株式会社MYWAYDESIGN
溝口 陽介
POSTED | 2018.01.26 Fri |
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TAGS | 従業員数:5人以下 業種:広告・マーケティング・制作 創立:7〜8年 決裁者の年齢:40代 商材:BtoB |
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「やさしい人の支援」をする会社が30代を元気にする
ワーク・ライフ・バランスコンサルタントの働き方改革Topics
株式会社MYWAYDESIGN 社長 溝口 陽介氏のONLY STORY
刺激を求めて独立。部下が活躍する姿を見ることが楽しかったベンチャー企業時代
私は、株式会社MY WAY DESIGNを創業、経営しています。
なぜ私が経営者という道を選んだのか、その経緯からお話したいと思います。
私はベンチャー企業で12年間、営業やマネジメントの仕事をしていました。
最初はバタバタで、深夜2時くらいまで社員が全員いる、なんてこともあったのですが、
少しずつ市場が開拓できて、案件がくるようになり、営業として様々な学びを得ることができました。
しかし、会社が大きくなるにつれて、ベンチャー企業だった会社が大企業のようになってきて。
目の前のお客様を大切にすること以上に、自分自身がうまく会社で立ち回ることを考える風潮を感じ、転職を考えます。
転職活動をしてみると、なかなか自分に合う会社に出会うことができなくて。
そんな時、エージェントさんに「次に入る会社も成長していくうちに、飽きるのではないですか」
と言われたんです。なるほどと。素直にそう感じました。そこから、実際に起業を考え始めます。
当時、営業マネージャーをしていた私は、高単価の案件を獲得することよりも“部下が成長していく姿“の方が嬉しかったことに気がつき、思ったのです。
今、世の中は人手不足と言われているけれど、実はレッテルを貼られて活躍していない人材は社内にたくさんいる。その人たちが活躍できるようになれば、社内のリソースをフル活用できるのではないか。
ここに1つのビジネスチャンスがあると思った私は、刺激的であることと、営業マネージャーの経験を活かせることを軸に、
株式会社MY WAY DESIGNを設立しました。
独立後すぐに「ワーク・ライフ・バランスコンサルタント」という資格を取得し、この資格も事業に活かしています。
ワーク・ライフ・バランスコンサルタントによる「やさしい人の支援」
株式会社MY WAY DESIGNは「やさしい人の支援」をしている会社です。
具体的には、本当に相手が何を求めているのかを把握して、それに対して本当にお客様に合う商材・サービスを提案するための営業支援、そのノウハウを部下に伝えるためのマネジメント支援、マインド部分から在り方を考えるマインドサポートを行います。
実は、世の中に出回っているビジネス書には、最短でお客さんにバイアスをかける、つまり洗脳していく方法が紹介されています。しかし私は、お客様の立場でも、営業の立場でもそうした手法に、もやもやを感じていました。
私自身、長期的な関係を築いて「お客様が何を求めているのか」「それを解決するために何をご紹介するか」という営業が楽しくて、成果も出ていたことも、理由の一つかもしれませんが…。
営業側の期日や業績という目の前のことにとらわれず、「お客さまのために」という自分の思いに忠実に従うことをやさしい営業と定義しています。
具体的な事例を挙げると、ある上場企業の女性マネージャーに研修を受けていただいたことがあります。彼女は元々コミュニケーションをとることが得意ではなく、用件のみを部下に伝える関係性を築いていたのです。
しかし、研修を受けていただいた後は、とにかく相手の話をじっくり聞くことでいろんな情報が入ってくるようになったとおっしゃってくださいました。
実は部署の中にパワポをマスターしているメンバーがいることがわかり、資料の作成技術が向上したり、元管理職方が今まで以上に頑張りだすなど部署全体の業績も上がり、しまいには、会社の核とも言える新規事業を任される部署に大変身したのです。
ワーク・ライフ・バランスコンサルタントの視点から、心と身体をリフレッシュし、営業やマネジメントの具体的な技術も教える。
これらを、一貫して支援ができることが、私たちの一番の強みなのです。
30代が今以上に活躍できる社会を作りたい!
私たちの最終的な目標は、世の中の「仕事に悩んでいる30代の人」が活躍できる社会を作ることです。
というのも、今の日本は新卒から20代後半までは会社がお金をかけて、色々面倒を見てくれるのですが、30代になるとどうしても支援が手薄になってしまう現状があります。
次第に会社からは「できて当たり前」と思われるようになり、できる人とできない人に格差をつけられてしまう。
本人も「本当はわからないけど人に聞けない」「もっといろんな経験をしてみたい」「業績を上げたいけど上げられない」というジレンマを抱えながら忙しく仕事をし続ける。
そうした状況の中で、本当は成果を上げられるにも関わらず、やり方が合っていない、あるいは会社から「優秀ではない」というレッテルを貼られることで埋もれてしまっている人がいるのではないかと思っているのです。
そんな方々が「やさしい営業」を身につけることで、業績を上げたり、部下が付いてくるようになることで、本人の幸せはもちろん、企業としても社内リソースも無駄なく使えて業績を上げられ、20代のころの投資も回収できるようになると考えています。
私自身も30代で転職を決意し、前職ではある程度の職務を全うしていたにもかかわらず、本当に合う会社さんを見つけられなかったからこそ、新たなアクションを起こし、再ブレイクするためのお手伝いをし続けたいですね。
そうして30代の人の仕事が安定することで、結婚や出産、子育てもしやすくなり、社会全体にも貢献できると考えています。
30代を元気にすることで、日本全体も元気にする。そんな会社としてあり続けたいと思います。