株式会社エアプレイ
小林 露整
POSTED | 2016.08.22 Mon |
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TAGS | 従業員数:5人以下 業種:人材(採用・派遣) 創立:15年以上 決裁者の年齢:その他 商材:BtoC |
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苦しさを楽しめ。その先に夢がある。
アーティストの苦しみと向き合い続ける音楽プロデューサー。Topics
株式会社エアプレイ 社長 小林 露整氏のONLY STORY
ビートルズの名曲から始まった音楽人生。
『A Hard Day’s Night』。ビートルズの名曲です。
この曲を初めて聞いた時、私は衝撃を受けました。とにかく格好良い。なんて音楽なんだろうと。
全世界の若者が彼らのロックに熱狂したように、私も全ての楽曲を集めて、毎日聞いていましたね。
高校時代には、自分で楽器を購入し、バンド活動を始めました。
一度ステージに立った事がある人は分かると思うんですが、ステージって、言葉に言い表せないくらいの快感があるんですよね。
大学に入ってからも、本気でメジャーデビューを目指し、勉強そっちのけでバンド活動に明け暮れました。
そんな中で出会った、コンサート企画会社の方から「スタッフをしないか」と声をかけられたんです。
裏方仕事への興味は、正直なかったのですが、年齢も25歳を超え、バンドメンバーの入れ替わりなどがあって、音楽との携わり方を色々模索していた時期でもあったので、演者としてではなく、人の音楽を支える立場も面白いんじゃないかと感じました。
初めて人をプロデュースしてみて分かったのは、ステージに立つのとはまた違った面白さがあるということでした。
アーティストたちは、手をかければかける程すくすくと育っていく。
劇的な変化を目の当たりにしたことで、「この道こそ我が道」と思うようになりましたね。
それからは何組ものアーティストを育成し、その経験を元に、●年に株式会社エアプレイを設立しました。
コンサートの制作・企画、アーティストのマネジメントやプロデュース、映像制作、アイドルの育成・管理などを手がけながら、今日に至ります。
音楽スキルよりも、人間性で勝ち残れ。
売れるアーティストとそうでない人の違いって何だと思いますか。
曲の善し悪し。もちろんそれもありますが、実は、人間性こそが一番大きな差を生み出すんです。
たとえば、路上ライブを聴いてくれたお客様に声をかけられて、対応が横柄だったり、言葉遣いが悪かったりしたら、どんなに音楽が良くても幻滅してしまう。
それは、アーティストを支えるスタッフたちにとっても同じです。
音楽業界を生き抜いているアーティストたちには、周囲の人々を惹き付ける人間的な魅力が備わっている。
だからこそ、たくさんのスタッフやファンが背中を押してくれるのです。
「この人の雰囲気いいな」「応援したいな」と感じさせられるかどうかは、音楽スキルよりも大事な才能であり、自分で磨く事ができる力ですから。
だから私たちは、社会常識、人としてのマナー、言葉遣い、態度と言った、人間性のプロデュースから始めるのです。
うちは、社員5名、アーティスト3名の小さな音楽事務所ですが、少人数体制だからこそできる小回りの良さがありますし、一人ひとりをとことん磨けるところが、他にはない強みであると思いますね。
また、小規模ならではのメリットとして、メジャーレーベルではできない企画などを手がけられることもあります。
たとえば、アキバ系の番組企画など、サブカルチャーに特化したようなものですね。
この部門においては、8年程前から多くのファンを獲得し、メジャーフィールドに立てるようになってきました。
所属アーティストが活躍することはもちろん嬉しいのですが、一番やりがいを感じるのは、ライブを見たお客様が喜んで帰られる姿を見た時ですね。
エンターテイメントは、人生において必要不可欠なものではありません。
でも、所属アーティストたちの音楽や、私たちが手がけたイベントなどが、多くの方に癒しを与え、明日の仕事の力となれたならこんな嬉しい事はないですし、それが、40年間エンターテイメントの世界に居続けてきた理由ですね。
「人として強く生きろ。そして、ごまかすな」
音楽業界は、本当に厳しい業界です。
いつ売れるかわからない。もしかしたら売れないかも知れない。
強くなくては夢を追えませんし、生き残る事もできません。
そんな中で、壮絶な努力を繰り広げ続けるのは、本当に苦しいと思います。
苦しいと、ごまかしたくなりますよね。ちょっとズルもしたくなる。
でも、自分の行動は、いずれ必ず自分に返ってきます。
精一杯正直に生きていれば、必ずみんなに認めてもらえます。
逆にズルをすると、どんなに小さなズルだったとしても、必ず自分の価値を下げます。だから、自分をごまかさず、正直に、一生懸命に、夢を追って欲しいのです。
ピンチの後にはチャンスがある。苦しみの後には必ず喜びがある。
そう信じて、たくさんの苦しい時間を楽しんでください。
苦しさを楽しめる人が一番強い人ですから、この世界で40年以上生き抜いて来た者として、音楽に限らず、全ての業界を目指す卵たちに捧げたいですね。
いつ売れるかわからない。もしかしたら売れないかも知れない。
強くなくては夢を追えませんし、生き残る事もできません。
そんな中で、壮絶な努力を繰り広げ続けるのは、本当に苦しいと思います。
苦しいと、ごまかしたくなりますよね。ちょっとズルもしたくなる。
でも、自分の行動は、いずれ必ず自分に返ってきます。
精一杯正直に生きていれば、必ずみんなに認めてもらえます。
逆にズルをすると、どんなに小さなズルだったとしても、必ず自分の価値を下げます。だから、自分をごまかさず、正直に、一生懸命に、夢を追って欲しいのです。
ピンチの後にはチャンスがある。苦しみの後には必ず喜びがある。
そう信じて、たくさんの苦しい時間を楽しんでください。
苦しさを楽しめる人が一番強い人ですから、この世界で40年以上生き抜いて来た者として、音楽に限らず、全ての業界を目指す卵たちに捧げたいですね。