さくら相談ユナイテッド
井上 一生
POSTED | 2018.01.19 Fri |
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TAGS | 従業員数:101〜300人 業種:研修・コンサル 創立:15年以上 決裁者の年齢:60代 商材:その他 |
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常識を超え、会計事務所に変革を起こしたい。
常に先を見つめ突き進んできた社長の熱いメッセージTopics
さくら相談ユナイテッド 社長 井上 一生氏のONLY STORY
学生時代から「パンの道」を意識…一個人として何でご飯を食べていくのか。
私は大学入学前に、半年程アメリカに語学留学をしました。そこで「海外から日本を見ること」と、そして「学生時代は『パンの道』探すための時期である」ということを強く学びます。「『パンの道』を探す」とは、「将来何でご飯を食べていくかを考えること」です。
私はこの道を探すという目的意識をもって大学に入学しました。
大学に通いながら私が見つけたパンの道は税理士という仕事です。友人が資格を取得していたことをきっかけにはじめた勉強をきっかけに、気づけば就職先も当時世界最大のアーサー・アンダーセンというアメリカの会計事務所に決まるまでになっていました。
入社後、税理士の世界の最高峰を垣間見ました。そこで「この世界最高峰の職場で、スタッフ160人の中で、自分は何ができるのだろう」ということを考え続けたのです。
その中で、私は会計事務所の職人になることよりも、組織化するオーガナイザー・経営者が向いているのではないか、という結論に至ったのです。
こうして私は29歳で独立を果たしました。独立後最も難しかったことは、他の事務所さんとの差別化ですね。会計事務所の仕事は、既に世の中にサービスが行き届いている状態で、技術的に差別化が図れるわけでもなくて。
常識にとらわれないネットワーク形成で従来の会計事務所と差別化?!
さくら相談ユナイテッドの一番の特徴は、中小企業に関わる全ての財務業務に対して、ワンストップサービスを行ってることです。また日本一の会計事務所を目指して、現在は、保険代理店さんと提携を行っています。
会計事務所は職人気質なところがあり「製造」に強みがある。対して、保険代理店は「販売」に強みがある。両者の強みを活かしあい、同じ看板を掲げ全国に広げることで、ナショナルブランド化したネットワーク型の会計事務所を構築しようとしています。
他の事務所さんとの一番の違いはコンビニ市場に特化していること。コンビニオーナーさんに対してワンストップの支援を行い続けてきたことで、全3900店舗、マーケットシェアは7%を確保しています。
一事務所が7%もシェア確保している市場はなかなかありません。
今後はよりシェアを伸ばし、10%を目指していきます。
今後もとどまることを知らない「常識」への挑戦
今後は、先ほどの保険代理店との関係をより強固にし、サービスを日本全国に広げていきたいと考えています。私たちが目指しているのは「日本一」ですから、今後とも挑戦は続きます。
グローバル化を視野に入れ、最近はインドネシアに子会社を作りました。この子会社を軸に、インドネシアにも進出していきます。アジア中とは言わずに、まずは一つの国にフォーカスすることで、確実にグローバル化を進めていきたいと考えています。
私は、独立してからこれまで「常識」に挑戦し、160人規模の会計事務所にまで会社を成長させることができました。そんな私が、独立してから大事にしていた格言を伝えさせていただきます。
それは、能の「守る・破る・離れる」です。20代は「守る」、30代は「破る」、40代は「離れる」。すなわち、20代は業界を学ぶ、30代は業界に対する自分の独自の立ち位置を見つける、40代は新たに業界を創造する、ことを指しています。
学生の皆さんには、ぜひこれを意識して、学生時代のうちに自分の『パンの道』を考えてみてください。
最後になりますが、挑戦し続ける人生も安定した人生も、正解不正解はありません。しかし、私の価値観からすると「歴史に爪痕を残したい」。そして、日本にそんな若者が現れないといけないと考えています。将来のリーダーを目指す皆さん、貴方に闘う適材適所の土俵を用意し、共に挑戦していく場をご提供します。興味を持ってくださった方は、ぜひ一度お話をしませんか。