DOC株式会社

廣瀬義憲

外国人向けサービス提供企業のためのリード獲得支援

世界中の才能を日本で開花させる仕組みを創造する
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今回のインタビューは、外国人に特化した採用情報サイト「dnus」を運営する、DOC株式会社の廣瀬氏にお話を伺います。外国人人材に向けた想いや、起業時のエピソード、掲げるビジョンなどについて、語っていただきました。

DOC株式会社 社長 廣瀬 義憲氏のONLY STORY


【経歴】

1993年生まれ、神奈川県川崎市出身。現在、立命館大学経営学部にて国際経営を専攻中。2015年、American Language Institute(San Francisco State University)で留学をし、「LGBT」「黒人白人文化」を主に学ぶ。
2017年1月-5月、訪日外国人向けメディアサイトを運用する「 Guidable」にて採用業務で正社員やインターン生を十数名採用。新規事業責任者として、在日外国人向けアルバイトサイト「 GuidableJobs」事業を立ち上げを経験。
2017年10月、大学の後輩である菅間と共にDOC株式会社の創業。2017年12月~2018年2月、pixivCANVAS第1期生として、DOCの最初のプロダクトを開発。2019年5月外国人を採用したい経営者と人事のための比較・検索・資料請求サイト「dnus(ディヌス)」リリース。  

外国人採用をより身近にするためのサービス

–まずはDOC株式会社が手がけている事業について、お聞かせください。

廣瀬氏:弊社は複数の事業を展開していますが、その中でも現在もっとも力を入れているのが「dnus(ディヌス)」という外国人向けのサービスを提供する企業のためのリード獲得支援サイトの運営です。

具体的には人材紹介や派遣、社宅の提供、日本語教育コンテンツ、翻訳通訳、ビザの申請など、外国人に向けて何かしらのサービスをしている企業の情報を掲載しているサイトになります。掲載企業は掲載内容を見た見込み客の情報を獲得できたり、見込み客に自社商材を理解していただく機会を得ることができます。

一方で、ユーザーは外国人採用に関するあらゆる情報をこのサイトで収集することができます。そういった情報を求めて、外国人人材を採用したい、もしくは既にしている日本全国の経営者や、人事の方々にメインのユーザーとして登録していただいています。
–業界のなかでは、どのような差別化をはかっていますか。
廣瀬氏:実は外国人採用に関する情報がまとまっているサイト自体が、ほとんど存在していないんですね。そのニッチな分野を専門としているのがまず一番の違いだと思いますね。
もうひとつ差別化のポイントとしては、お客様の採用を支援するプラットフォームであるということですね。それはどういうことかと言いますと、弊社は採用の機会を生み出す立場であって、それを奪うことはないということです。

実は私たちは人材紹介免許も派遣免許も持っていないんです。しかし持っていないことが同業者、例えば外国人人材に強い派遣会社などであっても、安心して掲載していただける材料になっているんです。そうやって競合であっても協力し合える関係になれるのがプラットフォームであるこのサービスの強みであると思いますね。
–御社の事業運営にあたって、一番重要視していることを教えてください。
廣瀬氏:「dnus」のサービスはまだスタートしたばかりですが、現在掲載させていただいている企業さんは、この業界を一緒に盛り上げていこうという気持ちを持ってくれている経営者さん、私たちのことを信頼してくれている経営者さんばかりです。

そういった経営者の皆さんに私たちのサービスを利用して、しっかりとお金を儲けていただきたいと思います。儲けてもらうことは、この市場が大きくなっていくことにも繋がるので、今後も一緒に市場を盛り上げてもらえる方々と働いていきたいですね。

ひとりひとりが才能を開花できるように


–どうして外国人人材業界に関する事業を始められたのでしょうか。
廣瀬氏:外国人人材業界に足を踏み入れたのは、訪日外国人向けのインバウンドメディアを作っている会社でインターンを始めたことがきっかけです。

そこで「日本に住んでいる外国人に対してアルバイトの求人を作りたい」というオーダーをいただきました。そこから、日本でアルバイトをしている外国人の方々について調べるようになりました。そこで聞いた話というのが、「外国人人材に関しては、今は単純労働が盛り上がっているので、これから市場が広がる」ということでした。

けれど私としては「人手不足だから外国人を入れよう」という、ある意味ネガティブな発想で外国人を採用するのではなく、もっとポジティブな、外国人が日本で働くからこそ開花できる能力を生かす採用をするべきだと思ったんです。

–外国人人材の採用のあり方に問題意識を感じられて、その解決に貢献できる事業を始めたということですね。

廣瀬氏:そうですね。ただすぐに人材事業で起業したわけではなく、何も決まっていないまま「ひとりひとりが才能をちゃんと開花できる何かがしたい」と思い、東京に出てきました。

そして実際に動いていろいろな人に会ってみたんですが、「若者の言うことだ」ということでなかなか相手をしてもらえなかったんですね。だけれどこれを株式会社にして、代表取締役という肩書がつけば、きちんと対応してくれるだろうと思い、起業しました。実際に起業したことで、自分たちではそんなに大きく変化したとは思っていないんですが、お付き合いできる層は本当に変わりましたね。

外国人採用を考えた時、まず見に来る場所に


–今後の展望について教えてください。

廣瀬氏:短期的な目標としては、掲載企業を、1年以内に最低でも100社まで増やしていきたいですね。サイトを見た時に情報がしっかりと集まっていて、本当に外国人を採用しようと思っている経営者や人事の方々に出会えるよう、とにかく掲載企業を増やしていくというのが直近の目標になります。
–その後の中長期的な目標はありますか。
廣瀬氏:外国人を採用したいと思った人が、みんなこのサイトに来る状態まで成長させることが長期的な目標ですね。外国人の方々も、まずは一旦ここに来て、自分たちに合っている企業を見つけるというような仕組みづくりができればいいと思っています。
–社会の中でどのような企業になっていきたいとお考えですか。
廣瀬氏:弊社は「世界中の才能を開花させる仕組みを日本で創造する」というビジョンを掲げているんですね。もちろん私たちだけで実現できることではありませんが、そこに何か携われたら嬉しいと思います。
–最後に読者へメッセージをお願いします。
廣瀬氏:「dnus」のサイトに掲載したいという企業さんや、外国人採用を考えているという企業さんは、ぜひサービスを見ていただきたいです。

そのほかにも、なにか面白いと思っていただけた経営者さんには、比較的時間を調整しやすい今ならお会いできるので、ぜひご連絡ください。
執筆=スケルトンワークス
校正=笠原

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