東京新建装株式会社

黒崎 史朗

殺菌除菌にはウイルス・細菌を99%除去する塗装材!

発展途上国のインフラ整備と貧富問題への貢献を目指す
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今回のインタビューは、内装・外装工事業を営む東京新建装株式会社3代目の黒崎氏にお話を伺います。世界初となる光触媒と金属イオンを配合した業界初の塗装材料や、滑りにくい床石・タイル加工など最新技術を駆使して展開する事業内容はもちろん、事業承継の背景や将来の展望について教えていただきました。

東京新建装株式会社 社長 黒崎 史朗氏のONLY STORY


【経歴】

1970年東京都出身。1988年都内私立高校 商業科卒業。小学生時代は野球チームに所属しており、4年生で副キャプテンを任されていました。その後は、ゴルフを始め熱中していました。15歳の時会社設立者である父親を亡くし会社運営の危機もありました。高校卒業後は、HAWAIIへ行き勉強をしていましたが、黒人ダンスに憧れ弟子入りし、唯一日本人ただ一人アメリカ人ダンスチームに所属していました。バブル崩壊後の時代、当時23歳の時帰国し、東京新建装株式会社に入社。そこからは不言実行あるのみで突き進みました。  

ワンストップな対応とウイルスを除去できる塗装が特徴


-東京新建装株式会社の事業内容をお聞かせください。

黒崎氏:弊社は建築塗装会社として、内装・外装のリノベーション工事を行っている会社です。具体的には、除菌ができる塗装工事や防水工事、リフォーム工事、そのほか内外装工事の全般を行っています。

これまではゼネコンからいただく案件をメインとしていましたが、この2、3年ほどはゼネコン以外の商社や医療法人、航空会社といった企業のお客様や個人のお客様からも幅広くご依頼いただいています。

-御社の強みや差別化できるポイントを教えてください。

黒崎氏:1つは対応できる工事の豊富さです。建物の工事には専門的な知識や技術を要する工程がいくつもあります。そのため、例えば電気のことなら電気工事業者へ、水回りの事なら設備業者などへと、1つの工事で複数の業者へ依頼することになるので相談や連絡の手間がかかるんです。

一方、弊社は様々な工事資格を有していますので弊社に頼んでいただければ全ての工事を我々が行うため、他社に頼む必要がなくなり、お客様の手間や時間を最小にできます。

また最近では、世界初となるウイルスや細菌の除菌、抗菌、消臭コーティングができる塗装材「ブリジャール」を開発しました。

例えばエアコンによって舞い上がったウイルスや細菌が、ブリジャールを塗布された壁や天井に付着すると99.999%除去されます。このような特殊な塗装材を扱っているのも弊社の特徴ですね。

衛生面を重視する病院、施設からのご依頼はもちろん、新型コロナウイルスの影響で除菌や抗菌の需要が増えたこともあり、例えば食堂やアスリートのトレーニングルームの壁と天井に塗布して欲しいという依頼もいただきます。

「先代の息子」と言われないために


-事業を承継された経緯を教えてください。

黒崎氏:東京新建装株式会社は私の父が設立した会社なんですね。父は私が15歳のときに他界したのですが、当時は父が何の仕事をしているかも知りませんでした。

ただ父の葬儀に訪れた参列者の数の多さを見て「父はすごい人なんだな」と思ったのを今でも覚えています。建設や塗装に興味はなかったんですが、そのような父が残した会社は私が守り、いずれ継がなければならないと思うようになりました。

-15歳のときに事業を継ぐことを決められたのですね。

黒崎氏:はい。高校卒業後に海外へ勉強しに行き日本に戻って23歳で弊社に入社しました。入社直後は周りの職人さんから「先代の社長の息子だ」と冷たい視線を向けられて辛い思いをすることが少なくはありませんでした。

この状況を変えようとあえて自分から職人さんに近づこうと一緒に現場に出たり、ご飯を食べに行ったり……。同時にきちんと知識も付けようと毎日建築の勉強をして、1年間で技術と営業を一通り学び、仕事で結果が出せるようになってやっと仲間に入れてもらえたように感じましたね。

-そこから、3代目として代表取締役に就任された経緯を教えてください。

黒崎氏:30歳のときに大手ゼネコンの協力会社役員理事に抜擢され、それをきっかけに代表取締役に就任しました。当時の建設業界には古い体質がまだ残っており、若くして代表に就任すると「本当にできるのか」という目で見られることが多々ありました。

私も「先代の息子だから」とは決して言われたくなかったので、皆に認められるよう必死でした。その後、お客様や協力会社役員理事の方々からの推進で理事になり、会社代表就任を決意しました。

ベトナムを拠点としたASEANのインフラ整備


-今後の目標を教えてください。

黒崎氏:将来的には、発展途上国へ我々が開発した塗装材や日本の建築技術を持っていきインフラ整備に貢献したいと考えています。加えてそれらの国で気軽にスポーツを体験できる場所を作り、その国の子どもたちにスポーツの楽しさや大きな夢を見させてあげたい、チャンスを与えたいと思っています。

なぜスポーツなのかというと、例えばベトナムではIT技術が急速に進んでいる一方で、その技術に触れることのできない人もいて貧富の差がとても大きいんですね。しかしスポーツはたとえ貧困であってもできるもの。子ども向けのスポーツスクールを作りこれまで富裕層のイメージしかなかったスポーツに気軽に触れられるチャンスを作っていきたいと思います。

-なるほど、今後は発展途上国に展開していくんですね。

黒崎氏:そうですね。今手掛けているビジネスモデルをきちんと構築した上で、新型コロナウイルスが落ち着き次第、ベトナムを拠点にマレーシアやシンガポール、ラオスなどのASEAN諸国のインフラ整備に力を入れていきたいと思います。

すでにベトナムでは会社を設立し、レストランとカフェをオープンしています。そこではレストランの入口タイルの半分に滑り止め加工をして、お店を出入りする際に滑り止め効果を体感してもらったり、営業の打ち合わせスペースとしてカフェを利用したりしています。人が集まるレストランやカフェを切り口に、我々が開発した塗料や滑り止め加工に興味を持ってくれる人が増えればと思いますね。

-ありがとうございます。では最後に、メッセージをお願いします。

黒崎氏:最初から上手くいく人はいません。成功している方たちは、それぞれ苦労があっても毎日やり遂げているからこそ結果が出せるのだと思います。しない人やできない人は口だけで行動せず、成功者の良い所だけを見て羨ましがっているのではないでしょうか。

まずは行動あるのみ。だからこそ私は「不言実行」という言葉が好きなんです。誰でも成功するチャンスはあります。そのきっかけをみんなで共有したいですね。


執筆=山田
校正=笠原

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