さまざまな業種の人と交流ができる異業種交流会。普段触れることのない、真新しい情報や意見に触れることができるので、多くの判断基準を持っておく必要がある経営者こそ、利用するべきと言えるでしょう。
そこで今回は、経営者が参加する異業種交流会の探し方について紹介します。参加する交流会を有意義なものにするコツや、注意点なども解説。異業種交流会の活用方法を一緒に勉強していきましょう。
さまざまな業種の人と交流ができる異業種交流会。普段触れることのない、真新しい情報や意見に触れることができるので、多くの判断基準を持っておく必要がある経営者こそ、利用するべきと言えるでしょう。
そこで今回は、経営者が参加する異業種交流会の探し方について紹介します。参加する交流会を有意義なものにするコツや、注意点なども解説。異業種交流会の活用方法を一緒に勉強していきましょう。
異業種交流会とは、さまざまな業種に勤めている人たちが参加する交流会のことを指します。同業者同士での交流会でも有益な情報を得ることは可能ですが、時にライバルとなる同業者には情報を隠すことも多くあります。
一方、異業種となると、純粋に情報交換や人脈を作ろうとする人々が集まるので、有益な情報を得やすいのが特徴です。いつも触れている業界から一歩踏み出してみることで、ビジネスのヒントを得たり、意外な販路を見出せたりする点も異業種交流会に参加するメリットと言えるでしょう。
異業種交流会を検討したことがある方であれば、一度は「異業種交流会は意味がない」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。確かに異業種交流会に参加したところで、何の収穫も得られずに終わることも多々あります。むしろ、その日に初めて会って、即商談がまとまる方が珍しいと言えるでしょう。
異業種交流会では名刺交換を行うだけでも大団円。名刺を渡した人がのちに、自社が精通している業種に関して困ったことがあった場合、名刺を見て思い出して連絡してくる、そういった可能性もあるわけです。そのため異業種交流会は「名刺交換を行い、人脈を形成する場」であることを念頭に置いておきましょう。
異業種交流会の探し方には、以下のような方法があります。
テレワークが進む中で、オンライン会議システムを使用した異業種交流会も、盛り上がりを見せています。そうした流れを受けて、開催要項をとりまとめる情報サイトも多く出てきています。また、異業種の方との交流をサポートしてくれる、マッチングサービスを利用するという手もありでしょう。
新型コロナウイルスの流行により、対面でのイベントが軒並み中止となっていますが、多くの企業が異業種交流会の重要性を把握しているため、その需要は高いままです。そのため、異業種交流会の情報を掲載するサイトが増えています。
対面での交流会のほとんどが東京・大阪などの都市部に集中していますが、Zoomで参加できる交流会も数多くあるため、場所を気にせず参加できるでしょう。全国各地の開催状況が掲載されているので、異業種交流会を探す際は、そうしたサイトで情報を探すのも一つの手です。
経営者同士を繋ぐ「チラCEO」などのマッチングサービス利用するのも一つの手です。弊社が提供するチラCEOには、現在までに4,000人以上の決裁者が登録しており、年間12,300件の商談を創出しています。
また商談だけでなく、週3ペースでオンラインマッチングイベントも開催。参加者は決裁者ばかりであるうえに、事前のヒアリングで各企業様の課題やニーズ・ゴールを把握しているカスタマーサクセス担当者が、イベント中もマッチング創出をサポートするため、高い確率でアポイントメントを獲得できます。
イベント以外でも、事業内容に対してニーズが高そうな企業があれば、その企業の決裁者を紹介するサービスも行っています。そのため、やみくもに交流会に参加するよりも「効率的に人脈を作れるうえに、高い確率で商談も創出できる」というお声をいただいております。人脈作りやアポイントメント創出にお困りの方は、一度、下記より詳細をご確認ください。
異業種交流会で収穫を得たい場合、以下のポイントを意識すると良いでしょう。
異業種交流会は、行き当たりばったりで参加しても思うような収穫は得られません。そのため、事前に参加の目的を決めておく必要があります。目的が「ビジネスチャンスの創出」である場合は、誰でも参加できる安い交流会への参加はおすすめできません。スピーディーにことを進めたいのであれば、決済権を持つ経営者に行き当たる必要があるため、ある程度参加費がかかる異業種交流会に参加すると良いでしょう。
イベントを選ぶ際には、目的を明確にしておく必要があります。目的なく参加した異業種交流会では、収穫は得にくいものです。また無料の異業種交流会であれば良いですが、参加費が発生する場合は、時間もお金も無駄にすることになります。
例えば、異業種交流会にあまり参加したことがない段階であれば「交流会とはどういうものか」を知りたいという目的を基に、手当たり次第交流会に参加してみるのもありでしょう。「若手経営者と繋がりたい」「見込み客を見つけたい」という場合は、参加者層のリサーチやイベントプログラムもチェックしておいた方が良いでしょう。
特に無料やワンコインで参加できる交流会は、参加のハードルが低いため、ビジネスに対する本気度が低い人も多く参加しています。そのため、ビジネス目的で人脈を広げようとしている人が参加した場合「収穫がなかった」となるでしょう。一概には言えませんが、会費5,000円以上になると、経営者や決裁者が参加している率が多い傾向にあります。以上のことから、会費が5,000円以下の交流会は避けた方が無難でしょう。
交流会に参加する目的にもよりますが、ビジネスチャンスを広げたいと考えている人は、経営者が多く参加する交流会に参加すると良いでしょう。なぜならプロジェクトや製品導入の決裁権を持っているのは、同じく経営者だからです。いち社員との繋がりも時には大切ですが、ビジネスの話になった際に決裁権を持たない社員は後日、上役に相談することになります。その上役がさらに上役に相談して・・・といったことになるので、スピード感が薄れてしまうでしょう。
一方で同じ経営者が相手であれば、先のような経緯を辿る必要はありません。むしろ気に入ってもらえれば、その場で商談がまとまることもあるでしょう。
異業種交流会に参加する際は、下記のことに気を付けておきましょう。
人脈を広げ、ビジネスチャンス掴むためには、見せ方が大切です。仕事ができない人と思われないためにも、必要最低限のマナーや発生しうるトラブルは事前に潰しておきましょう。
メラビアンの法則に代表されるように、多くの人は他人を見た目で判断する傾向にあります。そのため、初対面で好印象を持ってもらい話を聞いてもらうためには、身だしなみを整えるのが大切です。
これはオンラインの場でも同じことが言えます。オフラインよりも細部は見えませんが、その分、視線が顔から上半身に集中します。また何かの用事で不意に立ち上がることもあるでしょう。上半身しか写らないからといって、ボトムスは気を抜いたジャージを着用していると、一気に信頼を落としてしまいます。そのため念には念を置いて、オンラインの場でも全身身だしなみを整えるようにしておきましょう。
対面での交流会の場合、はじめましての挨拶時には必ずといっても良いほど名刺交換が行われます。いざ交換する際に名刺がないとなると「細部にこだわれない人」というマイナスイメージを持たれかねません。参加人数にもよりますが、50~100枚程度用意しておくと安心でしょう。
身だしなみと同じく、使用している名刺入れでも相手に与える印象を左右する場合があります。例えば、アルミやプラスチックなどの安価な名刺入れを使っている場合「儲かっていない」ように見られてしまいます。そうした細かいところからもビジネスチャンスが奪われる可能性があるので、特に注目を集めやすい名刺入れは、質の良いものを持参するようにしましょう。
オンラインで交流会に参加する場合は、その背景にも注意を払いましょう。自社企業のロゴや事業内容が入った背景を使用すれば、そうした情報を話す必要もなくなります。また人によっては、興味を持って話しを振ってくれるでしょう。参加する場所にもよりますが、自宅の部屋が見えるなど生活感がのぞき見られる場所の場合は、そちらに興味を持たれてしまう可能性があるので、バーチャル背景を使用することをおすすめします。
自分の利益を追求するために人脈を作ろうと必死な人は、あまり魅力的に見えません。逆にその気持ちが空回りして、参加者から引かれてしまいます。
交流会でガツガツしないためには、自身を売り込むのではなく相手に興味を持つことが大切です。心理学的にも「人は自分に興味を持ってくれる人に興味を持ちやすい」ことが証明されています。特に、相手の才能や長所に興味が持てる人は、周囲からの好感を得やすい傾向にあるので、そういった心理作用を利用すると、交流会でも良い収穫を得やすいでしょう。
経営者が参加する異業種交流会を探すには、情報収集サイトの利用もおすすめですが、よりムダなく経営者と交流を図りたい場合は、弊社のマッチングサービス「チラCEO」も有用です。完全審査制であるため、高品質な商談を創出できます。
商談まで望んでいない方でも、優良企業の経営者様や役員様と繋がるツールとしてご利用可能。異業種交流会に参加するよりも、多くの情報を得られるうえに、意外なことからビジネスに発展する可能性も秘めています。経営者同士の出会いの場として登録してみてはいかがでしょうか。