株式会社CACTAS

青木 英佑

コミュニティを活用した動画制作クラウドソーシングサービス『VIDEO CROWD』

クリエイターの新しいキャリアインフラを構築する会社
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今回のインタビューは、動画制作を中心に、企業のクリエイティブ制作事業や人材事業を手がける株式会社CACTASの青木氏にお話を伺います。

コミュニティ×コンシェルジュ型の動画制作クラウドソーシングサービス「VIDEO CROWD(ビデオクラウド)」のサービス内容をはじめ、事業立ち上げの想いや今後のビジョンについても語っていただきました。

株式会社CACTAS 社長 青木 英佑氏のONLY STORY


【経歴】

1992年、兵庫県神戸市出身。同志社大学卒業。学生時代は、学生向けパーティの企画/開催する団体、リゾートバイト事業、旅行パッケージ事業を立ち上げる。その後、アメリカへ留学し、日系企業の支社立ち上げに参画。

帰国後、大手PR会社に入社し2018年に独立し、株式会社CACTASを設立。動画を中心としたクリエイティブ制作事業から始まり、動画制作に特化したコンシェルジュ型クラウドソーシングサービス『VIDEO CROWD』動画クリエイターのコミュニティ『VENNS』資料を半自動で動画化するサービス『動画にかえるくん』などを運営している。

動画制作に特化したコンシェルジュ型のクラウドソーシングサービス


–まずは、株式会社CACTASの事業内容をお聞かせください。

青木氏:弊社は動画制作を中心とした企業のクリエイティブ制作事業から始まり、今では動画制作に特化したクラウドソーシングサービスやAI動画編集サービス、クリエイターのコミュニティ事業など、クリエイティブ制作やクリエイターのキャリアに纏わる様々な事業を展開しています。

今回ご紹介するのは、動画制作に特化したコンシェルジュ型クラウドソーシングサービス「VIDEO CROWD(ビデオクラウド)」です。こちらは、弊社のディレクターがコンシェルジュとしてクリエイターチームを編成し、企業の動画制作を行うサービスです。

従来のクラウドソーシングの課題である質のばらつきや、動画制作そのものの課題であるコストの高さを解決し、相場より安価で質の高い動画制作を提供できます。

–ありがとうございます。実際にどのような場面で使われることが多いのでしょうか。

青木氏:ご依頼が多いのは、サービス紹介動画や、WEB広告動画、YouTube動画などが多いです。時期によっては採用動画や企業のブランディング動画などが多い時もあります。

既に150社以上の企業様とお取引があり、日系大手企業、上場企業、スタートアップなど、さまざまな業界のお客様にご利用いただいております。

–他の動画制作会社やクラウドソーシングサービスと比べて、御社の強みや差別化できるポイントを教えてください。

青木氏:制作会社と比較すると安価という点と、47都道府県のクリエイターネットワークにより幅広いジャンルの動画がリソースの際限がなく作れる点がポイントです。
またクラウドソーシングサービスではできなかった質の担保をコンシェルジュ型により実現しているため、お客様のご期待に応えられる体制というのが差別化になっています。
WEB動画に対して従来のCMほどの予算を投下できない中で、圧倒的なコストパフォーマンスと目的達成に向けたコンシェルジュのプランニング/進行管理の満足度で今期のリピート率は8割を超えています。

働くことが楽しくなる会社を作りたい


–事業を立ち上げたきっかけについて教えてください。

青木氏:自分だけでなく周りにも仕事を楽しんでいる人たちと関わってきましたが、学生から社会人の括りになってから、働くことをネガティブに捉えている人が多くいることを知りました。

しかし、人生の中で多くの時間を費やす仕事を楽しめないのはとても残酷なことですよね。そこで私は、働くことが楽しくなる会社を作り、活気ある世界を作るために事業を立ち上げました。

現在運営しているクリエイターのコミュニティもそういったコンセプトで運営していて、まずはクリエイターの働くを楽しくするところから叶えていこうと思っています。

動画制作の事業を展開しているのも、「良い会社や良いサービスを動画で表現し伝えることで、生きる選択肢を増やしたい」という想いがあるからです。

–起業されてから大変だったことや嬉しかったことを教えてください。

青木氏:前職で大手PR会社にいた頃と違って、創業してから1年ほどはなかなか大きな規模の案件には恵まれませんでした。

そのため、自分たちで実績を作りながら営業をして新規案件を掴んだ時は、自分を含めてメンバーの頑張りが成果として認められたのだと、とても嬉しく思いましたね。

クリエイターの新しいキャリアインフラを構築する


–今後のビジョンを教えてください。

青木氏:短期的には億単位の利益創出を目指しています。そのために、「VIDEO CROWD」「動画にかえるくん」「VENNS」を引き続き展開しながら、新規事業もどんどん進めていきたいと考えています。

–中長期的にはいかがでしょうか。

青木氏:中長期的には、『世界中の働くを、たのしく。』をミッションに、個人と組織の良い出会いを作ることが一番の目標です。

これは「会社と従業員」に限った話ではなく、「会社とお客様」や「チームと個人」といったあらゆる出会いを指しており、グローバル展開も考えています。

そのために現在は、『クリエイターの新しいキャリアインフラを構築する』ことを一つの中間ゴールにしています。
私たちの強みであるクリエイティブの力とITテクノロジーを掛け合わせて、グローバル規模で勝負をすることのできるサービスを作っていきたいですね。

–社会的にどういった企業でありたいと考えていますか。

青木氏:仕事や働き方はどんどん多様化しており、今は組織だけでなく個人の価値観もさまざまです。そういったたくさんの価値観の中から、自分に一番合うものを見つけることが大事だと思っています。

私たちはその出会いのきっかけ作りとして、メディアでの情報発信やロールモデル作りなどをしていく企業でありたいと思っています。そのために、まずは弊社に関わる人たちが「楽しい」と思える仕組みを作っていきたいですね。

–ありがとうございます。では最後に、読者へのメッセージをお願いします。

青木氏:動画制作や動画マーケティングをご検討の企業様やクリエイターネットワークとの協業をご検討の企業様がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。

また、ネガティブに働くことを減らし、人生を楽しくするための会社作りに興味や関心のある方と仕事ができれば嬉しいです。


執筆=山田
校正=米山

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