最終更新日: 2023.09.14

BtoBのビジネスマッチングツールは、企業同士が効率よくマッチングできる、便利なツールです。取引先の拡大や協業相手探し、情報交換など、さまざまな用途に活用できます。

BtoBのビジネスマッチングツールには多くの種類があるため、自社に合ったツールを選ぶのは難しいでしょう。この記事では、おすすめのビジネスマッチングツール20選や、ツールの選び方を解説します。マッチングツールを初めて使う方は必見です。

BtoBのビジネスマッチングツールとは

BtoBのビジネスマッチングツールとは、仕事を発注したい企業と受注したい企業、製品やサービスを購入したい企業と販売したい企業など、企業同士がマッチングできるツールです。

ビジネスマッチングツールには、主にWebのプラットフォーム上でマッチングできるビジネスマッチングサイトと、アプリで気軽にマッチングできるビジネスマッチングアプリがあります。

そのほか、異業種交流会や経営者交流会といったイベントも、ビジネスマッチングの手段です。

BtoBビジネスマッチングツールの活用方法

BtoBのビジネスマッチングツールは、以下のようにさまざまな活用方法がある便利なツールです。

  • 取引先を効率的に探す
  • 商品やサービスの相見積もりをとって比較する
  • 協業相手(ビジネスパートナー)を探す
  • ビジネスの情報交換に利用する

ここでは、それぞれの活用方法について解説します。

取引先を効率的に探す

ビジネスマッチングツールを利用することで、取引先を効率的に探せます。自社の商品やサービスに興味がある企業とマッチングできれば、ツール上でアポイントを取得し、商談につなげられます。

特に、決裁者とマッチングできるサービスを利用すれば、スムーズに受注につなげられるでしょう。担当者を介さず、直接決裁者との商談につなげられるためです。

一般的な営業活動では、電話やメールなどで担当者とアポを取得し、決裁者の承認を得て受注につながります。テレアポやメール営業などで、決裁者と直接アポを取得するのは難しいケースがほとんどです。

商品やサービスの相見積もりをとって比較する

商品やサービスを購入したい際も、ビジネスマッチングツールを活用できます。ビジネスマッチングツールには、サービスの内容や料金相場などの比較一覧表をもとに、サービスを比較検討できるものもあります。条件にマッチする商品やサービスを検索し、興味のあるものについては、一気に見積もりを依頼できるのが特長です。

個別に見積もりをとる必要がないため、予算や目的に合う商品やサービスを効率的に探せます。

協業相手(ビジネスパートナー)を探す

ビジネスマッチングツールでは、業界・業種問わずさまざまな企業とマッチングできるため、よいビジネスパートナー探しにも役立ちます。自社にない技術やノウハウ、ブランド力を持った企業とマッチングし、協業できれば、ビジネスをさらに拡大できるでしょう。

ビジネスの情報交換に利用する

取引先や協業相手を探すだけでなく、情報交換にも利用できます。さまざまな領域で活躍する企業・経営者との交流を通じて、ビジネスに有益な情報を入手できます。高い実績を持つ経営者から、アドバイスをもらえることもあります

同業他社の技術やノウハウに関する情報を収集できれば、自社の商品・サービス開発にも活かせるでしょう。

BtoBマッチングサイトおすすめ15選

BtoBのビジネスマッチングサイトには、公的機関が運営するものと、民間企業が運営するものの、大きく2つがあります。民間企業が運営するサイトは、さらに以下の2つに分けられます。

  • 総合型:幅広い業界・業種の企業とマッチングできるサイト
  • 特化型:特定の領域に特化したものや「決裁者限定」のような特色を持ったサイト

ここでは、BtoBのビジネスマッチングに使えるおすすめのマッチングサイトを15個紹介します。

<公的機関が運営するサイト>

  • ザ・ビジネスモール
  • ビジネスチャンス・ナビ
  • J-GoodTech
  • インターネットビジネスマッチング
  • JETRO e-Venue

<民間企業が運営する総合型サイト>

  • Biz-Create
  • 比較ビズ
  • AUBA
  • アイミツ

<民間企業が運営する特化型サイト>

  • 発注ナビ
  • Linkers
  • Web幹事
  • Boxil SaaS
  • 請負市場
  • チラCEO

1.ザ・ビジネスモール|公的機関

ザ・ビジネスモールは、商工会議所・商工会が運営する、会員企業向けマッチングサイトです。商工会議所・商工会の会員であれば、登録・利用・マッチング成約まですべて無料で利用できます。

日本全国の530団体以上の商工会議所・商工会が共同で運営しており、地域を超えて幅広い企業とマッチングできるのが特長です。ビジネスパートナー探しや仕入先探し、販路拡大など、さまざまな用途に活用できます。

業種やキーワードなどで候補を絞り、取引先を簡単に探せる「取引先らくらく検索」も無料で利用できるため、ビジネスを拡大したい方に非常におすすめです。

ザ・ビジネスモール

2.ビジネスチャンス・ナビ|公的機関

ビジネスチャンス・ナビは、官民の入札・調達情報を一元的に集約したマッチングサイトです。さまざまな案件に、オークション形式で応募できます。

東京オリンピック・パラリンピックの開催をきっかけに設けられたサイトで、東京都や東京商工会議所などが運営しています。2023年05月18日時点で、44,116件の企業が登録しており、募集中の入札・発注案件数はトータルで800件以上にのぼるなど、活発に利用されているサイトです。

ユーザー登録後、事務局の審査を経て利用できます。発注側にとっては、 発注先を効率的に探せたり、マッチングのノウハウをもったコーディネータに商談をサポートしてもらえたりといったメリットがあります。

受注側にとっても使いやすいサイトです。「おすすめ案件通知」機能を利用すれば、新着の入札情報や民間調達案件などをメールで受信でき、最新情報にすぐアクセスできます。自社の製品や技術、実績などを、文章だけでなく、動画や画像でPRできるようにもなっているため、ビジネスパートナーの開拓に活用できるのも魅力です。

ビジネスチャンス・ナビ

3.J-GoodTech–|公的機関

J-GoodTechは、独立行政法人 中小企業基盤整備機構が運営する、中小企業と国内外の企業をマッチングするサイトです。2023年1月時点で、国内中小企業約23,000社、大手企業約800社、海外企業約8,000社が登録しています。

業種問わず、独自の技術を持った企業が多数登録しており、多種多様な選択肢から最適なビジネスパートナーを見つけられるのがポイントです。海外企業ともマッチングできるため、海外に販路を広げたい企業や、海外市場の情報を収集したい企業などにもおすすめです。

中小機構のアドバイザーがサポートしてくれるため、マッチングした企業との商談や情報交換をスムーズに行えます。J-GoodTechのサービスはすべて無料であるため、気軽に利用できるのも特長です。

J-GoodTech

4.インターネットビジネスマッチング|公的機関

インターネットビジネスマッチングは、日本政策金融公庫が運営するマッチングサイトです。2023年5月18日時点で会員数は15,570であり、業種やエリアを問わず、日本全国の多くの企業とマッチングできます。会員は無料で利用可能です。

商品やサービスを売りたい企業は、商品・サービスの特長を登録して買いたい企業にアピールできます。商材を買う企業は、欲しい商品やサービスに関する情報を登録できます。

双方のニーズがマッチした後、詳細画面から問い合わせができ、その後は「お問い合わせページ」で商談につなげられる仕組みです。直接情報交換ができるため、効率よく商談を進められるのが魅力です。

データベースも充実しており、商談に必要な情報だけでなく、各業界のニーズや市場動向など、ビジネスに役立つさまざまな情報収集にも活用できるでしょう。

インターネットビジネスマッチング

5.JETRO e-Venue|公的機関

JETRO e-Venueは、日本貿易振興機構が運営する国際ビジネスマッチングサイトです。世界160カ国以上で、約2万人のユーザーが利用しています。海外への販路拡大や、海外からの調達を希望する企業に適したマッチングサイトです。世界各国の商品やサービスを比較検討し、自社に合ったビジネスパートナーを効率的に探せます。

海外の案件については、ジェトロが翻訳して掲示するため、日本語で閲覧でき安心です。気になる案件があれば、チャット機能を使ってスピーディーに問い合わせられます。

おすすめ案件をメールで知らせてくれる機能もあり、希望の条件にマッチする新規登録案件に簡単にアクセスできます。基本的にすべての機能が無料で利用できるのも魅力です。

JETRO e-Venue

6.Biz-Create|民間企業・総合型

Biz-Createは、NECが三井住友銀行、三十三銀行と共同で運営しているビジネスマッチングサイトです。利用企業は約14,000社、月間商談件数は約1,800件以上と、全国の多くの企業が利用しています。運営元が金融機関であるため、安心して利用できるでしょう。

金融機関と連携しているからこそ、業種やエリア、規模を問わずさまざまな企業の情報が登録されているのが魅力です。各社が優れた技術や製品を有しているため、優れた発注先を選定できます。受注先や業務提携先の開拓にも活用できます。

利用には、提携金融機関(三井住友銀行、三十三銀行)の口座とアカウントが必要です。登録すれば、ニーズや企業探索、商談、取引成約まで、基本的なサービスをすべて無料で利用できます。

Biz-Create

7.比較ビズ|民間企業・総合型

比較ビズは、仕事を依頼したい企業と仕事を受けたい企業・士業などをマッチングする、大規模なマッチングサイトです。これまで10万社以上のマッチングを支援してきた実績を持ち、安心して利用できます。

特に、発注先を効率的に探したい方におすすめです。180業種から仕事を発注でき、気になる業者についてはWEB上で一括見積もりができます。費用だけでなく、得意領域や実績なども簡単に比較できるため、外注先の選定コストを大幅に削減できる、便利なツールです。

利用にあたって費用はかからず、契約義務もないため、納得できる外注先をじっくり選定できるのが特徴です。サポート体制も充実しているため、マッチングサイトの利用が初めての方にもおすすめできます。

比較ビズ

8.AUBA|民間企業・総合型

AUBAは株式会社eiiconが運営するマッチングサイトです。企業だけでなく、地方自治体や大学も登録しているため、事業提携先や、共同研究、資金調達、出資の際のパートナー探しに活用できます。

大手企業からスタートアップまで、累計26,000社以上が登録しており、利用者の8割が決裁者であるのが特徴です。マッチング後は直接コンタクトを取れるため、決裁者とのアポイントをスムーズに設定できるでしょう。実際、月間50件近くの提携報告が寄せられており、業種や規模を問わず、多くの企業がビジネスパートナーを見つけています。

自社PRの掲載からメッセージのやりとりまで、無料で利用できるのもポイントです。

AUBA

9.アイミツ|民間企業・総合型

アイミツは、取引先を効率よく見つけられる、完全無料のBtoB一括見積もりサイトです。101個のカテゴリーの中から、ニーズに合う取引先候補を見つけ、サイト上で一括比較・見積もり依頼ができます。

受発注データは17万件にのぼり、上場企業の40%が利用しているという実績も持つ、信頼できるサイトです。見積書や提案は、最短で翌日までに集まるため、取引先をスピーディーに見つけられます。

受注先を増やしてビジネスを拡大したい企業にもおすすめです。このサイトを通して、月間3,000件の発注が発生しており、専任のコンシェルジュが案件獲得を徹底的にサポートしてくれます。発注が具体化した案件のみを紹介してくれるため、営業活動を効率化できるのもメリットです。

アイミツ

10.発注ナビ|民間企業・特化型

発注ナビは、システム開発やWeb制作案件に特化したビジネスマッチングサイトです。3,500社以上のシステム開発・WEB制作会社が登録されており、多数の選択肢から理想的なパートナーを見つけられます。

ITに対して深い知見を持つスタッフが徹底的にサポートしてくれるため、ITへの知識がなく、発注先の選定に自信がない企業に適しています。スタッフが丁寧にニーズをヒアリングし、ニーズに合った最適な発注先を4〜5つ選定してくれます。最短翌日に企業を紹介してくれるため、スピーディーに発注先を見つけられるのもポイントです。

完全無料・成約手数料なしで利用できます。これまで人材不足でDXを進められなかった企業や、システム開発・WEB制作を外注してコア業務に集中したい企業にもおすすめです。

発注ナビ

11.Linkers Sourcing|民間企業・特化型

Linkers Sourcingは、製造業に特化したビジネスマッチングサービスです。内閣府オープンイノベーション大賞優良事例に選出された実績もあり、優れた技術を持つビジネスパートナーを探したい方に適しています。

Linkersは、全国350以上の産業支援機関と秘密保持契約を締結しており、産業支援機関が候補者を推薦してくれます。幅広い選択肢の中から、最適なパートナーを見つけ出してくれるのが強みです。

パートナー探しの手段は、産業支援機関からの推薦だけではありません。専用システムを活用した候補者からの直接エントリーや、リンカーズが持つデータベースを活かした候補者検索など、複数の探索ルートがあります。自社が求める技術を持った企業と、高確率でマッチングできるでしょう。

Linkers Sourcing

12.Web幹事|民間企業・特化型

Web幹事は、Web制作を依頼したい企業とWeb制作会社をマッチングする、Web制作に特化した比較・見積もりサイトです。Web制作会社が5,000社以上登録されており、発注側は無料で利用できます。

「Web制作を依頼したいが、会社が多すぎてどこに依頼すれば良いかわからない」「依頼費用の相場がわからない」といった悩みを抱えている企業におすすめです。紹介ページには、それぞれの企業のパンフレットや制作実績、料金など、充実した情報がわかりやすくまとまっています。企業のホームページをそれぞれチェックしなくても、Web幹事を見るだけで依頼先を選定できるでしょう。

専門のコンサルタントが要件をヒアリングし、自社のニーズに合った制作会社選びをサポートしてくれます。Web制作依頼がはじめてという場合も、安心して利用できます。

Web幹事

13.Boxil SaaS|民間企業・特化型

Boxil SaaSは、SaaS事業に特化したビジネスマッチングサイトです。2022年3月時点で、会員数は15万人以上、累計800社のサービスを掲載した実績を持ちます。営業・マーケティングや総務・法務、人事・労務、経理・会計など、幅広い領域に対応しています。

サービスの要点がまとまっているため、一覧で比較検討が可能です。気になるサービスについては、ボタンひとつでまとめて資料請求できる手軽さも魅力です。

リード獲得や認知度向上を目指すSaaSサービスの提供側にも、掲載先としておすすめできます。徹底したSEOで、サービス情報を検索サイトの上位に表示でき、多くの企業の目に留まることが期待できます。さらに、リード獲得後のアプローチもサポートしてくれるため、受注につなげられるでしょう。

Boxil SaaS

14.請負市場|民間企業・特化型

請負市場は、建設業に特化したビジネスマッチングサイトです。2023年5月時点で、30,000社以上の企業が登録しており、12,000件以上の案件が掲載されています。

請負市場の大きな特徴は、サイト内で企業評価制度を導入している点です。技術力や対応の丁寧さ、実績などの評価をもとに、依頼先を選定できます。

受注側にとっても、新規の取引先を開拓できるほか、単価の高い仕事を受注しやすい仕組みになっているのもメリットです。発注依頼には希望価格が記載されているため、希望に沿った単価の案件を選べます。

事業者認証制度で、顔の見えない相手と安心して取引できるのも特長です。電話確認と所在地確認が完了した企業については、企業情報に「認証済」と表示されます。トラブルの発生が不安でビジネスマッチングサイトを利用したことがない方でも、安心して利用できるでしょう。

請負市場

15.チラCEO|民間企業・特化型

チラCEOは、決裁者同士をマッチングする経営・営業支援のプラットフォームです。6,000人以上の決裁者が登録されており、決裁者のみアカウントを作成できるため、決裁者と確実にマッチングしたい方に適しています。

興味のある決裁者を見つけたら、直接コンタクトをとってアプローチできます。新規顧客や提携先、代理店の開拓、資金調達や出資先の選定など、さまざまな用途に活用できるでしょう。テレビや雑誌、Webメディアなど、多数のメディアにも掲載されている注目のサービスです。

そのほか、カスタマーサクセスがおすすめの決裁者を紹介してくれるサービスや、ニーズを投稿できるタイムライン機能など、充実した機能を通して決裁者とマッチングできます。経営層限定のオンラインイベントも開催しているため、決裁者とのつながりを強化したい方にもおすすめです。

チラCEO

BtoBマッチングアプリのおすすめ5選

BtoBのビジネスマッチングアプリは、時間や場所を問わず、スマホから気軽にマッチングできる便利なツールです。

ここでは、BtoBマッチングアプリのおすすめを5つ紹介します。

  • ONLY STORY
  • Saleshub
  • CXOバンク
  • COLABO
  • Linker

ONLY STORY

ONLY STORYは、決裁者と直接つながれるビジネスマッチングアプリです。先ほど紹介したチラCEOを、アプリから利用できます。完全審査制の決裁者専用アプリで、利用者の8割が役員以上です。登録料・利用料は無料で、6,000人以上の登録者の中から毎日3人をレコメンドしてくれます。スワイプするだけで「会いたい」と意思表示でき、マッチングすればチャットでメッセージを送れる仕組みです。

独自の審査で、登録者を市場の上位50%に厳選しているため、良質なマッチングを実現しているのも強みです。

メッセージを投稿して決裁者に一気に情報を拡散できる掲示板機能もあり、自社のPRにも役立ちます。少しでもビジネスチャンスを拡大したい企業や、最適なパートナーを見つけたい企業、投資先・出資先を探したい企業など、幅広いニーズに対応した便利なアプリです。

ONLY STORY

Saleshub

Saleshubは、アポイントのセッティングに特化した、顧客紹介マッチングアプリです。一般的なマッチングアプリと違い、ユーザーが知り合いと企業をつなぎ、アポイントをセッティングすることで協力金を得られる仕組みになっています。ユーザーのつながりを活かし、知り合いの企業や成長企業の課題を解決できるのです。

登録企業にとっても、ユーザーの知り合いを紹介してもらえるため、ある程度信頼できる企業であることがわかったうえでマッチングできるのが魅力です。

アプリならではのメリットとして、メッセージやオファーが届いた時や、協力金を受け取った時など、プッシュ通知で重要なお知らせにすぐ気づける点が挙げられます。

Saleshubのアプリは、知り合いを紹介するサポーター専用です。マッチング相手を紹介してもらう企業については、Web版でサービスを利用する必要がある点に注意してください。

Saleshub

CXOバンク

CXOバンクは、審査に通過した経営者・役員のみが利用できる、完全審査制のマッチングアプリです。ホームページの有無や資本金、社員数、業種、役職といった審査項目をクリアした経営者のみが登録されているため、良質なマッチングが期待できます。

使い方はシンプルで、毎日正午にレコメンドされる経営者3名の中から、「興味あり」「興味なし」を選択するだけです。マッチングすれば、チャットで直接コミュニケーションを取れます。

CXOバンクの特徴は、双方が「興味あり」にならなくても、自分に興味を持ってくれた相手にメッセージを送れる点です。そのため、より多くの経営者とつながり、取引先の拡大や資本・業務提携などのきっかけを創出できるでしょう。

リリースやPRなどを投稿できる機能もあり、投稿内容に興味を持った経営者ともやりとりできるようになっています。完全無料で何度でも投稿できるため、PRにも効果的です。

CXOバンク

COLABO

COLABOは、経営者との質の高いマッチングを提供するアプリです。経営者は無料で利用でき、経営者以外は有料となっています。経営者専門ではないものの、お金を払ってでも経営者とマッチングしたい、という熱意を持った層が登録しているため、安心して利用できるでしょう。

COLABOの特徴は、事前にマッチングの目的を相手に共有できる点と、マッチング前に相手のプロフィールを確認できる点です。目的を共有したうえでマッチングできるため、双方のニーズがマッチしやすいという特長があります。さらに、プロフィールをもとにマッチングするかを判断できるため、信頼できる相手のみとマッチングできるのも魅力です。

評価の高いユーザー同士がマッチングしやすい仕組みになっているのもポイントです。オファーが多い、連絡をきちんと取っている、ほかのユーザーからの評価が高いなど、高い評価につながる行動をとっているユーザー同士でマッチングできるため、質の高いマッチングが担保されています。

COLABO

Linker

Linkerは、完全審査制の決裁者マッチングアプリです。完全審査制であるため、経営実態のない企業や、決裁者以外とマッチングしてしまう不安がありません。

登録したプロフィールに合わせて、AIが自動でマッチングを行ってくれるため、ニーズに合う決裁者と効率的にマッチングできます。2023年5月時点でマッチング数は44,000回を突破しており、マッチングが活発に行われているアプリと言えるでしょう。

AIマッチングだけではなく、自身で気になる経営者を調べ、マッチング申請することも可能です。多くの機能が無料で利用できるのも、嬉しいポイントです。

さらに、多くの経営者とつながりたい方に向けて、リーズナブルな有料プランも用意されています。まずは無料プランで使い勝手を試してから、必要に応じてアップグレードするとよいでしょう。

ランチ会やオンラインの経営者交流会も定期的に開催されており、経営者のつながりを強化したい方におすすめです、

Linker

自社に合ったBtoBマッチングツールの選び方

BtoBのマッチングツールには、上記のようにさまざまな種類があります。マッチングツールを活用するためには、自社に合ったツールを選ぶことが大切です。

マッチングツールを選ぶ際は、以下のポイントに注目しましょう。

  • 運営元
  • 分野
  • 登録企業数、マッチング実績
  • 料金体系、費用

ここでは、それぞれのポイントについて解説します。

運営元

BtoBマッチングツールの運営元は、民間企業と、行政などの公的機関の大きく2つです。運営元によって、ツールには以下のような違いがあります。

民間企業公的機関
特徴その企業が扱う分野に特化したものや、「決裁者のみ」のように、独自の特色を持っている場合が多い業界や業種が限定されておらず、幅広い企業とマッチングできる場合が多い
マッチングの強みツールごとに専門領域があり、特定の分野に特化してマッチング相手を探しやすい中小企業が大手企業や海外企業とマッチングできる可能性もある
料金発注側は無料で利用できるツールが多い
受注側には掲載料や契約時の成果報酬がかかる場合がある
受注側・発注側双方が無料で利用できるツールがほとんど
利用ハードル登録すれば利用できる場合が多い(ただし、決裁者限定のツールについては事前審査を設けているケースもある)会員限定・事前審査ありなど、利用時の一定の条件をクリアする必要がある場合が多い

分野

マッチングツールには、あるジャンルに特化しているものもあります。たとえば、製造や建設といった業界に特化したツールや、動画制作やホームページ制作といったサービスごとに専門性を持っているツールなどです。

専門分野に特化したツールなら、目的やニーズに合う企業とマッチングしやすいでしょう。運営元や仲介のアドバイザーが、対象の分野に対して専門知識を持っている場合も多く、専門性を活かしてマッチングを支援してくれます。

一方、幅広い業界・業種の企業とマッチングしたい場合は、ジャンルに特化していない、オールラウンドなツールを利用するのがおすすめです。

登録企業数、マッチング実績

マッチングに成功するためには、登録企業が多いツールを使うことが大切です。登録企業数が多ければ、より多くの候補からマッチング相手を選定できたり、仕事を受注できる機会が増えたりします。

登録企業数だけでなく、マッチング実績をチェックすることも大切です。「ツールに登録しているが、実際は使っていない」という企業が多ければ、マッチングは期待できません。マッチング実績が多く、多くの企業から活発に利用されているツールを選ぶことが必要です。

料金体系、費用

ツールを利用する際は、料金体系や費用をチェックすることも欠かせません。料金体系としては、以下の3パターンが考えられます。

  • 月額掲載型
  • 成果報酬型
  • 反響課金型

以下では、それぞれの料金体系と、費用相場について解説します。

月額掲載型

月額掲載型は、ツールに自社や案件の情報を掲載するために、一定の費用を支払う料金体系です。ツールによって掲載料は異なりますが、1ヶ月あたり10,000〜100,000円前後が相場です。

情報を掲載している間は、マッチングの有無にかかわらず料金が発生します。固定費が発生するのが難点ですが、常に情報を掲載できるため、情報を多くの利用者に見てもらい、着実に取引先を見つけたい、という場合におすすめです。

ツールによっては、最低契約期間を設定している場合もあるため、利用前によく確認することが求められます。

成果報酬型

成果報酬型は、契約が成立した段階ではじめて費用が発生する料金体系です。料金は、契約金額や1年間あたりの報酬額のうち、5〜20%ほどと設定されているケースが多く見られます。

月額費用や反響課金が一切かからないため、成約まで費用をかけたくない場合に適しています。少しでも契約につながるよう、運営側が積極的にサポートしてくれるツールが多く存在するのもメリットです。

一方、高額な成果報酬が設定されているケースも多いため、注意が必要です。受注金額によっては、月額掲載型や反響課金型を利用するよりも、費用がかかってしまう可能性があります。

反響課金型

反響課金型は、「資料がダウンロードされた」「マッチングによって案件が発生した」など、特定のイベントが発生した際に費用がかかる料金体系です。料金相場は、1案件あたり5,000円〜20,000円前後です。

情報の掲載は無料で行えるため、「マッチングできていないのに費用がかかる」というリスクを回避できます。

どのタイミングで料金が発生するかはツールによって異なるため、確認が必要です。また、イベントが発生したからといって、必ずしも契約成立や受注確定などの成果につながるとは限らない点に注意しましょう。

まとめ:BtoBのビジネスマッチングツールでビジネスを加速させよう

BtoBのビジネスマッチングツールを活用することで、取引先の拡大やビジネスパートナー探し、活躍している経営者との情報交換がスムーズに実現します。ビジネスを加速させたい方にとって、ビジネスマッチングツールの活用は非常に効果的です。

ビジネスマッチングツールにはさまざまな種類があります。運営元や専門分野、実績や料金体系など、さまざまなポイントをチェックして比較検討し、自社に合ったツールを見つけることが大切です。

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