株式会社トライハッチ
武藤 尭行
POSTED | 2018.12.25 Tue |
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TAGS | 従業員数:11〜30人 業種:IT・情報通信業 創立:5〜6年 決裁者の年齢:30代 商材:BtoB |
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創業4年半で国内30,000店舗に導入される独自SaaSツールを提供
テクノロジーの力で、世の中の選択肢と可能性を拡げるTopics
今回はSaaS事業やWebマーケティング事業を展開している株式会社トライハッチの武藤氏にお話を伺います。2,000店舗ものMEO対策支援、国内30,000店舗以上に導入される独自SaaSツールの提供と急成長する同社。
まずはその事業について詳しく語っていただきます。
株式会社トライハッチ 代表者 武藤 尭行氏のONLYSTORY
【経歴】
1992年、東京都東村山市出身。2010年に東久留米総合高校で全国高校サッカー選手権に東京代表のキャプテンとして出場。その後、大東文化大学スポーツ健康学部を卒業後、中小企業・ベンチャー企業向けのWebコンサルティングを行う現マザーズ上場会社に新卒入社。SEO対策のアカウントセールスとしてキャリアをスタートさせ、2年間で150社以上のSEOプロジェクトに従事。入社3年目で事業責任者としてキュレーションメディアCMSの販売を行う新規事業の立ち上げを行う。その後、社内組織編成に伴い、SEO営業部署の責任者として事業運営、マーケティング、新規サービス企画、マネジメントを行い、その後、よりローカルビジネスに特化したデジタルマーケティング会社を目指し、25歳の時に株式会社トライハッチを創業。
MEO/SEO対策をして集客を図る
-御社サービスについて教えていただけますか。
武藤氏:弊社は、店舗・施設に特化したデジタルマーケティング支援・SNSマーケティング支援とSaaSツール開発・提供を行なっています。多くの店舗事業主様が「リソースがない・ノウハウがない・時間がない」といったお悩み・課題を持っている実情があり、当社はデジタルマーケティング・SNSマーケティング支援や独自開発ツールで、このような店舗事業主様のお悩みを解決しています。
メインサービス内容は主にMEO対策(ローカルSEO)と「MEOチェキ」「星カクトくん」の3つになります。MEO対策ではローカルビジネス事業者様に向け、Google Mapsを活用したGoogleマイビジネスの最適化から上位表示のサポートを行なっています。
MEO対策に通じる部分ですが、MEOの順位計測・効果測定・運用効率化を行うための「MEOチェキ」やGoogleマイビジネスの口コミ促進・管理ツールである「星カクトくん」といった、近年ローカルビジネスの集客ツールとして必要不可欠になってきているGoogleマイビジネスを最大限に活用し、成果を獲得するためのWebサービス提供からツールの開発・提供までを行なっています。
MEOチェキは、同業者様への貸し出しも行なっており、大手チェーン店様から個人店様まで、2022年5月時点で国内30,000店舗のお客様に導入頂く国内屈指のMEOツールへと成長しました。
自社のノウハウだけではなく、他社のノウハウや順位状況を把握したGoogleマイビジネスのビックデータを基に、ベストなMEO(ローカルSEO)を提供できる点が当社最大の強みとなっています。
その他にも、SEO対策やWeb広告、風評被害対策、オウンドメディア構築・運用といった検索エンジンサービスから、SNS活用や口コミマーケティングなど、豊富なサービス展開を行なっています。
-今までの実績をお聞かせください。
武藤氏:4期目のベンチャー企業ですが、2,000店舗以上のMEO(ローカルSEO)導入実績や22,000店舗以上にMEOチェキ導入といった多くのローカルビジネス事業主様に選ばれています。
クライアント数も現在500社を超え、毎期200%以上の収益実績を出し、ジョインするメンバーも毎年倍の勢いで増えていっています。
企業・店舗を幸せにするために起業を決意
-起業に至った経緯をお聞かせください。
武藤氏:私は大学4年生のときからインターン生として働いていました。インターン時代にお世話になった先輩が、私が入社したときに、28歳で独立されていました。若くても必要とされ、世の中に価値あるサービスを提供できる点に強く憧れを持ったのが起業を意識する大きな理由です。
自分の中でも28歳までに起業を意識し、インターンを経てそのままその会社に入社をしました。最終的にはSEO営業部の責任者を務めました。
事業運営する中で、ローカルビジネス事業主様の多くがインターネットやテクノロジーに疎く、限られた予算の中で何をすれば良いか分からないといったお悩みを抱えているのに対し、手厚いフォローを受けられていない現実を目の当たりにし、ローカルビジネスに特化した集客支援を行う会社があればと思ったのが理由です。
また、起業を決意したときに、私が当時SEOコンサルティングしていた代表に出資頂けたことも、自分という人間や自分の能力が世の中に必要だと感じて頂けていると思ったのも起業を決意した大きな理由です。
-起業してから、印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
武藤氏:起業後に前職のときの自分のクライアントがわざわざ連絡をくださったことですね。株式会社トライハッチに切り替えたいと言ってくださったクライアントが15社もいらっしゃって、本当に嬉しかったです。勿論、全て丁寧にお断り致しました。
-社名とロゴに込めた想いについて教えてください。
武藤氏:社名の「Tryhatch」は英語の「Try=挑戦」と「Hatch=創り出す」の造語です。デジタルやインターネットを活用した集客に挑戦する企業様のご支援をさせて頂き、新しい価値や収益を創り出す会社でありたい。そして、当社自身も挑戦し続け、新しい価値・サービスを市場に創り出したいといった想いで名付けました。
世界No.1のMEOツールを!
-短期的目標について教えてください。
武藤氏:MEOチェキの導入を2025年までに30万店舗まで伸ばしIPOすることを目指しています。Googleアルゴリズムの解析からお店の運用負担削減までを行い、リテラシーやリソースが不足する店舗様でも簡単にMEO対策を正しく実施できる状態にしたいと考えています。我々がテクノロジーを発展させることにより、安価でMEOツールを導入し課題を解決することができます。
-将来どのような会社にしていきたいですか。
武藤氏:2025年にMEO市場は202億円の市場へと成長することが予測されています。市場の盛り上がりが最盛期の時に胸を張って我々がNo.1のMEO会社であると言える状態にしたいです。
-読者にメッセージをお願いします。
武藤氏:SEOやMEOに限らず、株式会社トライハッチにはWeb集客に関する様々なネットワーク・ノウハウがあります。そして、費用対効果を意識しながらクライアントの収益を本気で考えます。
Web集客に悩んでいて、収益を上げていきたい企業様・店舗様がいらっしゃいましたら、ぜひ一度お話をさせていただければと思います。
執筆=スケルトンワークス
校正=笠原