株式会社はぐくむ
小寺 毅
POSTED | 2015.08.03 Mon |
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TAGS | 従業員数:5人以下 業種:研修・コンサル 創立:15年以上 決裁者の年齢:その他 商材:BtoB |
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目を背けたい過去に、未来を開くカギがある
可能性を信じて、才能をはぐくむ教育事業を展開Topics
株式会社はぐくむ 社長 小寺 毅氏のONLY STORY
実現したい未来を考える、ライフデザインスクール
そんな学生と真剣に向きあい
学生自身の「軸」を見つけるサポートをしている会社がある。
それが、株式会社はぐくむだ。
小寺毅社長にどのような事業を行っているのか伺った。
「当社では3つの事業を中心に行っています。
その中の1つに『Life design school』という、
自分の過去・現在・未来を考えながら
実現したい未来を描くスクールがあります。
約3か月の参加型プログラムで、
最初の2か月は自分の現在・過去をフローチャートで表し、
人生の軌跡を振り返ります。
その時に鍵になるのが、目を背けたくなる様な過去の経験です。
そんな過去に向き合うことで、自分の『軸』が見えてくることが
あるんです。
3か月目は、過去を踏まえながら、これからの未来を
どうしたいのかを考えていきます。
そして最後に未来への決意表明として、
フォーラムという舞台で自分のライフストーリーや
実現したい未来を発表します。」
ライフデザインスクールは、これまで歩んできた
人生の熱中したことにも、辛かった思い出にもすべての
体験にこれからの人生のヒントがあることを
学生に気づかせてくれる。
自分の可能性に自分でフタをしない
株式会社はぐくむでは、学生が自分自身に向き合うことに
力を入れている。
「過去を振り返ると、楽しい思い出ばかりでなく
触れたくない嫌な思い出もあります。
でも、その経験の中にその人の今後の人生の鍵となる
『宝物』が眠っていることが多いのです。
なぜなら、思い出したくない過去は文字通り、
フタをして封印しています。
封印している過去には色んな想いや感情が詰まっている
ケースがあって、そうした当時の叶えられなかった想いや、
諦めてしまった夢や願いをもう一度じっくり見直していく
プロセスを大事にしていくと、自分の原点や情熱の源泉を
発見または再発見できることがあるのです。
そして可能性にフタをせず、
本当はどうありたいのか・どうしていきたいのかを
一緒にとことん考えていく。
そうすると知らず知らずフタをしていたものが外れて、
もっと自由に、もっと楽しい未来を描いていけるように
なります。」
「可能性にフタをしない。」
そのために、学生に問い続け、自分の頭で
自分自身について考え、
向き合っていくことが重要なのだ。
すぐには答えは出ないかもしれない。
だけど、どう生きていくのか、問い続け、
軸を磨き続けながら人生を歩むことは大事だ。
自分の人生の主人公としてライフストーリーを描き続ける
「どんな人生を生きるにしろ多くの人にとって
『働く』というのは人生の大きな割合を占めるもの。
その働くがイヤイヤだったら人生もきっと面白くなくなると
思いませんか。
楽しい人生、生きがいを感じられるような人生って、
働くことに何らかのやりがいを見出している人生だと思うんです。
だから、自分にとってワクワクする仕事、
働き方ってどんなものだろうか?って考えるのは
充実した人生を生きる上で大事なことですし、
自分の働き方や生き方を考えたり、
見つめ直すことを疎かにすることは、
ある意味自分の人生を自分で疎かにしていることだとも
思ったりします。」
一度きりの人生をどう生きるのか?
自分にとっての意味あるライフストーリーを描き続けていくこと。
それをできる限り可能性にフタをせず考え、
行動していけたら、
人生はきっと面白くなっていくのだと感じた。
より多くの学生に可能性を信じて生きて欲しい
最後に今後の展望について小寺社長に伺った。
「自分の可能性、仲間や周りの人たちの可能性を
信じ合える社会を目指して、これからも場づくりを
行っていきたいです。
その上で一緒に場を企画したり、
前に立ってファシリテーションができる仲間を
増やしていきたいですね。
ですので、目指している世界観が同じまたは
近い人たちとたくさん出会っていきながら、
一緒に活動していく仲間を募っていきたいと思っています。」
編集後記
小寺社長にお話を伺い、改めて自分自身に
向き合うことができました。
また、個人的な悩みにも丁寧にこたえてくださり、
大変素敵な社長様でした。
これからは、キャリアや生き方を真剣に
考えていこうと思いました。