Rips 株式会社 

花岡 良泰

日本で一番サービスに特化したホワイトニングサロン

美容業界の活性化・社会貢献に繋がるコンサルティング
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今回のインタビューは、歯を美しく保つためのホワイトニングサロンを展開するRips 株式会社の花岡氏にお話を伺います。日本一のサービスを誇る同社の取り組みや、起業に至るまでの波瀾万丈な経緯、そして業界全体の未来を見据えた展望について語っていただきます。

Rips 株式会社 代表取締役社長 花岡 良泰氏のONLYSTORY

日本一のホワイトニングサービスを提供


–Rips 株式会社の事業内容を教えてください。

花岡氏:Rips株式会社は「Lips」というホワイトニングサロンを展開しています。サービス内容としては、店舗にご来店いただいて、お客様自身でホワイトニングをしていただくセルフホワイトニングを行っています。

人は1日に3食、年間1,080回食事を取りますがそれによって、歯に汚れが溜まっていきます。ホワイトニングでメンテナンスすることによって、歯の隙間やエナメル質の隙間に付着しているコーヒー、ワイン、お茶、カレー、たばこのヤニなどを落とすことができます。食事の汚れを落とし、歯を本来の白さに戻すことが可能なのです。

–お客様はどういった方が多いのでしょうか。

花岡氏:お客様は女性が7割で男性が3割なんですが、この男性3割というのは多い割合なんですよね。弊社はプライベートサロンなので、お客様同士の顔が見えないような設計になっています。そのため、男性の方が来られることもあるんです。

男性だと、経営者の方がご来店されますね。海外では歯の白さはステータスであり、マナーやエチケットになるため、気を遣われる方が多いのです。そういった考えが日本でも広まってきたこともあり、経営者の方がお客様として多くいらっしゃいます。

また、美意識が高い方、営業マンの方なども男女関係なくいらっしゃいます。最近では、SNSを見て来店する男子高校生もいて、そういった若い方を応援したいと思っています。
–他社と差別化をはかっている点や、強みはどのようなところですか。

花岡氏:Rips株式会社は、日本で一番サービスに特化したホワイトニングサロンです。というのも、従来のホワイトニングサロンは自分のブースで動画を見ながら、ひとりでホワイトニングを行うんですね。


一方、弊社は、お客様同士が顔を合わせずに済むプライベートな空間にしたり、従来は座って行うホワイトニングを横になった状態でできるようにしたりと、お客様がより快適に過ごしていただける工夫をしています。

また、他のセルフサロンでは従業員の数を減らして、お客様2名に対して1人のスタッフがつくことが多いのですが、Rips株式会社ではマンツーマンを徹底しています。リピーターの方には塗り方のおさらいをするなど、コミュニケーションを積極にとるようにしています。

そのほかにも、ホワイトニングの薬剤について言えば、完全にオリジナルのものを使用しています。その薬剤の効果がとても良いと、お客様からとてもご好評をいただき、私たちのファンになってくださる方もいます。

東京で出会ったパートナーの熱意に賛同


–花岡氏の経歴について教えてください。

花岡氏:私は商業高校に通っており、卒業後は自分のお金で商業大学に入学しました。そこで、会計士の勉強をしていたのですが、ここでは満足に勉強ができないと思って中退しました。その後、半年間お金を貯めて、19歳でバンドをやるために上京します。

東京では居酒屋のチェーン店で働いたのですが、店長代理を任され、バンドなんて全然できませんでしたね。ただ、ここで他店から派遣されてきたリーダーと出会ったことが、その後を大きく変えることになります。その人に、会社を一緒に立ち上げようと言われたんです。

–そこから、どのようにしてホワイトニングサロンの立ち上げに至ったのでしょうか。

花岡氏:去年まで、バンドに集中していたので彼の誘いをずっと断っていたのですが、去年の1月にバンドが解散してしまい、いよいよ彼の誘いに乗りました。その事業が、ホワイトニングだったんです。

彼は居酒屋で働いていたころから接客の大会で表彰されるような優秀な人で、あまり労働環境が良いとは言えなかったホワイトニング業界でも、日本一のホワイトニングサロンを作るために奮闘していました。そんな彼の経緯も人柄も知っていたので、「一緒にホワイトニングサロンをやろう」という提案に頷いたんです。

私自身も、もともとよくコーヒーを飲んでいて、歯が黄ばんでいました。でもホワイトニングをしたことでそれがなくなり人前でも笑えるようになったんですね。弊社のコンセプトにもある通り「8分で人生を変える」その実体験をしたことも、起業のきっかけのひとつですね。
–起業してから印象的だったことは何ですか。

花岡氏:ずっとサロンの現場に行って接客をしていたので、自分の時間がまったく取れなかったことは辛かったです。

しかし、お客様と直接やり取りをして、「歯が綺麗になったと言われた」と嬉しそうな声を聞いたり、「結婚式で褒められた」という言葉をいただいたり、店員と客の垣根を越えた友人関係を築ける人もいて、そういった人との繋がりを作れたことは、とても嬉しい出来事として印象に残っていますね。

–社名の由来について教えてください。

花岡氏:プロフェッショナルなサービスを革新的に復活させる、という意味の「Revive Innovative Professional Service」の頭文字です。弊社の理念にお客様に感動を届ける、というものがあるのですが、感動を与えられるいいサービスで世の中をよりよくしていきたいという想いからこの社名をつけました。

美容業界全体に影響を与える会社へ


–今後の短期的な目標について教えてください。

花岡氏:まず短期目標は、2年で20店舗まで店舗数を増やすことです。その後、5年で100店舗まで展開し、6年目以降で海外に進出しようと考えています。日本人よりも海外の方は歯に対する意識が強く、歯並びの矯正なども活発に行われているため、そこにRips株式会社のサービスを持ち込みたいと思います。

–今後の長期的な目標がありましたら教えてください。

花岡氏:将来に向けての大きな目標は、美容業界全体に影響を与えることです。美容業界では、3年間で90%の店が閉店するほど、閉店の確率が高いんです。飲食業界も厳しいという話を伺いますが、美容業界はそれ以上に生き残るのが難しい世界なんですね。

いろいろな人に話を伺ったところ、原因は集客にあることがわかりました。そんな人たちにRips株式会社の現状を話すと、「どうしてそんなに人が集まるのか」と聞かれることが多かったんですね。

そこから、彼らの相談に乗ったり、提案をしたりできるよう、美容サロン限定の経営コンサルタントを始めたんです。店を作る前に、きちんとコンセプトを決めて、資金繰りをして準備をする。そういった、開業前準備が大事だと考え、お客様に寄り添ったサポートを行っています。

そうして、Rips株式会社のノウハウを持った店舗が増えることによって、美容業界全体に長く続く店舗が増える。それは業界の活性化につながるし、社会貢献にもつながっていくでしょう。こうして業界に良い影響を与えられる会社になることが、今後の大きな目標です。
                                  執筆=スケルトンワークス
                                         校正=笠原

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