株式会社インター・ビュー

山口 芳明

国内外の有力ファッションブランドに販売スタッフ派遣

動画や教育で「ファッション業界を元気に」
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今回のインタビューは、ファッション業界における人材サービスを展開する株式会社インター・ビューの山口氏にお話を伺います。人材難のファッション業界の現状と打開策、今後の展望などについて語っていただきました。

株式会社インター・ビュー 代表取締役 山口芳明氏のONLY STORY

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【経歴】

1976年、京都府京都市出身。創価大学文学部社会学科卒。仕事に苦労し、勤める会社の業務縮小や倒産を経験。自身の経験のなか、仕事に悩む方や自身の可能性を見いだせず悩んでいる方のお手伝いがしたいと人材会社に転職。大手人材会社マンパワージャパン、パソナグループにおいて、数多くの経験を積む。

その後、ファッション業界に特化した人材会社の関西拠点立ち上げに従事。 0 から 1 を創る難しさを経験。よりアクティブに、より多くの方々の声に寄り添い、1人ひとりが輝いていける道を共に切り開いていきたいと株式会社インター・ビュー(http://job.interbeau.co.jp)を設立。同社代表取締役に就任


派遣のほか、採用・雇用調整でも企業を支援


––株式会社インター・ビューの業務内容からお尋ねします。

山口氏:弊社はファッション業界やサービス業界を元気にするための人材派遣・人材紹介を軸に、採用や雇用調整の支援などを展開しています。

ファッション業界における派遣においては、シャネルやアルマーニ、ヴィトンをはじめ、ほとんどの外資系ハイブランドと国内の有力ブランドを中心に、百貨店での販売スタッフなどを多く派遣しています。

––「業界を元気にする」とはどういうことでしょうか。

山口氏:ファッション及びサービス業界は現在、スタッフへの教育や魅力のある先輩の存在がなかなか足りていない状況もあり、人材難が課題になっています。

弊社はその状況を少しでも解消し、業界の魅力を伝えていくために、販売ノウハウやスキルアップの動画を配信しており、最近では関西のファッション系の専門学校生の就職相談も手掛けています。

––ファッション業界どころか、コロナ禍で日本中元気がありません。

山口氏:そうですね。弊社にはインバウンド対応のために多数の中国人販売スタッフが関東や関西に在籍しています。今は海外からのお客様がほとんどいない状況ですが、コロナが収束して客足が元に戻った時に一気にシェアを拡大できるよう、スタッフの教育や確保に努めています。

たとえば中国人スタッフに対しては、eラーニングや講師による日本語レッスンを受講させています。経費ばかりかさみますが、この教育が実を結んで就業意欲につながれば、コロナ明けにはより実力を備えたスタッフ揃いになることでしょう。

––採用支援について教えてください。

山口氏:企業のHPには採用情報が載っていますが、古い情報が載ったまま、定期的なメンテナンスまで手が回っていない企業も多くありますよね。

弊社が扱っている求人サイト立ち上げシステムは、求人サイト「Indeed」や「for Jobs」と連携しているので、システム登録後即座の求人情報掲載が可能です。また掲載だけではなく、効果のある求人原稿の書き方や運用、面接のノウハウなども教えています。

––では、雇用調整の支援とは何でしょうか。

山口氏:採用支援とは逆で、企業が人員の削減や調整を余儀なくされた場合に、ロープレを含めて告知や面談の仕方などを教えています。労働者保護の観点から日本の法律では解雇が容易ではないため、トラブルや賠償に発展しないよう支援しています。

––御社の強みはどこにありますか。

山口氏:弊社を立ち上げた頃はファッション業界に特化した派遣会社は国内に3〜4社ほどしかなかったので、長年しっかりと運営して来た歴史と信用という点には胸を張れますね。

また、弊社は派遣先で働くスタッフに会いに月に一度は必ず店舗へ行ったり、LINEでコミュニケーションを取るなど、フォローに日々努めています。

文化の違いに悩む中国人の女性営業スタッフへの気配りも徹底しています。こうしたフォローを見たブランドから「弊社との契約に変更したい」と申し出ていただく機会も多くなっており、人材難の中でもこうした機会を作れることは弊社の強みと言えますね。

眼の難病が判明し、独立を余儀なくされる


––起業に至る経緯について教えてください。

山口氏:私はもともと起業なんて考えていませんでしたが、前職のファッション人材会社在籍中の健康診断で網膜色素変性症という難病の発症が判明し、身体障害者手帳の交付を受けたのが起業に至るきっかけでした。

当時の社長とは考え方の相違で日頃から対立することも多かったせいもあって、私は見切りをつけられて次々に業務から外されてしまいました。社内の居場所を奪われて、辞めざるを得なかったんです。

––ひどい話だと思いますが、その状況での独立に不安はありませんでしたか。

山口氏:私はその会社の西日本の売上を3年間でゼロから1億円超の規模にできたという経験があったので、きちんとした仕事と実績を積めば企業は付き合ってくれるだろうという自信を持っていたんです。

その前に勤めていた大手人材会社のパソナグループから転職したときも、それまでに開拓してきたブランドが全て自分と一緒に移ってくれたことを思い出し、これが起業決断の強い後押しになりました。

ファッション業界の魅力を動画で発信


––当面の目標をお聞かせください。

山口氏:昨年12月からYouTubeでの動画配信を始めています。ファッション業界の魅力を広く世間に伝えると同時に、販売スタッフがスキルアップしていくための情報を発信し、動画に出演する講師も育つ機会にしていきたいと考えています。

この取り組みを通じて現場のスタッフを応援するチーム体制ができれば、もっと面白い魅力を発信できる会社になると思います。まずは業界を元気にしていくカリスマ講師を弊社から生み、YouTubeのチャンネル登録者数が1万人を超えることが目標ですね。

––長期的にはいかがでしょうか。

山口氏:自社で海外からブランドを取り寄せるセレクトショップを設立し、直接エンドユーザーと接点を持ちたいですね。ECサイトの一歩先を行くような形で、お客様とオンラインでやり取りをしながら商品を購入していただくことを想定しています。

また、ファッション業界の会社である以上、女性スタッフの生活やライフプランに最大限の配慮が必要なことは言うまでもありません。

もっと仕事の幅を広げることも大事ですが、土日祝も休めない上にシフト制の職場で出会いの場も限られている現場スタッフのために、結婚相談所のような事業も展開していけたらと考えています。

––最後に、読者へのメッセージをお願いします。

山口氏:今はファッションが事業の軸ではありますが、弊社は販売だけでなく接客やサービスにおいても強みを持っています。今後インバウンドの需要が戻ってくる時に向けてインバウンド対応の体制を整えたい企業様は、ぜひお声がけください。

執筆=増田
校正=米山

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