株式会社ムーブウィル
大橋 亮太
POSTED | 2017.02.01 Wed |
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TAGS | 従業員数:5人以下 業種:建築・不動産 創立:9〜10年 決裁者の年齢:40代 商材:BtoC |
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強く・幸せな資本家を増やす
「お茶」から始まる資産形成Topics
株式会社ムーブウィル 社長 大橋 亮太氏のONLY STORY
人との向き合い方を変えた原体験
「人に対して誠実に向き合いたい」。
これは、人生においてずっと大切にしている想いです。
その根底には、小学校高学年の時に経験した忘れられない出来事があります。
転勤族の親の元で育った私は、各地を転々としながら成長してきました。
新しい土地にようやく馴染み、友人もできたと思ったら、もう転勤。
そんな生活を繰り返すうちに、人に対して表面的な付き合いをするのが当たり前になっていました。
その中でクラス替えを機に仲の良かった友達に裏切られ、いじめられるようになってしまいました。
それからは人を冷めた目で見るようになりましたし、不信感を抱くようになりましたが、振り返ると、私が積み重ねてきた不誠実さも原因にあったんですよね。
この経験から自分のあり方を改めて考えるようになりました。
人との繋がりを求める心に従うように、学生時代はチームスポーツに明け暮れました。
新卒で大手商社に入社してからも、会社にとって必要な人材となるべく、毎日遅くまで残業し、翌朝は必ず7時前には出社していました。
仲間に必要とされること。互いに信用し合いながら、力を出し合って目標を達成すること。
それこそが私にとっての幸せだったのです。
そして、その想いは私が起業を考える一つのきっかけにもなりました。
入社して半年が経った頃、私は大きな壁にぶつかりました。
日々商品を販売し続ける中で、「とにかく売ることが必要」という状況に違和感を覚えるようになったのです。
会社は営利企業ですので、常に利益を上げなくてはいけません。
例えそれが高いマーケットの場合でも売り続けなければいけないという状況に違和感を感じたのです。
誰もが高いと思っていても売り続けるということ。それは「真面目にお客様に向き合いたい」という想いに反することでした。そこで、漠と「起業する」というイメージが自分の中に芽生えました。
そして、その思いはどんどん大きくなっていきました。
しかし、いきなり独立して成功できるほど簡単でないことはわかっていましたし、どういった事業で独立するかも特に決まっていませんでしたから、まずは家族を養えるだけの資産を確保しなければと思い不動産投資を始めました。
不動産投資の良いところは、サラリーマンのライフスタイルを崩さずに取り組めることでした。
平日は会社のために全力で働き、週末は全ての時間を勉強に費やす。
そんな日々を繰り返し、入社3年目で1棟目の物件を購入。7年目には、4棟49部屋まで増やすことができました。
こうした経験を通して、私は不動産投資がサラリーマンの資産形成に有益であることを確信しました。
私自身の知識やノウハウを持って、同じような境遇のサラリーマンをサポートしよう。
そんな思いで設立したのが、収益物件の購入に特化した不動産会社「株式会社ムーブウィル」でした。
元・不動産投資家という強み
ムーブウィルの強みの一つとして、私自身が不動産投資家として物件を所有しているということが挙げられます。
私自身が不動産を保有しているからこそ、不動産投資を始めるお客様の不安や、失敗したくないという思いが痛いほど理解できます。
ですから物件の購入前から常にお客様に寄り添い、お客様目線でアドバイスをしますし、お客様が物件を買われた後も、(有償ではありますが)適宜アドバイスをさせていただきます。
また両手仲介は一切せず、あくまでもお客様が一番得できるように全力をかけます。
また、弊社のサービスは全てお客様のお話を伺う中で出来上がったものなのです。
例えば「収益物件の一次診断サービス」は、気になる物件を見つけられたお客様から、買うべきかどうかのご相談を受けたことから始まりました。
私は、買うべきではない物件はハッキリ「No」とお答えしますし、「今は買うべきではないが、時が来たら買うべきです」とお答えすることもよくあります。
私の目的は、あくまでもお客様に成功していただくこと。
「売ること」を目的とする企業とは、姿勢が全く違うのです。
一次診断サービスは、あくまでも不動産投資の入り口となる情報をお伝えするだけですが、多くのお客様からご相談をいただき、具体的なお話へ進展することが多いですね。
また、せっかく不動産を購入しても入居者を付けられなければ意味がありませんので、入居者を見つける方法や、地元の不動産会社に対して自分の物件を優先的に紹介してもらうためのノウハウをお伝えするなど、アフターフォローにも力を入れています。
最近は、住宅診断ができる資格を取得し、住宅を事前にチェックするサービスも始めました。
こうした取り組みから新しいご縁がどんどん生まれ、不動産会社やお客様から最新の有良物件情報の仕入れに繋がっています。
不動産は、成功すると確実な資産形成ができますが、失敗すると破産してしまうほど大きな投資でもあります。
お客様の大切なご家族や生活を守るためにも、弊社のサービスを通して、資産形成の選択肢を増やし、お手伝いができればいいなと思いますね。
お客様の幸せのために行動し、感動を共有する
今年の目標は、500人のお客様からお話を伺って、私にできるお手伝いを通してサポートしていくこと。自社メディアのPV数を20万までに増やすこと。
そして、不動産以外の資産形成のノウハウを提供することです。
今は不動産の価格が高いですので、基本的にお客様に積極的に物件の紹介はしていません。投資事業の本質は「底値で買う」ということだからです。
だからこそ、私は資産家という言葉と同時に、「資本家」という言葉を使っています。資本家とは、自らが経営者となり、持てる資源を活用して資産を増やすことができる人のことを言います。
強く・幸せな資本家を増やすため、お客様に対して誠実に向き合い、資産形成のサポートができればと思います。
ムーブウィルという社名に込めた想いの通り、お客様の幸せのために自ら意思を持って行動し、お客様と感動を共有していきたいと思っています。