株式会社Whole Persons

萩原 宏尭

職業紹介業を入り口に企業の様々な困りごとを解決

お父さんが当たり前に、子供の送り迎えができる会社に
SHARE ON
今回のインタビューは、職業紹介事業を行う株式会社Whole Personsの萩原氏にお話を伺います。多くの企業が抱える人材の悩み、それをワンストップで解決するという同社のサービスや萩原氏が保険業界から人材業界へ働く場所を変えられた理由について、お話いただきます。

株式会社Whole Persons 代表取締役 萩原 宏尭氏のONLY STORY


【経歴】

1985年静岡県生まれ。中央大学法学部卒業。陸上競技で挫折をし、大学時代はアルバイトに明け暮れ、毎日スーツを着る生活を送っていた。新卒で凸版印刷株式会社に入社の後、大手外資系保険会社に転職。保険会社在籍時には、年間の社内コンテストへの入賞や、生命保険と金融サービスに携わる世界の営業マンの上位約6%で構成をされるMDRTへの入会を果たす。
「人の役に立つ」「結果が出るまで最後までやり抜く」をモットーに自身の事業だけでなくお客様の事業の拡大の為、人材紹介業、飲食業、M&A事業などの顧問、相談役を経験し営業指導、人材育成をおこなった。全ての人にチャンスを、営業マンが輝くことの出来る会社をテーマに株式会社Whole Personsを設立した。趣味はサウナとマラソン。            

人材という入り口から様々な困りごとを解決

–まずは株式会社Whole Personsが手がけている事業について、お聞かせください。
荻原氏:弊社は企業が抱える従業員に関する悩みを丸ごと解決することを目的に、メイン事業として有料職業紹介業、つまり人と企業のマッチングを行なっています。

そして、社員の定着を実現するために、採用活動に対するコンサルティング、企業のブランディング、福利厚生メニューの提案までワンストップで行なっています。
–多くの同業他社がある中で、御社の強みはどこにあるとお考えですか。
荻原氏:やはり求職者の登録数が多いところです。一般的に人材業界は転職を希望している方だけにしかアプローチをしていないんですね。一方で私たちは、多くの人とお会いする中で“現在”は転職を希望していない層にまでアプローチをかけることができる。

現在転職を希望していない方でも、仕事に少なからず不満を抱えていたり、もっと別のことをやってみたいと考えている方は多いんですね。そこにある想いを見逃さずアプローチをかけていくことで、他社と比較した際にも圧倒的な求職者登録数を誇っているのです。

–実際に登録されている求職者の方は、どういった方が多いのでしょうか。

荻原氏:弊社に登録していただいている求職者の方は、人を通じて紹介していただいた方ばかりなので、みなさん人から信用されている人、信頼されている人です。

と言うのも、例えばA君をBさんに紹介しようと考えた時、A君に何かしらの不安がある場合は、Bさんに紹介しようとは思えなくなりますよね。ビジネスでも同じことが言えるんです。

そのため、弊社に登録されている求職者のみなさんは、誰かにとって自信を持って紹介できると思われた人材であり、それを理解しているからこそ、私たちも自信をもって企業に人材を紹介できる。弊社は求職者のスキルよりも人間性を重要視しているんです。

–「求職者の人間性を重視している」とのことでしたが、そのほかに荻原様が事業運営にあたって、大事にされている考えはありますか。
荻原氏:お会いした方にもよくお話しするのですが、「転職はあくまでも人生を豊かにする方法の一つに過ぎない」ということです。その上で、私たちは全ての人の挑戦を応援したいと思い、この事業に取り組んでいます。

そして、もうひとつ、お客様に信頼していただける対応をすることです。対応と言っても、様々な要素が関わってくると思うのですが、それでも、どんな時でも、共通して重要だと考えているのがスピードです。

お客様はお困りごとや心配事があるから私たちの元に連絡をくださいます。困っている時はすぐに解決したい、安心したいですよね。そうやって、お客様がすぐに相談できる体制を整えるようにしていますし、そこが信頼に繋がっていると考えています。

もっと人から「ありがとう」と言われる仕事へ


–起業を決意したきっかけについて教えてください。
荻原氏:以前は保険会社に勤めていたのですが、保険の仕事は人が亡くなったり入院したりした際にお金を出し初めて成り立つので「ありがとう」と言われる機会が少ないビジネスなんですね。

長年続ければその意義を味わうこともできますし、様々な人との関わりを持てるとても良い仕事ではあったんですが、感謝していただけるタイミングが非常に少ないビジネスなので、どこか寂しさを感じていました。

そうやって、もっと人の役に立てる仕事をしたいと思っていた時に、職業紹介業を営んでいる会社で営業コンサルティングを行う機会があったんです。

クライアントと求職者のいいマッチングができると、両者に喜んでいただき感謝してもらえる。この仕事が素晴らしい仕事だと気が付くことに、そう時間は掛かりませんでした。
ですがコンサルティングをしていた会社が、他の事業で負債を作って倒産してしまったんですね。その時に自分が教えていた人がたっった一人になってしまった。ならば事業を近くで見ていた私が助けなければと、自分がもっと人の役に立つにはこの道だと思い、起業を決意しました。

働きやすい会社を実現していきたい

–向こう数年での短期的な目標について教えて下さい。
荻原氏:来年で2期目を迎えるのですが、それまでに5億円の売上を目指しています。そしてその次の目標として、5期目で30億の企業を作ろうと思っています。

そこを目指すに当たって職業紹介だけをしていくつもりはありません。職業紹介は特に品質を落としたく無いと考えているので、私が目の届く規模を維持しながら、他の事業を拡大させていきたいです。
–長期的な目標はどのようなものですか。
荻原氏:福利厚生事業に力を入れていきたいです。福利厚生は2つのメリットが生まれると考えているんですね。1つは働きやすい環境作りという面での人材の定着、もう1つは地域の雇用数増加です。

雇用の増加に関して言いますと、例えば家事代行を福利厚生として導入している場合は、その地域の仕事を求めている方に家事代行に来ていただければ雇用に繋がります。そして、全く知らないおばあちゃんより、近所のおばあちゃんに来ていただいた方が安心感もある。

そこに付随して、シニア層の雇用も解決していく問題だと考えているので、今後も企業と人の役に立ち続けることを大事にし、取り組みを進めていきたいです。
–社会にとってどういう会社になっていきたいですか。
荻原氏:働きやすい会社を実現したいと思っています。それは弊社が提供する福利厚生サービスもそうですが、社内環境としても将来的には託児所を作っていきたいと考えています。

私は毎日子供を保育園に送り迎えしているのですが、子どもの送り迎えにくるお父さんはまだ10人に1人か2人ぐらいしかいないんです。なのでお父さんが子どもを連れて会社に来ることが当たり前の世の中にしたいですね。
執筆=スケルトンワークス
校正=笠原

株式会社Whole Personsの住所や電話番号、採用・求人等が載っているホームページはこちらから↓

SHARE ON

この決裁者とコンタクト

メッセージを送るためには決裁者ログインが必要です。
まだ登録のお済みでない方は、掲載依頼の上ご登録を宜しくお願い申し上げます。
×このウィンドウを閉じる