株式会社イーエムオー
江本 正義
POSTED | 2020.05.20 Wed |
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TAGS | 従業員数:31〜50人 業種:製造業 創立:15年以上 決裁者の年齢:60代 商材:BtoB |
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スチール販促什器企画・制作会社の挑戦
モノづくりを通して、新たな価値を創造するTopics
株式会社イーエムオー 社長 江本 正義氏のONLYSTORY
今回のインタビューは、スチール販促什器の企画・制作を行う株式会社イーエムオー 代表取締役 江本正義氏に、販促什器の役割や今後の展望についてお聞きしました。
事業内容について
江本氏:弊社はオリジナル販促什器の企画・制作を行っている会社になります。弊社が手掛けた店頭販促什器は大手家電量販店やスーパーマーケットによく設置されています。
-主にスチール(鉄)がメインですよね?
江本氏:はい、そうです。近年は、様々な素材を複合的に組み合わせた販促什器のニーズも増えてきており、そういった什器にも勿論対応していますが、メインはスチール素材を活用した販促什器の制作になります。
高効率什器の制作について
江本氏:販促什器とは、販売促進什器の略称です。主にメーカーの販促活動において、店頭にて使用する機器、備品類を指すことが多く、メーカーが自社商品を効率よく並べ、目につきやすくする為に用意するもので、売上を向上させる施策の一つとして用いられることが多いです。
-昨今のEC化により、実販売を生業とする什器の需要はどうでしょうか?
江本氏:EC化は進んでいますし、この先も進むでしょう。でも需要自体は減っていませんし、そんなに減らないのでは?と思っています。むしろチャンスだと捉えています。
-それはなぜでしょうか?
江本氏:ショールーミングという言葉が少し前に流行っていましたよね。実店舗に訪問し、商品を比較・検討するものの、購買についてはネットで行うことなどを指しますが、ショールーミングが起きているという事実がチャンスだと捉えている理由です。
というのも、消費者の購買活動はネットのみで完結する場合はまだまだ少なく、「ネットで検索・比較」→「実店舗で商品を見る」、「実店舗で商品を見る」→「ネットで比較検討」など、頻度は少なくなっていくものの、実店舗でのリアル接点はまだまだ価値があることを示唆しているとポジティブに捉えています。
そのため、少ない接点で如何に商品を訴求することができるかがより重要になってくるかと思います。弊社としては、少頻度・短時間で如何に商品を訴求できるかといった「高効率什器」の制作にチャレンジしていきたいと考えています。
製造業から創造業へ
-今後も引き続き販促什器に特化されるのでしょうか?
江本氏:はい、足下では、重要性が増していると考えている販促什器の磨き込みを実施していきます。磨き込みとは、品質の向上、生産効率の向上を指していますが、従業員育成や設備投資が肝になってきますので、経営の腕の見せ所だなとも考えています。
磨き込みにより、クライアント様から「品質・価格・納期全てにおいて、素晴らしい」と言ってもらえるような企業になりたいです。
-足下ではという前置きがありましたが、足下以外では何か考えられているでしょうか?
江本氏:弊社のビジョンにも掲げておりますが、創造業というキーワード、これにつきます。これは弊社発信で、世の中に価値を提供したいという想いから来ています。
モノづくりは弊社の強みでもあるので、モノづくりを通して、何か「新たなモノ」や「新たな価値」を創造したいと日々考えています。
詳細はこちらでは言えませんが、いくつかの事業筋が見えてきたので、今後に乞うご期待下さい。