株式会社リノパートナーズ

細木聡子

元NTT女性管理職が教える「女性管理職育成法」とは

業績2倍向上、離職率50%減を成功させたヒント
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今回のインタビューは、【女性活躍推進2.0】を唱え、女性管理職を育成する専門機関「しなやかリーダー塾」塾長の細木聡子(ほそき あきこ・株式会社リノパートナーズ 代表取締役)氏にお話を伺います。

”働き方改革”関連法案への対策が終わっていない人事担当者、必見です。

株式会社リノパートナーズ 代表取締役 細木聡子(ほそき あきこ)氏のONLY STORY

【経歴】

1990年筑波大学卒。大学卒業後、NTTに入社。

管理職に昇格し、大規模システム構築プロジェクトのマネージャーに就任するも、部下がついてきてくれず、成果に結びつかなかった。自分らしさを大切にしたマネジメントスタイルに徹底的に見直したところ、部下から圧倒的な指示を受け、残業0で成果2倍を達成する。その後、社員483名の部門の人事・育成課長に就任し、仕組み化による育成施策を展開。画一的なやり方が社員のモチベーションダウンを招いてしまう。個人の状況に合わせた柔軟性のある育成方法に切り替え、メンタルダウンした社員をリーダーに成長させることに成功・この経験から500名までの集団にはそれに適したマネジメントのやり方があると確信を持つ。自らの経験を体系化した「しなやかマネジメント法」を一人でも多くの女性管理職に伝えることが企業の成長と豊かな社会を創ると確信し、自らの使命としている。

真の女性活躍推進を目指して

−まずは株式会社リノパートナーズが手がけている事業について、お聞かせください。
細木氏:株式会社リノパートナーズは、人材育成コンサルティングサービスを提供しています。特に女性リーダー育成事業について力を入れておりまして、女性管理職を養成する専門機関「しなやかリーダー塾」を運営しています。
私たちが定義している“しなやかさ”とは、

●ゆるぎない芯を持って、
●柔軟性があって、折れない心を持ち、
●多様性にフィットできる

このような特性を持っていることを指しています。

私がNTTで26年間働き、管理職10年、人材育成3年の経験を通して強く実感したことは、

日本の組織の中で、女性がうまくやっていくには、男性とは違ったあるコツが必要だ

ということでした。

この私の実体験から、女性が無理なくマネジメントができるメソッドを体系化し、プログラム化したのが「しなやか女性リーダー養成講座」です。

この講座を通して、真の女性活躍推進が社会に浸透し、誰もが安心して職場で活躍し成長できる社会づくりに貢献したいと活動しています。
−同業界の他の企業様もいらっしゃる中で、御社が選ばれる理由というのはどのようなところにあるとお考えですか。
細木氏:女性の目線にしっかり寄り添っているところだと思います。
会社の組織について考えると、日本企業の多くは縦割りの構造になっています。

上司がいて、事業部長がいて、社長がいて・・・というピラミッド状の組織を形成していることがほとんどです。その構造は男性的であると言われますが、情報を効率的かつ効果的に流通させてビジネス展開をするためには最適であると考えられます。
しかし、女性は脳構造からして横の繋がりを重視しがちなので、こうした階層構造がよく理解できず、組織にうまくフィットできないことがあるんですね。だからこそ、女性スタッフに対する適切な対応を、何を伝えるべきなのかを、女性目線からお伝えしているのです。
−実際にお付き合いのあるお客様からは、どのようなお声が多いのでしょうか。
細木氏:女性のお客様からは「悩んだときにメンターになってくれる講師がいるのがありがたい」という声を多くいただいています。

日本の女性は自己肯定感がとても低い傾向にあります。ですから、たとえば上司に怒られたとき「私なんてマネージャーに向いていないし、全然できていない」そんな風に思ってしまいがちなのです。

そういった時には、すぐにお客様から連絡していただき話を聞いて、

「上司はきっとこういう意図で言っただろうから、あなたがダメということじゃないんです」

「こういういいところがあるのだから、次から気をつければいいだけだから大丈夫」

ということを伝えています。すると、気持ちが前向きになれる、楽になるということで、好評をいただいています。

会社を支えているのは「人」

–起業されるまでの経歴について教えてください。
 
細木氏: 大学を卒業してすぐNTTのシステムエンジニアになって、10数年後に管理職になりました。システムエンジニアは理系の職種で、男性ばかりの職場でしたね。

そこで最初は男性的なトップダウンのマネジメントをしていたのですが、途中でその方法だと部下がついてきてくれないことに気が付き、みんなの話を聞くようなボトムアップな方針に変えたのです。すると、みんなが自分から働いてくれるようになって、こういう方法を取ればいいんだ、とわかったんですね。

その頃、中小企業診断士の資格を取得したことで、「会社を支え、会社を成長させるのは『人』だ」ということをますます実感するようになりました。

組織で働く人が安心して成長し続けていく社会を創っていくことが、豊かな日本社会の基盤になると確信し、組織のキーパーソンである管理職の中でも、女性管理職をサポートする意義を見いだし、独立したことになります。
–社名にはどのような想いが込められていますか。
細木氏:「リノパートナーズ」という名前の「リノ」というのは、ハワイ語で照らす・繋ぐといった意味があるんです。私は人材育成を通じて、人を繋いでいくことがしたかったのです。この言葉には、会社と人を繋ぐという自分のマネジメントの原点への想いを込めています。
そのほかにも、管理職を育てるだけではなくて、コンサルタントとして組織ごと変えていくことも意識していることから「パートナーズ」という言葉を選び、「リノパートナーズ」という社名にしました。

「しなやかな管理職」が豊かな日本社会の礎となる

–今後の展望について教えてください。
細木氏:まず2020年までには、しなやかな管理職を200人生み出したいと思っています。そして、売り上げも3000万円以上に上げて、もっと多くの人を雇用したいと考えています。
サービスには自信があるのですが、まだまだ認知度が低いので、もっと知ってもらえるように努力していきたいです。

一度セミナーに足を運んでいただければ、どうしてこういった視点が必要なのか、女性の本音はどのようなものなのか、企業で女性管理職を育成することにどんなメリットがあるのか、ご理解いただけていると手応えを感じています。
–長期的な目標はどのようなものでしょうか。
細木氏:“しなやかな管理職”が増えていけば、組織全体の風土が良い方向へ変化していくと私は考えています。

しなやかな管理職のもとで働く人がイキイキと自分の力を十分に発揮して活躍できれば、そのひとりひとりの力が、会社を成長に導いていく原動力になります。

そういった会社が増えていけば、日本社会をより豊かな世界へと導いてくれると確信しているからです。

日本全体のすべての人が、安心して成長できる未来を作っていきたいー。これが私の目標です。

私たちの取り組みに興味を持っていただけましたら、ぜひご連絡ください!

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