株式会社ビー・スプリングス

八木大助

「そば助」究極の塩だしと十割蕎麦で美味しさと感動を

人の役に立ち世の中が豊かになる飲食店を目指す
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株式会社ビー・スプリングス 社長 八木 大助氏のONLY STORY


【経歴】

1973年東京都葛飾区生まれ。学生時代はボクシングに打ち込み、東日本代表として辰吉選手との対戦話も持ち上がる。23歳で綾瀬で居酒屋を立ち上げ独立。その後はダイビングショップなど他業種の経営を経て2014年4月稲荷町で「そば助 本店」を開業。北千住店、人形町店に加え、駅ナカで2店舗の「すたんどそば助」を展開する。パチンコ全国チェーン店内食堂への食材卸も手掛ける。

「そば助」でしか食べられないものを提供したい


–まずは、「そば助」で提供されているお蕎麦についてお聞かせください。

八木氏:醤油を一滴も使わない「究極の塩だし」で食べていただく蕎麦粉100%の十割蕎麦を提供しています。

–塩だしで食べる蕎麦。珍しいですね。この蕎麦のこだわりを教えていただけますか。

八木氏:はい。まず蕎麦自体に関して言うと、小麦を使わない十割蕎麦にこだわっています。十割蕎麦は世界最強のスーパーフードと呼ばれるほど、身体に必要なミネラルが豊富に含まれているんです。血圧も下がり、血液をサラサラにしてくれます。

また塩だしは、普通のお蕎麦のツユよりも3分の1ぐらい塩分が低いんです。

食べ物を提供するのであれば、身体に良いことと美味しいことは前提です。その上で、せっかく食べていただくのであれば、世界中でそば助でしか食べられないものしか出したくない。そんな想いから生まれたメニューです。

–独自性のあるメニューはすべてオリジナルで考えられたものでしょうか。

八木氏:そうですね。そば助にある60品のメニューはすべて味が違うので、飽きずにいろいろなものを試していただくことができます。

とくに「らー蕎麦」は、8時間かけてつくるラー油と韓国のりを混ぜて食べるものなんですが、テレビで紹介されたり、そのテレビ番組内では必ずグランプリを取ったりするそば助の人気メニューです。

–ちなみにテレビの取材はどれくらい受けられていますか。

八木氏:およそ3年半で、25回ほど取材を受けています。最近では「ガイヤの夜明け」「週間ニュースリーダー」「沸騰ワード10」「Nスタ」など。「櫻井・有吉THE夜会」では「らー蕎麦」が5店舗のうちグランプリを獲って、某俳優さんが大絶賛してくれました。

1日7800円の売上からスタート


–それは、すごいですね!

では続きまして、「そば助」をオープンした経緯について教えていただけますか。

八木氏:それまで飲食店に勤めたことはなかったのですが、私は23歳で居酒屋をオープンしたんです。見よう見まねでスタッフから教わりながらやっていたところ、経営もうまくいき、25歳で金銭的な余裕ができたんですね。

そこで「商売なんてちょろいな」ってそこで調子に乗ってしまって。趣味で海に潜るようになり、居酒屋の経営をおろそかにしてしまった結果、売上が落ちて閉店することになったんです。

また、趣味の延長からダイビングショップも経営していたんですが儲からず、気づいたら30歳ぐらいで1億の借金を抱えるようになっていました。

–30歳で1億の借金…。壮絶な経験をされていますね。

八木氏:破産寸前だったんですが、そこからいろいろなアルバイトをしたり会社を経営したり死に物狂いで働いていたんです。

そんな中で、以前会社勤めをしていた時の上司に言われた「立ち食い蕎麦を駅ナカに1軒持てたら、大儲けはできないけれど、食いっぱぐれはないだろう」という一言が、私の脳裏にずっと残っていました。

また学生時代に部活の帰りに食べた立ち食い蕎麦の美味しかった思い出もあって、いつかは自分で立ち食い蕎麦屋をオープンしたいなとずっと言い続けていたんです。

すると知り合いがお店を買ってくれないか、という話を持ち出してきて、100万円でお店をゲットしました。

–そこが浅草の稲荷町一号店ですね。オープン当初の反応はどうでしたか。

八木氏:最初は1日7800円の売上だったんです。最悪でしょう。でも家に帰ってから、お客様の反応を思い出してに思わず笑みがこぼれました。

みんな「うめぇ」って食べるんで。それを見てこれはいけると確信を得ました。

その後、あるテレビ局の人が「どこを探しても連絡先が出てない。どこに電話をすればいいんだ」と直接お店に来たのを機に、お店に電話を置いたら取材ラッシュで。そこから一気に広がっていきましたね。

人の役に立つために、そば助はあり続けたい


–今後の目標を教えてください。

八木氏:社会の皆さんのお役に立てるそば助であることですね。

やはり身体に良くて美味しいものって、みんな笑顔になるじゃないですか。怒りながら美味しい物は食べられないですし、怒っていても美味しいものを食べたら怒りはおさまる。そんな飲食店を全国に作っていきたいです。

–社会の中ではどういった影響を与えていきたいとお考えですか。

八木氏:日本は若者の自殺率が世界一って知っていますか。私は日本の若者メンタルサポート協会の理事もやっており、日本の若者の自殺を食い止めるNPO団体として活動もしています。

若者の自殺の原因の1つに家庭環境があります。家庭環境が悪いなかで育った若者は、相手を傷つけたり、自分を傷つけたりする場合が少なくありません。これを食い止めるためには、この子たちが親になった時にそのような環境を作らないようにすること、つまり負の連鎖を断ち切らせることが必要なんです。

そば助では、3歳以下の子どもに無料でお蕎麦が食べられるサービスを提供しています。親子で一緒に美味しいものを食べてにっこりする。親子にとって最高な時間を弊社の事業を通して作れたらと思いますね。

–ありがとうございます。では最後に、読者へメッセージをお願いします。

八木氏:経営者の皆さん、一緒に社会の困っている人たちのためにお役に立てる会社づくりをしていきましょう。

また、そば助にはそば助でしか食べられない感動とびっくりする中毒性のあるメニューがたくさんあります。一度ぜひ召し上がってください。

執筆=山田
校正=笠原

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