株式会社POSSO

川村 智也

つながりと発想を仕事に

どんなニーズにも答えて、どんなことでもつながりを
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株式会社POSSO 代表 川村 智也氏のONLY STORY

見た目も美味しさも評判の嚥下食を提供


–まずは、株式会社POSSOの事業内容をお聞かせください。

川村氏:弊社は、介護施設や保育園へのフードサービス事業、北海道食材を使った飲食プロデュース、
企業様の営業課題を営業構築から伴奏させていただき新規開拓からリード獲得、営業御フォローも含め営業支援をさせていただいております。

–介護施設や保育園へのフードサービス事業とのことですが、具体的なサービス概要を教えていただけますか。

川村氏:月に約12,000食程度の介護施設に入所されている方、デイケアで通いに来られる方々、
隣接する保育園、病児保育園の子どもたちの離乳食や幼児食など、嚥下が出来ない方々でも見た目から楽しめる食事をプロデュースしております。

–他社サービスと比べて、御社の強みや差別化できるポイントはありますか。

川村氏:介護施設で提供している嚥下食(飲み込みやすい食事)は、嚥下食部門でグランプリを受賞した料理人の方に監修していただいておりますので、他の委託業者と比べて見た目が良く味が美味しいとご好評をいただいております。入居者様アンケート、健康指数向上に貢献させて頂いております。

また現在、年配の方々向けの食事の商品化をOEMで進めています。というのも、施設ごとに魚や煮物などの味付けが変わるので、美味しさをそのままに真空パックにして、冷凍から温めるだけで美味しい食事が提供できるよう、一次加工の工場と打ち合わせて商品化に向けて準備をしています。

–食事を提供する上で何かこだわりはありますか。

川村氏:食材は食事提供する地域に合わせ旬の食材を使ったり、調味料を使用して現地の方の舌に合わせて調理法から見直します。
また。食の宝庫の地元北海道の野菜や食材を用いて素材の味を引き出せるように取り組んでおります。
ひとりひとり思い出の味があるように、どこか懐かしい味などを再現できるよう努めております。

ベンチャー企業からラーメン店の経営者に

–どのような経緯でラーメン店を始められたのですか。

川村氏:初めは競走馬のサプリメントを作るベンチャー企業を当時の社長と2人で創業しました。その後馬だけでなく人用のサプリメントをドラッグストアや通販で展開し、営業統括として東京と行き来するようになった頃に、あらためて北海道の食の魅力に気づいたんですね。

「北海道の食材を使って何かしたい」と独立を考えていたところ、もともと既存であった飲食店の当時の店主が事業を縮小するか、事業自体を誰かに譲るかと考えられていたんです。
そのお店に3年ぐらい客として通っていた僕が独立をする話をたまたますると、「事業を引き継がないか」とお話をいただき、せっかくチャンスなので挑戦してみようと2016年に事業を承継しました。

–ラーメン店を始められてから、今の介護施設や保育園のフード提供の事業につながっていったのですね。

川村氏:そうですね。現在、オリンピックを監修する日本スポーツ協会で指導者を育てる講師する機会で
つながり2020年4月から介護施設へのフードプロデュースがスタートしました。

スポーツにおいても体作りは食事が基本なので、介護施設や保育園でも食事での健康づくりをご提案しながらやっていきたいです。

–事業を運営する上で、大切にしていることはありますか。

川村氏:人との出会いやつながりを大切にしています。自分ひとりでは何もできないので、周りの人や環境にこれまで何度も助けられてきました。

また、相手の気持ちを「察し」、「思いやり」をテーマにしています。スタッフを含め、見返りを求めるのではなく、相手のことを思ってしたことが自然と返ってくるような人とのつながりを大切にしていきたいですね。

「食育」を、想いの詰まった商品を発信していく

–短期的な目標を教えてください。

川村氏:介護施設や保育園へのフードサービス提供事業においては、現場でエビデンスを取り、利用者のヒアリングを行いながら、他の施設でも均一したサービスが提供できるような食品、サービスの展開を構築していきたいです。

–長期的な目標を教えてください。

川村氏:これからの時代、店舗経営だけではなかなか難しいので、オンラインを活用しながら一人ひとりに合ったサービスを提供していくことが課題になると考えています。

一人一人にあわせた栄養素を補うプロデュース事業や想いの詰まった商品をたくさんの方々の手元に届けるれるように売り手、買い手を繋ぐ事業の展開を準備しております。


–社会的にはどういった影響を与えていける企業になりたいとお考えですか。

川村氏:食育に関しては管理栄養士協力のもと、セミナーや試食会を通じて地域の方々に食の大切さをお伝えしていける企業になりたいです。
例えば保育園の食事に関わらせていただいておりますと、アレルギーのお子さんが今とても多いんですね。

もちろんアレルギー体質に配慮することが大事ですが、小さい頃からいろいろなものを食べて「食事から体を作る」環境を作ってあげられるような「食育」に力を入れていきたいと思います。

販売コンサル業に関しましては、思いを詰め込んだ商品(想い)も出口がなくては日の目に当たることもございません。
作り手に居たときに痛感し、苦労致しました。

想いに対して想いの伝わる販売ルート、販売先を選定し一緒に商品を育てて行けるお手伝いができれば
またひとつ社会を少しでも豊かにできるかと思います。

食や営業だけではなく、
どんな悩みも弊社のスキルや繋がりで解決していけるような企業になりたいと考えております。

–ありがとうございます。では最後に、メッセージをお願いします。

川村氏:弊社は北海道の食材はもちろん、
商品販売に関していろいろなチャンネルがございます。
一緒に商品を育てるお時間を戴けると嬉しいです。
ぜひいろんな方とお話ができれば幸いです。

執筆=山田
校正=米山
来歴

幼少時代
冬はマイナス30度、夏はプラス30度の地域で
すくすくと育ちます。

大学生時代
就職活動でインターンをというより、
色々なアルバイトをやってみてその業界のことを知ることを出来るのではと思い立つ。
花業界、スポーツ業界、アパレル業、サービス業、飲食業、土木業など他にも様々なお仕事を経験させていただきました。

大学卒業
卒業と共にベンチャー企業創業メンバーとして
競走馬サプリメントを作る企業で営業統括として従事。
人用サプリメントでは全国、輸出販売まで拡販し、
国内ドラッグストアやスーパーなど一般市場には
全国展開約9000店舗に自社商品、プロデュース商品を販売。

また商品のプロモーション企画や販促活動もPR手法を上場企業様とタイアップし、商品の売りだし方や商流の選定を身につけました。

ベンチャー企業ならではかもしれませんが、
自ら行動しなくては何も進まないので、
自ら調べて自ら勉強して全てが手探りで何でもやりました。笑

その経験から4年後に独立。

商品販売のコンサルティング
飲食M&A
介護施設、保育園フードーサービス事業
を経て
現在は海外人材に携わる協同組合にも
参加しております。

株式会社POSSOの住所や電話番号、採用・求人等が載っているホームページはこちらから↓



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