ゼスト株式会社
樫村 周磨
POSTED | 2018.05.17 Thu |
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TAGS | 従業員数:11〜30人 業種:研修・コンサル 創立:15年以上 決裁者の年齢:その他 商材:その他 |
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世界で活躍できる人材を創出する人事採用コンサル
人事を変え、日本を変え、日本の雇用を元気に。Topics
ゼスト株式会社 社長 樫村 周磨氏のONLY STORY
社会に対して雇用を作っていくというやりがい
ゼスト株式会社は、“日本の雇用を元気にする”という志を高く掲げ、心から信頼できる同志達と営む会社です。まずは、私がこの会社を起業した経緯からお話ししますね。
私が社会に出て最初に就いた仕事はプログラマーでした。しかしながら、ずっとパソコンを見て仕事をすることに気が滅入ってしまい、2ヶ月で別の仕事に転職。
自分は人と対話をする仕事の方が向いていると思い、次に選んだのは営業職です。弊社の関連会社でもある広告代理店に法人営業職として入社してから、私の営業人生が始まりました。
このときの上司だった竹内が現在の弊社の取締役を担っていることを考えると、人生の中でも、このときが最も重要な転機だったのかもしれません。
その後、いくつか広告代理店や求人系の企業に転職してからは、フリーランスとして自分の力がどれくらい世の中に役立つのか確かめたいという想いが大きくなりました。そのため、ゼストを起業する前の1年弱は、フリーランスとしてキャリアカウンセリングや営業の業務委託といった仕事を請け負っていました。この間に資金を貯めて、ゼストを法人化するためのベースとなる時間を過ごしたのです。
フリーランスで活動している期間には、いろいろな企業を取材する機会に恵まれました。そして、人材会社の経営者にインタビューをしたり営業をかけたりしていく中で、人材ビジネスの面白さに気付かされました。“雇用”を作っていくということは、社会貢献度の高さにも繋がりますから。それが今の事業を選んだ理由にもなります。
世界を見据えたグローバル人材のためのソリューションを
ゼスト株式会社の事業を一言でいうと、世界を見据えた人事採用コンサルティングです。具体的には、採用アウトソーシングや、リファラル採用の相談、採用のツール関係の制作支援から採用ブランディング、マニュファライズ作業の相談が多いですね。あとは求人広告の代理店も手がけています。求人広告をただ出稿するだけではいい人材に巡り合うことが難しくなってきており、具体的なペルソナ設定から、戦略的な採用コンサルティングを経営陣や人事幹部、時にはパートナー企業も含めて時間かけて長期にわたってご支援しています。特に自社イベントで、アジア・グローバル・女性にフォーカスした企業と人材のリアルな接点を強化している点が、他社と違ったポイントになっています。
その中で、主な収益になっている事業の1つが採用支援事業です。特にグローバル領域においてのニーズが伸びている状況ですね。弊社は新宿・横浜以外に、韓国やタイにもオフィスがあるので、海外で面接会を開いて、現地のエンジニアや営業職、販売職の人が日本で転職・就職できるようなマネタイズスキームを作っています。支援する上で、苦労する点も多々ありますが、私はこれからもっと世界で活躍できる人材、つまりグローバル人材を国内に増やしていきたいと考えています。それは日本のためにも重要なことで、今最も大きな課題になっている人口減少による景気後退に歯止めをかける方法論の1つだと信じております。海外で活躍できる日本人、もしくは、日本で活躍できる外国人の雇用を創出していくことが弊社の役割だと思っていますし、そこの支援・ソリューションを持っていることが私たちの大きな強みでしょう。
今後さらに業績を伸ばし、社会に貢献していくために必要な心構えは、やはり「お客さま本位のビジネス」をしていくことだと思います。当たり前のことですが、その誠実さが何より重要です。一見遠回りかもしれませんが、今後もここに真摯に向き合い、体温の伝わるお仕事・期待値を上回るサービスの提供をしていきたいですね。
人事を変えることが、日本の雇用を元気にする!
今後の展開としては、ゼストの関連団体の1つ、日本最大級の人事勉強会である一般社団法人グローバル人事塾で、経営者・人事責任者の方々に対してより満足のいくようなサービスを提供していきたい。現在はリアルな勉強の場しか用意できていないという実状なので、各会社ごとの課題解決に繋がるような人事向けのサービスを展開していくことを計画しています。
具体的には、孤軍奮闘する人事担当者が成長できるような講座をいくつか作っていきたいということです。人事担当者はテクノロジー領域に弱いという印象があります。AIやテクノロジーという言葉を耳にする機会は多数ありますが、人事担当者はどちらかというとアナログな仕事に従事している人の方が多いですね。オペレーション業務や、学校訪問、面接や面談、説明会の運営、またはスカウトメールの作成など。
それらも確かに大事で業務ですが、もっと戦略的に企業経営をしていく上で、テクノロジーに精通した人事戦略を構築できる人を増やしていきたいと考えています。人事という業務を極めるために必要な講座や、具体的なノウハウを提供できる場を作っていきたいですね。
ここでいう人事を変えるということによって、ひいては日本の雇用が変わるというのが私の描いているビジョンです。なかなか容易なものではないと思うのですが、人事で日本の雇用を元気にするという展望を持っています。
ここでいう“人事を変える”ということによって、“日本の雇用が変わる”というのが私の描いているビジョンです。なかなか容易なものではないと思うのですが、“人事で日本の雇用を元気にする”という展望を持っています。
企業内のIT化する部門が拡大する時代、私個人としては、人事は今後より必要とされる業務になるという予想を立てています。単なる作業ではなく、仕事や価値を生み出せる仕事、そして人の成長に関わることができるのが人事という仕事です。それを戦略的に行うことが、今後日本企業には必要になるでしょう。
企業経営において最重要戦略になるものはやはり採用であり、それを司るのが人事担当者です。人事が強い組織でないと、会社は継続的に成長することができません。
弊社が目指すことは、優秀な人材をその企業に入れるための採用支援ではなく、その企業自体の成長を弊社が戦略的にどれだけ支援できるかというところです。採用は目的ではなく、あくまで手段であり、だからこそ、私たちも時代の変化やクライアントの企業の規模やフェーズによって柔軟に考え方を変えていく必要があります。
人事は正解のない仕事ですから、トライアンドエラーを繰り返していくことが重要です。挑戦する心意気を忘れてほしくないし、忘れたくないと思いますね。いつも人と懸命に関わることに、私たちは誇りを持ち続けます。
最後になりますが、人材採用でお困りの方がいらっしゃれば、是非一度弊社にお問い合わせください!