株式会社東京アプレイザル

芳賀 則人

不動産鑑定士の価値をどこまでも届けていきたい

セミナーを開催する裏に秘められた想い
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株式会社東京アプレイザル 社長 芳賀 則人氏のONLY STORY

不動産鑑定士として事務所勤務の後、独立へ

私は28歳で不動産鑑定士の資格を得て独立したのですが、それ以前は別の事務所で働いていました。

本当は弁護士になりたかったのですが、家が裕福でなかったことと、司法試験に受かるのに時間がかかりすぎることもあって、大学3年生の時、不動産鑑定士を紹介するセミナーに参加したことをきっかけに、鑑定士試験に切り替えました。

試験に合格した後は、社会勉強として1年間横浜の不動産会社で働き、その後4年間、不動産鑑定士の事務所で経験を積んだ後、昭和56年に開業するに至りました。
その頃不動産鑑定士は独立しなければ食べていけない時代で、みんな独立することが当たり前だったので、特別な不安はありませんでした。

独立してから36年間ずっと仕事に向き合ってきましたが、そうできたのは一重に仕事が好きだったことが大きいですね。

不動産鑑定士の仕事は、お客様にまず鑑定を依頼していただき、鑑定書を作成し値段を付けてお客様に提出するというものですが、その鑑定書の使い方はお客様によって様々ですから、常にお客様のニーズを考えています。

そもそも一般の人は鑑定士が普段何をしているのかもわかりません。
鑑定士の仕事は法律で義務付けられているわけではないので、だからこそ鑑定がどういう時に必要なのかを伝えて、いかにアピールできるかが肝心です。

私は講師としてセミナーを通して鑑定士にできることを伝えていますが、お客様にとって鑑定士を使うことが得ですよということを訴えないと仕事は来ません。

こうしたところで、相手がなぜ自分を必要としてくれるのかを相手に植え付けるのが楽しかったんです。

会社が過渡期にある今だからこそ、税理士さんとの信頼をより強固にしていく

弊社の核となっているサービスは、不動産の鑑定評価です。

もう1つの事業の軸に広大地評価というものがあるのですが、実はこの広大地制度が、今年いっぱいでなくなってしまいます。
広大地という言葉自体もなくなってしまうのですが、そのような状況の中で弊社は今、非常に過渡期にあると考えています。大変な時代になりつつあるなというのが率直な感想です。


そのような中で税理士さんとの信頼関係はやはり作り続けなくてはならないと感じています。


弊社の強みは、税理士さんとのつながり、業務提携の面でネットワークが広いことです。


税理士さんには既に銀行、不動産会社などのお客さんがいるわけですが、私達は土地の評価部分でその仕事の受け皿になろうと思っています。
そのために、税理士さんとの信頼関係を太くする戦略の1つとして、セミナーを開催しています。


始めてセミナーを行ったのは、平成7年なのですが、それまでは鑑定業について一般の人、他業界の人に紹介するセミナーはありませんでした。
そこで私から税理士、不動産業者と税理士の方向けに、土地評価実務学校と銘打って開催したのが始まりです。
現在ではセミナーの年間講座数が、約300回、年間来場者は8千人近い規模でやらせてもらっています。


それだけのセミナーをやり続けるモチベーションはやっぱり好きだからですね。
自分はお酒も飲まないし、ゴルフも麻雀も近頃はやっていないんですが、セミナーをやることはある意味で趣味のようなものだと思っています。


相手は税理士さん、弁護士さん、不動産業者の社長さんなどですが、そこから頼りにされ、仕事を頂き、ちゃんとお金をもらえるというのはとてもありがたいことです。
お客様にやっぱり東京アプレイザルだねといって頂くのも、嬉しいですね。


もちろん事業をする中では波があって、辛いことが8割、楽しいことは2割くらいですが、そうした厳しい時があるからこそ、そこでいい仕事が入ってくれると、嬉しいんです。

鑑定士の活躍する分野も幅広くなっていって欲しい。

現在新たな試みとして、様々な税理士事務所の団体で無料の社内研修会をやらせてもらっています。

改めて鑑定の使い方を勉強してもらう目的で、今年だけで既に10回開催していますが、なかなか良い評判を頂いています。

これからも不動産鑑定士を利用するメリットをPRしていくという軸は変わりません。

ただでさえ、不動産鑑定士の数は年々減少しており、現在実際に活動しているのは5千人程度です。
そうした中で後継者を育てて、引き継いでいくことも自分の役割であると考えています。
これから不動産鑑定士として活躍される方々には、ぜひ普通の市民から依頼されるような鑑定士になってもらいたいですね。

鑑定の領域は幅広いです。単に土地評価に限らず、鑑定士がお役に立てる分野はあります。

例えば相続問題。
今の日本の高齢者社会において、あと15年も経てば、当然色々な相続問題も起こることでしょう。 


鑑定士も、単なる土地評価ではなく、そういう分野で活躍する人材になってもいいのではないかと思っています。


ぜひ皆さんにも、鑑定士の領域の広さと仕事を知ってもらいたいと思っています。
そしてこれをご縁に、鑑定士事務所ならびに鑑定士について少しでも研究して頂けたら幸いです。


☆取材・記事作成・構成=小田、加藤、佐久間

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