株式会社ストロングジャパンホールディングス
寺本雄平
POSTED | 2019.05.02 Thu |
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TAGS | 従業員数:101〜300人 業種:その他 創立:5〜6年 決裁者の年齢:30代 商材:その他 |
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世界中の留学を現地・日本からフルサポート
語学学校の運営と外国人材の教育と日本への送り出しTopics
今回のインタビューは、フィリピン・セブ島を中心に世界中の語学留学事業を手広く展開する株式会社ストロングジャパンホールディングスの寺本 雄平氏にお話を伺いました。まずは同社の事業内容についてお聞きしましょう。
株式会社ストロングジャパンホールディングス 代表取締役CEO 寺本 雄平氏のONLY STORY
マンツーマン授業が保証する短期留学の成果
-まず、株式会社ストロングジャパンホールディングスの事業内容をお伺いします。
寺本氏:現在は大別して3つの事業を展開しています。まず、「留学比較Style」と呼ばれる留学エージェント、それにフィリピンのセブ島での語学学校の運営、そして外国人労働者を日本に派遣するという3事業です。
留学エージェント事業は、全て成約するわけではありませんが年間2,000件の留学カウンセリングを行なっています。その中で海外に行って外国語を学びたいという日本人に対して、希望する外国語に最適な国を選び、弊社が提携する世界の500校の中から、その人に合う学校を提案しています。
セブ島の語学学校は、20~35歳の社会人や転職を考えている人を対象に、ビジネス英語に特化した短期集中授業を行なっています。
外国人労働者の派遣事業では、2019年4月にビザが緩和されたことから、日本に不足している介護人材として、家族を大事にする文化を持ったフィリピンの人たちに日本で働いてもらおうと考えました。
彼らには日本での生活ギャップによる離職を防ぎ、即戦力として活躍してもらうため、フィリピンにいる間に日本語を教え、日本文化を知り、介護のスキルもつくように教育をしています。
-同業他社と比べて、御社の強みはどういうところにありますか。
寺本氏:こちらも大きく分けて2つあります。まず1つが留学先へのリアルなアドバイスができる点です。というのも弊社は実際に海外生活を経験しているスタッフが多いので、実体験からのアドバイスや海外の実情を伝えられるのは大きな強みであると思いますね。
もう1つがお客さまの希望に合わせた時間に対応できる点です。時差の関係や留学希望者の忙しさから、連絡や問い合わせの時間は夜遅くなることが多いのですが、それでも私たちはお客さまの都合に合わせて即座に対応しています。
-お客さまからはどのような問い合わせが多いのでしょうか。
寺本氏:短期留学の効果に疑問を持つ人も多く、お問い合わせをいただきます。ですが間違いなく成果が出ると断言できます。レベルに合わせた対面式のマンツーマン授業なので、常に会話をしなければならないですし、短期集中に向いているんです。
また、手続きがわからないという質問も多く寄せられますが、弊社では海外保険や航空券の手配など、留学にかかわる手続きを全て代行しています。
-実際に御社サービスをご利用したお客さまからはどのようなお声をいただきますか。
寺本氏:現地での手厚いフォロー体制に対してお喜びの声をいただくことが多いです。先ほどお話ししたように、弊社ではお客さまのメッセージに素早く対応する体制ができているんですね。
みなさん、留学経験は人生初のことなので、不安や心配を抱えたときはその問題をなるべく早く解決したいのです。そう思った時にすぐに連絡が取れることは何より大きな安心につながっていると好評をいただきます。
また、留学を始める時には現地の良いところだけではなく、悪いところも全てお話していますので、これも弊社が信用していただける理由に繋がっていると思います。
フィリピンで無職になったことが転機に
-寺本様が現在の事業を始めるに至ったきっかけを教えてください。
寺本氏:大学卒業後、国内の不動産デベロッパーに入社し、その後、総合商社、外資系企業へと転職しましたが、どれも自分の理想とするビジネスマン像とは違う気がしていました。そこで、海外に出ようと思い立ち、フィリピン・セブ島で働くことにしました。
しかし、2か月後には勤務先が撤退し、住所不定で英語の話せない無職の男になってしまいました。どうにか伝手を頼ってフィリピンの語学学校で日本語を教える職に就きました。これが留学にかかわるきっかけとなりました。
-そこからどういった流れで、今の事業の形が確立したのでしょうか。
寺本氏:私は日本での業務経験から営業やマーケティングの知識があり、フィリピンで多くの留学生を見るにつれ、留学エージェントがビジネスになると気がつきました。そこで、余裕もできたことから副業としても留学エージェントを始め、その後より大きな利益を考え自分で学校を設立しました。
そのうちにフィリピン人の先生たちが、本格的に日本語を学びたいと話してくれるようになり、今度は日本人留学生が先生役になるボランティアを始めました。中には日本で働きたいという人も多く、それならばと、日本語と同時に実践的な介護スキルも教え、日本で夢をつかんでもらおうと、また新たにビジネスを作っていきました。
このように周りの環境や反応を汲み取ったビジネスを増やしていき、今日の事業の形ができ上がりました。
留学先の生活をトータルサポートできる会社へ
-今後の事業展望をお聞かせください。
寺本氏:日本を明るくしていきたい、これの一言に尽きますね。
南国への出張から日本に帰ってくるたびに、日本人の表情が暗いとよく感じるんです。一方でフィリピンの人は明るく陽気です。多くのフィリピン人が日本に増えることで、日本人の表情も明るくして、笑顔のあふれる日本にしたいと思っています。
-そのために、どのような取り組みを考えていますか。
寺本氏:今後も事業をどんどん増やし、より大きなグループ会社にしていこうと考えています。
すでに留学だけではなく、新規事業としてコールセンター事業やインフラ関連などの事業を少しずつ始めています。そして人の生活をトータルでサポートできる会社にすることが、最終的な株式会社ストロングジャパンホールディングスの展望になります。
-読者へのメッセージはありますか。
寺本氏:海外で通用する人材を育てたいと思っているので、外国で仕事をしながら営業も学ぶインターン生を求めています。「ストロングジャパン」の名にふさわしい、やる気まんまんの学生さんに、ぜひ興味を持ってもらいたいですね。
またこの記事を見て、留学を決めてくださった方には航空費用10%-100%をキャッシュバックさせていただきます。具体的には4週間以内なら10%、5〜12週間以内なら片道分、13〜24週間以内なら航空費用の全額負担させていただきます。この機会にぜひご連絡ください。
執筆=増田
校正=笠原