株式会社Uca
片山結花
POSTED | 2015.07.31 Fri |
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TAGS | 従業員数:6~10人 業種:卸売業・小売業 創立:15年以上 決裁者の年齢:その他 商材:BtoB |
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世界中の人たちを花で笑顔に!
フラワーコーディネートで華やかな人生をTopics
株式会社Uca 社長 片山 結花氏のONLY STORY
人生に彩りを添える
花は見ているだけで人の心を穏やかにするもの。人生の節目や
で花を贈られ、気分が明るくなったり優しい気持ちになった経験が
ある人は多いはず。
株式会社Ucaは、花を通じてたくさんの人に笑顔になってほしい
という思いで、片山結花社長が立ち上げたフラワーコーディネートの
専門企業だ。
「会社は今年で8期目を迎えました。事業は大きく分けて
ふたつあります。ひとつはフラワーギフトの製造・販売。
花びらにメッセージを印刷できる商品を扱うECサイト
『パティスリーフラワー』を運営しています。
もうひとつは企業向けの贈呈用の商品の販売やイベント装飾や
OEMノベルティ商品をご提案する事業です。あとはフラワー
スクール事業やウェディング装飾なども手掛けています。」
フラワーギフトで人気なのが、花びらにメッセージを印刷できる
『メッセージローズ』だ。当初は女性向けの商品を販売していたが、
現在は購入者の約8割が男性だという。
「男性から女性へのプレゼント用にご購入いただくお客様が
多いようです。印刷するメッセージも『愛してる』『結婚しよう』
など愛の言葉が多いので、制作側も幸せな気分になりますよ。」
花の魅力を伝えたい
幼いころから『お花屋さんになりたい』という夢を抱いていた
片山社長。花に興味を持ったきっかけは何だったのか。
「幼少の頃は体が弱く、入退院を繰り返していました。その時に
両親や学校の先生がよく病室にお花を持ってきてくれました。
体は辛いけど、お花を見ると心が癒されたり、やさしい気持ちに
なれました。この気持ちをたくさんの人々に伝えたいと思い、
この頃から『将来はお花屋さんになるんだ』と決めていました。」
大学卒業後は一般企業で受付業務をしていたが、夢の実現に向けた
準備は着々と進めていた。働きながら専門学校に通い、日本フラワー
デザイナー協会の講師免許を取得。その後上京してウエディング
プロデュース会社に就職し、念願の花を扱う仕事に就いた。
「設立間もない会社だったので、入社1年目からいろいろな仕事を
任せてもらいました。花の仕入れやアレンジの作成、新郎新婦との
打ち合わせなど、始発で会社に来て終電で帰るような日が何日も
続いたこともあります。
失敗もたくさんしましたが、自分が頑張った分だけお客様に
喜んでもらえるんだという気持ちがモチベーションになりました。」
諦めなければ夢は叶う
独立のきっかけはオーディションだった。2006年、夢を持って
頑張る女性を応援するFENDI「シンデレラオーディション」で
1000人以上の応募の中からシンデレラガールに選ばれた。
「それまでは与えられた仕事をこなすだけで精一杯でしたが、
受賞後は私個人宛の仕事が一気に増えて『誰かに必要とされて
いるんだ』と実感することができました。
結婚式以外のお仕事も増えてきたので、独立して株式会社Ucaを
設立することになりました。」
独立後も忙しい日々は続いているが、片山社長には夢の続きがある。
「現在はECサイトでのお花の販売が順調に伸びていますが、
今後はもう少し事業の幅を広げていきたいと思います。
例えばプロポーズを考えている男性にはフラワーギフトだけでなく、
おすすめのレストランやアイテムを紹介するようなご提案も
していきたいですね。将来的にはケーキや雑貨など他社商品との
コラボレーションもしたいと考えています。」
インタビューの最後に、若者へのメッセージを聞いた。
「やりたいことがあるのであれば、それに向かって努力すること。
ネガティブに考えていては前には進めません。夢や目標は諦めなければ
必ず叶うので、すべては自分次第だと思います。」
編集後記
『人生の大切な瞬間に添えるものを扱う』気持ちから
生まれた贈り物に溢れる店内は、一歩入るだけで幸せな
気持ちになりました。
片山社長は優しいお人柄が溢れ、綺麗で、
話すだけで人を幸せにする花のような人でした。
考えや想いも素敵な片山社長にお会いして、これからの
自分が人として、女性として‘‘こう在りたい‘‘という
目標になりました。
株式会社Uca
http://www.uca-design.com/