった
–まずは株式会社W&Fが手がけている事業についてお聞かせください。
和仁原氏:弊社は主にお客様の住居、店舗などをお探しすることがメインの事業となります。具体的にはお客さまに合う物件をご紹介して、内覧をしていただいて、お気に入りいただけたら契約していただくというサービスになっています。
また住居、店舗だけでなく会社員時代で培った駐車場運営、保育園、オフィステナント、物流施設などの分野、その他投資用の売買物件のご相談など幅広くご対応しております。
–同業界の他の企業様もいらっしゃる中で、御社が選ばれる理由というのはどのようなところにあるとお考えですか?
和仁原氏:お客さまに合った物件をしっかりと探せる点です。不動産業界は繁忙期がはっきりしている世界で、年度末を控えた時期が物件の動きが非常に速くなるんですね。本来お客さまが希望されていた物件が一日経つともう売れてしまったというようなケースも多くあるのです。
そういった場合、大きな企業ですとひとりのお客さまのために物件を探し続けるというのは難しいこともあります。
株式会社W&Fは顔を知っている友人から紹介していただくお客さまも多く、常に「いま目の前にいるこの人のために」と思って仕事をしています。そのサービスが、お客さまの友人に伝わり、その友人にも伝わり、という形で口コミの評価をしただいて広がっているんです。
せっかく来ていただいた縁あるお客さまですからひとりひとりに時間をかけて対応しています。そういった意味で、お客さまに合った物件を探すことのできる点は弊社の強みだと思いますね。
友人への個人的なアドバイスから起業へ
–起業を決意した理由・きっかけについて教えてください。
和仁原氏:私はもともと大学のときに建築学科で勉強していました。大学卒業後は、建築業界で働きたいとは思っていました。新卒で入社した会社は地域に密着したディベロッパーという土地を仕入れて、そこに建物を建てて販売、運営していく会社で働き、その会社をはなれてからもさまざまな不動産の業界でキャリアを積んでいきました。
そういったこともあって、友人から不動産に関連する相談を受けることが多かったんですね。ところがどうしても個人だと単なるアドバイスになってしまうので、最後までしっかりしたサービスを提供したいと思うようになり、起業に至りました。
–起業に際して、苦労したことはありましたか。
和仁原氏:実は、あまり不安に思うことなどはなかったんですね。
というのも、周りに先輩経営者が多く、いろいろなアドバイスをいただいていたからです。
それに友人の相談がきっかけになっていたので、実際に需要があり、立ち上げから契約していただくお客様も多かったのです。
友人たちが弊社のお客さん第一号になるといってくれたのも嬉しく、今振り返って考えると、とても幸運だと思いますね。
とはいえ、お客さまとは信頼関係があっても、取引先に対してはブランドネームがないので、そういった部分の信頼関係の構築では苦労したところもあります。今では認知も上がってきて、逆に取引先さまから物件のご提案をいただくようなことも増えてきました。
社会問題への取り組み
–今後の展望について教えてください。
和仁原氏:人と人とのつながりのなかから生まれてきた会社なので、今度は地域へと貢献の幅を広げていきたいと思っています。そのひとつとして考えているのが、社会問題となっている空き家についてです。
日本は新築志向が強く現在は800万戸の空き家があると言われ年々その数は増えています。そんな中「問題解決+地域活性」の観点から専門性の高いメンバーとともに「空き家再生倶楽部」を設立しました。
現在は空き家に困るオーナー様の物件相談、相続した空き家に困る相続人の方からの依頼で空き家を買取または運用代行をしてリフォームし地域の方に安く住んでもらう地域貢献活動などに取り組んでいます。
ゆくゆくは空き家だけではなく地方には多くの使われなくなった施設や山、遊休地などを有効活用する事業展開へと広げていければと思います。
プライベートでも挑戦し続ける人生
–長期的な目標は、どのようなものですか。
和仁原氏:不動産業界という枠にとらわれず周りの方々のお役に立ち、社会に貢献できることであればどんどんチャレンジしていきたいとも思っています。
そのひとつにコロナによって分断されがちな社会になっている中、世界との繋がりを持つことで、海外に向けて日本文化を発信したり、海外文化などを取り入れたりと世界の架け橋となれたらと思います。
またビジネスだけではなくプライベートや趣味にも力を入れていきたいと思っています。もともと中学生から高校生にかけてハンドボールをやっていたので、今は後輩と一緒にハンドボールサークルを立ち上げています。
周りの方々のおかげで今の自分があると考えているので、周りの方々へ感謝を還元できるような生き方をしていきたいですね。
地域活性やコミュニティを作っていったりといったことを含めて、ビジネスだけでなくプライベートでもどんどんチャレンジをしていきたいと思っています。
執筆=スケルトンワークス
校正=笠原
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