アンカーハウジング株式会社

吉山 和實

日本の住環境を、世界標準へ

年月が経つほど価値が上がっていく家の条件
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今回のインタビューは、アンカーハウジング株式会社の代表取締役・吉山氏にお話を伺いました。

立ち遅れている日本の住環境を変えるために、世界標準の家作りを目指す吉山氏には、世界に通用する家作りから、家が価値を増していく街作りまで手がける理由をお聞きました。

アンカーハウジング株式会社 代表取締役 吉山 和實様のONLY STORY

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日本の住環境は、世界標準に達していない

 
―まずはアンカーハウジング株式会社が手がけている事業について、お聞かせください。
 
吉山:一言でいうと、世界標準の住環境創造です。日本の住環境というのは、独自の価値観で作られているところが多く、まだまだ世界標準のレベルに達しているとは言えません。

壁ひとつとっても、日本では一般的な壁紙工法は、アメリカでは建築基準法で許可されないという現状があります。防災シェルターやプールがある家は、日本では特別なものという印象がありますが、アメリカでは普通なんです。
 
たとえば日本の自動車は、アメリカでも売れていますよね。それはワールドスタンダードの品質を持っているからです。でも今のところ、日本の住宅は世界で全く売れていません。そこでアンカーハウジング株式会社では、日本発信の世界に通用する住宅建設をプロデュースしています。
 
―業界の中では、どのような差別化を図っていますか。
 
吉山:私たちは、特に品質にこだわっています。その中でも、世界標準の目線で作る、他のハウスメーカーにはない価格や機能、デザインを提供しています。
 
アンカーハウジング株式会社が作る世界標準の家は、100年保つと言っています。実は、日本の一般的な家は、30年くらいで建て替えることが前提になっているんです。

しかし、アメリカでは、100年前から建っている家もたくさんある。重厚感があり、質も高いので、リモデルの際も、フレームはそのままで変えられるんです。こうした長く使えるレベルの高い家が、アンカーハウジング株式会社の特長です。
 
―事業に対して、一番重要視していること、大切にしていることを教えてください。
 
吉山:家だけを作るのではなく、家の価値が上がっていくような街を作っていくことを大切にしています。
 
ロサンゼルスやフロリダ、シアトルといったアメリカの主要都市で作られた家というのは、どんどん価値が上がっています。1970年代に作られた家が、50倍以上の価格になることもあります。これは家が良いだけでなく、街の景観も美しいから。景観を維持するために、屋根の色まで、建築法で細かく指定されているんです。
 
そこでアンカーハウジング株式会社では、定期借地権制度を利用して、2000年から街作りに取り組んでいます。具体的には、1995年の阪神淡路大震災の後に、淡路島の町営住宅を全て手がけた事例があります。
 
阪神淡路大震災のちょうど1年前、ロサンゼルスでも大きな地震がありました。しかし日本と違って、地震に耐えて残った家がたくさんあったんですね。アメリカの標準的な家はツーバイフォーで、外がモルタルのため、地震にも火事にも強いデザインなんです。

こうした技術を評価していただいて、町営住宅をまるごと任せていただいたこともあります。

大工として働くところから、日本で世界の建築を作るまで

 
―現在の事業を立ち上げるに至った経緯を教えてください。
 
吉山:21歳のときに、知人もいない、英語も話せない状況で、飛行機に乗って単身アメリカに行きました。そこでアメリカの住宅に感動して、大工として働き始めました。その頃今の妻の強い勧めと支援があって、その後はアメリカのコントラクタースクールで建築を学びました。
 
その後、建築業界に入ってさまざまな建築を手がけていましたが、92年あたりからは日本に世界標準の建築を導入していく事業に注力することになりました。

―会社名の由来はどのようなものなのでしょうか。
 
吉山:名前については一ヶ月以上考えました。まずはわかりやすいシンプルな名前がいいと思ったんです。でも、誰でも考えられるような名前では面白くない。
 
「アンカー」というのは、船の錨という意味もありますし、リレーのアンカー、最終走者の意味合いもあります。

もうひとつ、僕の尊敬する、アンドリュー・カーネギーからも名前を取っているんです。彼は鉄鋼王と呼ばれたアメリカの偉大な経営者。そんな風になりたいという想いを込めてつけています。

家が年月と共に価値を高めていくような街作りを


―今後の展望について教えてください。
 
吉山:きちんと残る街作りをどんどん進めていきたいですね。
 
先ほども言いましたが、日本の家は30年後に建て替えることを前提に作られています。せっかく多額のお金をかけて建てても、30年後には、住めなくなってしまう。親から子へと受け継ぐこともできない。それでも建て直した方が作る側にとっては得なので、建て替える前提の家が建てられ続けているんです。

綺麗な街、長い年月と共に美しくなっていくような街があれば、家もどんどん価値を高めていき、それ相応の家が立ち並びます。住む人も幸せになるし、そこにお金を出してくれた人も幸せになる。そういう取り組みを進めていきたいですね。
 
―最後に読者へメッセージがありましたらお聞かせください。
 
吉山:衣食住という言葉がありますが、今の日本では、住が満たされていないと考えています。日本は衣も食も世界トップクラスの水準なのに、住だけがそうなっていない。素敵な服、美味しい食べ物があるのなら、かっこいい家だってあるべきです。

日本の住環境を世界標準にしていくために、これからも尽力していきたいと思います。

 
執筆=スケルトンワークス
 

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会社名:アンカーハウジング株式会社

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