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2016/9/28
社長ストーリー

「押し花」を世界共通語に!<花と緑の研究所株式会社・杉野 宜雄>

押し花の楽しさと可能性を発信し続ける、植物の伝道師。

口コミや評判だけでは伝わらない中小企業社長の物語

父からの電話で押し花の世界へ。

「押し花」の世界に足を踏み入れるきっかけとなったのは、大学時代に父からかかってきた、一本の電話でした。
「押し花を普及させるための広報活動を手伝ってほしい」と言うんですね。
実は、祖父が植物の分類学者でしたので、実家には、祖父が作った植物標本がたくさん残っていたんです。

でも保存状態が良くなくて。残念に思った父が、押し花を乾燥させる技術を開発し、その技術が採用されて、押し花電報というものが作られました。
ところが、花は自然のもののはずなのに、ちょっと規格を外れてしまうと不良品扱いになってしまう。
それが父には不本意だったんですよね。
そこで、押し花を作る楽しさを知ってもらうための押し花教室を地元で始め、全国への足がかりとして、東京の大学に通う私に白羽の矢が立ったのです。

私自身は、幼い頃にせいぜい母と植物採集をした程度で、それほど植物に親しみはなかったのですが、両親からの頼みですし、面白そうだなと言う思いもあって、福岡の物産展に出展するなど広報活動に取り組みましたね。
大学を卒業する頃には、取引先とのネットワークもできていましたから、平成3年3月に、花と緑の研究所の前身である「スペックフラワー」を設立し、押し花の普及展開に本腰を入れて取り組むようになったのです。

花束に込められた「想い」を残す。

弊社では、押し花教室の全国展開や講師の育成、押し花のクラフトに関する新技術の開発などを主に行っています。
また、ブライダルブーケを押し花にして額に収めて残す、押し花ブーケフレーム事業もスタートしました。

押し花の色や形を長く美しく保つためには、通気性の低いガラス素材や金属素材などで密封加工をする必要があります。
また、芸術性を高めるためには、花を立体的に加工したりする必要があります。
そういった新たな技術開発を行い、全国に約20000人いる講師の皆さんに提供し、各々のデザイン力をプラスして生徒さんに広めていただくのです。

押し花ブーケフレーム事業は大変好評ですね。
従来の生涯学習事業を超えて、弊社の主軸事業へと成長しつつあります。

ヨーロッパには、「花には想いが宿る」という言い伝えがあるのですが、花束にはそれぞれの人の想いが込められています。
だから、花束を押し花にして残すことには、大変な意味があるんです。
特にブライダルブーケの場合は、2人の幸せを願うみんなの気持ちが宿っている。
押し花にして家に飾ることで、2人の幸せの御守りになると考えています。

残念ながら、押し花でも光を受け続けると少しずつ色あせてはいきます。
でも、それは極めて自然なことで、その変化の中に、人は時の流れを感じたり、過去を想い出したりするでしょう。
押し花になったブライダルブーケを見る度に、みんなに祝福された幸せな日のことを思い出し、夫婦の想いを新たにしてほしい。
押し花と共にそれぞれの人生を過ごして行ってもらえたらと思いますね。

押し花という芸術を、世界へ。

今後の目標は2つ。ひとつは、「押し花」という文化を、「生け花」や「盆栽」と同じように、日本語そのままに世界へ広めること。
もうひとつは、新しい芸術・押し花アートを創造することですね。
今の加工技術は、水彩画などと比べても遥かに花の色が保ちますから、芸術としても、十分に評価できるレベルになっていると思います。
あとはそれを受け入れる土壌づくりが課題です。

日本の場合、絵を飾る文化があまりないですし手作りのものに対する価値観が、ヨーロッパと比べて低い。
新しいものを受け入れる土壌もないので、芸術家が育ちにくいんです。
まずはブライダルブーケを押し花にして家に飾ってもらうという身近なところから始めて、日本の文化として定着させることで、世界に広めていけると信じています。

これまで、創作活動や講師へのレクチャー、コンテストの審査など、押し花作家として多くの経験を重ねて来ました。
その中で大事にして来た事は、とにかく「自分の感性を信じること」。
これは、経営者としての自分にも通じることだと思います。
これからも自分の感性を信じて、想いを実現できる経営を続けていきたいです。
短い時間で作品づくりができるのも押し花の魅力ですから、たくさんの方に押し花アーティストとして成長して頂いて、私たちの押し花ワールドを描いて行きたいと思いますね。

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花と緑の研究所株式会社

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