株式会社ディスカバリー・ホームズ

中村 勝人

資産形成をしたいなら「夢のマイホーム」から脱却せよ

資産価値が数倍アップ!?時代を勝ち抜く「商品住宅」
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株式会社ディスカバリー・ホームズ 社長  中村 勝人氏のONLYSTORY


今回お話を伺うのは、株式会社ディスカバリー・ホームズの代表、中村勝人氏。同社の提供する「商品住宅」のコンセプトは、住宅購入における既存の概念を覆し、資産形成の正攻法を我々に教えてくれる。77歳を迎えた中村氏が説く、「夢のマイホーム」に潜む落とし穴とは。日本の住宅業界の進むべき道筋とは。

業界を50年以上に亘って渡り歩いてきた重鎮から、日本の将来を担う若者へ、資産形成にまつわる金言の数々を頂いた。

日本人が今こそ見直すべき、「資産価値」の捉え方


―長く建築・住宅業界に関わってこられた中村さんの目に、現在の日本の住宅市場はどのように映っていますか?

中村氏:日本の家は、戦後の50年ちょっとで、畳中心の日本家屋から西洋住宅を模した家へと急激に変化しました。しかし、欧米の家づくりの本質的な良さは十分に受け継がれておらず、商品価値の高い家づくりが出来ているとは言い難いのが現状です。商品価値の高い家とは、「どんな人でも、永く住みやすい家」であり、これはつまり「資産価値の高い家」を意味します。僕の目から見て日本人は、資産価値の高い家を建てるのがきわめて苦手だと思いますね。

資産価値というと、みなさん構造の頑丈さや素材の耐久性に目が行きがちですが、僕は、誰にとってもスタンダードな間取りで、家具をレイアウトしやすく、動線がスムーズといったことこそ大切だと考えます。そうでないと、住む人が変わるたびに壊さなければいけなくなってしまいます。欧米では、住む人が変わってもずっと愛される家が多いのに対して、日本では、建てては壊す、この繰り返しです。

ディスカバリーホームズでは、ご本人たちが住むのは勿論のこと、貸すにも売るにも困らない、誰にとっても使いやすい間取りや機能など「住宅のスタンダード」を具備した「商品住宅」を提供することで、お客様のマイホーム実現とその後の資産形成の両方をサポートしています。

資産価値を最大化。時代を勝ち抜く「商品住宅」の建て方


―資産形成を可能にする「商品住宅」のポイントを、より詳しく教えてください。

中村氏:「商品住宅」を提案する際、お客様に強く申し上げていることがあります。それは、「夢のマイホーム」を建ててはいけない、ということです。えっ?と思われるかもしれませんが、「夢のマイホーム」という気持ちで建てると、どうしても自分達だけのための家づくりになりがちです。その結果、売ったり貸したりすることが難しくなり、資産価値は低くなってしまう。「商品住宅」は、将来の資産形成を見越した住宅プランなのです。

また、「商品住宅」は、80㎡から140㎡までの基本の広さで企画・デザインされています。このくらいの広さの家が、一般的な日本人の家族が暮らすのに最適であり、流通が最も活発な市場だからです。

マイホームとしては勿論のこと、売却や賃貸でも成功することを見据えているため、弊社の仕事は「建てたら終わり」ではありません。そのため、お客様のことを考えた上で、時にはご要望をお断りすることもあります。

―お客様を成功に導くための確固たる軸をお持ちなのですね。印象に残っている案件などはありますか?

中村氏:「商品住宅」すべてに当てはまることですが、まず土地の使い方から始まって、中から見える景色、明かりの入れ方、使い勝手、住まう人の家具のレイアウトまでイメージして建てた結果、家賃や売却額が大きく変わって驚かれることが多いですね。

僕の建てた家が、近隣住宅と比較して家賃に2倍の値がついたケースもあります。同じエリアで、広さも同じくらいなのに。

―実際に、土地の条件はあまり良くないにも関わらず、高い値がついた事例はありますか?

中村氏:都立大の駅近くに建てたワンルームマンションですね。周囲を建物に囲まれているため、本来すべての部屋を明るくすることは難しいのですが、窓の配置や明かりの取り方、収納の位置などにこだわって「中からの景色」を良くしました。さらに、これは賃貸物件ではなかなかやらないことだと思うのですが、家具の配置をイメージできるようにパンフレットに載せました。結果、6部屋すべてが一瞬で埋まり、その後も空室がない状態が続いているそうです。

外国のアパルトマンのような可愛い見た目に加えて、どんな家具を入れてどんな暮らしが出来るか、イメージが湧くようにしたのがポイントです。住む人が主役になれる家は、資産価値も高いことが証明された事例です。

―まさに「商品住宅」の資産価値が高いこと、考え方が受け入れられていることが証明されていますね。

中村氏:また、軽井沢に家をお持ちのお客様から、改修のご相談を頂いたことがあって。

僕は、いっそご自身で使う家と賃貸用の2軒に分けて建てましょうよ、という提案をしました。そうすれば、1軒はすぐに貸せる資産になるので。

2軒に分けた家はそれぞれ25坪から30坪くらいで、まさに僕の得意とする「商品住宅」の広さに当てはまっていたこともあり、建築プランを一任していただきました。

当時の軽井沢の別荘は、賃料が坪4000円と言われていたのですが、「デュープレックス」と名付けたこの別荘には、坪10000円の値が付きました。しかも、すぐに3人もの借り手が付いたのです。

―すごいですね。中村さんの提案力と「商品住宅」がなければ、実現しなかった資産形成の形ですね。

中村氏:それ以来、「これは、いくつか建ててみたら面白いかもしれない」と思って、僕自身も軽井沢で3軒ほど自分の家を建て、賃貸に出したり売却したりして、また違うのを建てて、ということをやってみました。

結果、「商品住宅」の軸に沿って建てた家は、ことごとく高値で売れたのです。こういった経緯があるからこそ、僕は「商品住宅」がお客様の資産形成を成功に導くと、自信を持って言えます。

業界変遷の生き証人が語る、「商品住宅」誕生の意義


―中村さんが、住宅の資産価値を極限まで高める「商品住宅」に辿り着くまでには、どのような経緯があったのでしょうか?

僕は、50年以上前、まだGHQの進駐軍が日本で戦後処理をやっていた頃から、外国人駐在員が住まうための家を管理する不動産会社に勤めていました。

当時は、今の港区の大使館周辺に、彼らが住まうための西洋住宅が次々と出来ていました。日本の家もそういった西洋住宅を真似て続々と変わっていったわけですが、僕はその走りというか、本家本元の、外国人が住む西洋住宅をたくさん見ていたわけです。

当時、外国人向けの西洋住宅を取り扱う会社は数少なく、賃貸管理で働いたあとは営業をやり、そのあと開発をやって、最後は企画というふうに、外国人賃貸住宅にまつわる一通りの仕事を経験しました。そうした中で、当時まだ民間人にとっては珍しかった西洋住宅の、間取りや設備の「型」が自分の中で出来ていきました。

会社を退職してからも、長年のご縁で日本に駐在する外国人スタッフのための住宅相談にのる機会を頂くことが多かったため、意を決し独立しました。外国人賃貸住宅はそのままでは大きすぎるため、西洋住宅のスタンダードを守りつつ日本での資産形成を可能にする家を考えました。こうして徐々に現在の「商品住宅」が出来上がったわけです。

―まさに日本の住宅業界の歴史とともに歩まれてきたわけですね。

中村氏:ただ僕は、日本の住宅業界は戦後の進み方を誤った部分があると思っていて、僕の事業は業界へのアンチテーゼでもあります。

たとえば日本では、住宅価値の良し悪しが、路線価つまり土地の坪単価だけが基準になっていて、建物の評価がほとんど考慮されないことが多いです。

その結果、肝心の家はというと、高級感を売りにして内装に何百万円とかけるものの、住む人が主役になっておらず、維持や仕様変更に大きな負担がかかったりします。家具などが入っていない空っぽの状態だとすごく良い家に見えるのに、自分達の家具を入れた途端「こんなはずじゃなかった」となったり、いざ暮らしてみると動線に不便を感じる建売住宅が溢れていたり。

ディスカバリーホームズが提供する「商品住宅」は、玄関の広さ、階段の幅、窓の配置、照明など、たとえコンセントひとつとっても、「なぜこれがここにあるのか」を説明できないパーツはひとつもありません。住む人が主役の、永く愛される資産価値の高い家こそ、私たちが日本に増やしたい家なのです。

若者の「初めての資産形成」を成功に導くために


―近年、若者の間でも資産形成に対する意識が高まっています。これから資産形成を考える人たちに対して、アドバイスを頂けますか?

中村氏:若い方々にとっては、マイホームが人生で最初の資産投資になる、というケースは多いと思います。だからこそ、あえて厳しいことを申し上げると「夢のマイホーム」の幻想に囚われず、より高く貸せる家・より高く売れる家を建てなさい、と言いたいですね。

どのような家かというと、住まう人の暮らしが細部までイメージされて行き届いた、計算し尽された家のことであり、「商品住宅」はその理念を具体化したものです。

世間の流行り廃りや、「お隣がこうだから・・・」といった上辺だけの豪奢さに左右されることなく、たとえば将来に家を空ける事情が発生した際にはすぐに貸したり売ったり出来るような、そんな家がとにかく欲しい、という方に対しては、僕は惜しみなく協力しますよ。

―資産形成を成功させるために、具体的にどのような点を見ておくとよいでしょうか?

中村氏:家は広いほうが良い、土地の値段が高ければ良い、構造や耐久性にこだわっているから良い、という何かに限定した見方は正解ではありません。それよりも、間取り、家具の配置、動線などが、誰にとっても住みやすいよう考慮されたデザインであると中から見えるよい景色の住宅となります。そこを見てほしい。住む人が主役になるよう考慮された家を目指すことで、高く売れますし、高く貸せます。

「商品住宅」こそが、日本の住宅市場の未来を救う


―今後、「商品住宅」事業を推進される上で、日本の住宅市場や社会全体にどのような影響を与えていきたいとお考えですか?

中村氏:僕はもう77歳なので、何とか日本のために役に立ちたいという想いでこの事業をやっています。加えて、実は住宅業界が今のようになるはるか昔、明治・大正時代に「商品住宅」事業を考えていた人が歴史上いたことを本で知って、彼らがやり残した仕事をやらなきゃいけないという使命感を感じたのです。

日本の住宅は、構造の耐久性や、使われている素材、家電など、世界に誇れる素晴らしい進化を遂げたにも関わらず、人々の住宅に関する文化的価値観やリテラシーという点では、世界で最も遅れているといっても過言ではありません。西洋住宅の真似事をする中で、本質的に家を大切に扱うことをおざなりにしてきてしまった、そこを僕は変えていきたいと思っています。

僕は、住み手が変わっても住める家、時代が変わっても住み継がれる家こそが、究極のエコ住宅だと思っています。普遍的・長期的に資産形成が可能で、何代にも亘って大切に手を入れて保ち続けられるような家こそが、本質的に価値のある家です。

今はまだ、路線価だけをもとに値付けされた土地付き建物や、高級感が取り柄という家も売れていますが、欧米の方々が日本の家を買う動きも活発になってくる中で、いずれそのような家は売れなくなるでしょう。

その時、「本当に万人に喜ばれる、資産価値の高い家とは何なのか?」という問いに対する答えが「商品住宅」です。「商品住宅」は、将来の日本の住宅市場における中心的存在になると思っています。

―中村さんの、事業に懸ける真摯な想いが伝わってきました。最後に、これから「商品住宅」を検討される方々に向けてメッセージをお願いします。

中村氏:ディスカバリーホームズは、僕の提案する「商品住宅」がすべてという小さな会社ですが、50年以上も西洋住宅に携わってきた経験を活かし、住む人の暮らしの細部まで想像を巡らせて、遠い将来までも資産価値の高い家を提供します。

これからも、マイホームとしては勿論、何代にも亘って大切に愛されるような「資産」となる家を、1軒でも多く提供していきます。任せてみたい!という方は、お気軽にご相談ください。全力で力になりますよ!



インタビュー・執筆:大塚 沙央里(Nutcracker)
編集:草野 明日香

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