株式会社ブレイントラスト
青木広和
POSTED | 2016.09.14 Wed |
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TAGS | 従業員数:51〜100人 業種:IT・情報通信業 創立:15年以上 決裁者の年齢:その他 商材:BtoB |
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時代の波に乗ったアプリ開発を!
システム開発をメインに、通販やシェアハウスなど複数の事業を展開。Topics
株式会社ブレイントラスト 社長 青木 広和氏のONLY STORY
「ITで大金持ちになれそうだな」と思ってエンジニアを目指し始めました
学生の頃から漠然と「会社を起こしてみたいな」とは考えていたのですが、「これをやりたい」というものは特にありませんでした。
しかし、私が20歳くらいの頃にITバブルが到来したんです。
その時に、「これはすごい!ITで大金持ちになれそうだな」と思って、そこからITエンジニアを目指し始めましたね。
でも、エンジニアになってすぐにITバブルが崩壊したんです。
その代わり、今度はサブプライムの景気が盛り上がってきて、その頃には勤めていた会社の役員になっていました。
年齢的には28歳か29歳くらいの時です。
そこからしばらく仕事を続けていたんですが、社内で色々な問題が発生して…。
丁度リーマン・ショックもあって、そんなことでもめてる場合じゃないんじゃないのか?
と思っていたんですが、事態が思わぬ方向に行ってしまったり、自分自身のITに関する興味も薄れていたため、3年くらいで引退しました。
前職を辞めてからすぐ起業したわけではなく、2〜3年くらいはボーッとしていましたね。
本を読んだりゴロゴロしたり…。
不動産をいくつか所有していたので、生活していく分の収入にはほとんど困っていませんでした。
ただ、ブラブラしている生活を送っている中で、徐々に自分で「このままでいいのかな〜」と思い始めて。
そんな時に、以前勤めていた会社の人やお客様だった人達から「何か仕事ありませんか?」という声をかけられるようになったんです。
とても優秀な方々だったので、こんな人達でも仕事に困っている状態なんだということを知り、どうにかしてあげたいと思いました。
その頃、丁度「SNS」や「スマホ」が流行する兆しがあって、「これは良さそうだな」という予感がしたんです。
もちろんエンジニアを引退してからブランクがありましたし、スマホアプリの開発なんてやったこともなかったので、早速スクールに通って勉強しました。
その後、前に一緒に働いていたメンバー数人と今の会社を立ち上げたんです。
アプリ開発の他にも、社員のアイデアで新しい事業が生まれることも
弊社は事業の7割がシステム開発の常駐作業です。
お客様のところに常駐して、一緒に開発を進めていくスタイルですね。
1〜2割で受託開発も行っているという感じです。
システム開発とはいっても、サーバーやデータベース関連ではなく、ウワモノとなるアプリ開発をメインに取り扱っています。
今まではiOSメインのアプリ開発を行っていたのですが、今期からはJavaとAndroidに注力していく予定です。
iOSは毎年更新されるので毎回対応させるのが大変ということと、癖が強いというネックがありました。
それにiPhoneが人気のうちはいいのですが、物には流行り廃りがあるので1つに注力してしまうと危険だなと考えたんです。
また、基本的にはシステム開発がメインなんですが、その他にも通販やシェアハウスなども取り扱っていたりします。
シェアハウスは、採用した地方の人が簡単に住めるようにと自社で物件を所有していたのですが、一般開放したら予想以上に人気が出てしまったんです。
通販はアレルギーのでも食べられる食品をテーマに取り扱っています。
例えば、小麦アレルギーの人には小麦を使わないパンだったり、卵アレルギーの人だったら、卵をつかってないお菓子などですね。
基本的に、新しい事業は社員のアイデアから生まれています。
ITスキルだけじゃない、人間力のあるエンジニアを
現在は社員数も増加してきたため、会社全体の組織化を進めています。
今までは「自由な働き方ができて良かった」という人が、不便だと感じるような場面も出てくるかもしれませんが、会社が次のステージに進むために取り組んでいます。
新卒では基本的にエンジニアを採用していますが、大卒、高卒、中卒でも初任給は一緒です。
つまり、学歴は関係ありません。
実務がどのくらいできるかで生産性は大きく変わってきますから、学歴よりも技術力の高さを重視しています。
あとは、社員の教育に力を入れていますね。
後輩の面倒を見たり新人を教育したりすると、実は教えている方が成長するんですよね。
さらに、後輩がどんどん伸びてくると、追い越されないようにと先輩たちも頑張る。
こういった良い循環が生み出せる教育方針にしています。
また、ITスキルだけでなくヒューマンスキルを高めるような教育も行っています。
実はトラブルのほとんどは、人間関係やコミュニケーションの中で起こってるんですよね。
ですから、挨拶であったり電話応対などはエンジニアも営業と同じように教育しています。
うちの福利厚生のモットーは、「やりたい人や結果を残している人に分厚く手当をする」です。
頑張った人に利益が返ってくるようなシステムなので、日々切磋琢磨して成長していける環境だと思います。