クラウドサーカス株式会社

河内義成

導入実績31,000以上のマーケ・営業ツール

包括的かつ手厚い支援で優れた投資対効果、時間対効果
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今回のインタビューはクラウドサーカス株式会社執行役員の田中次郎氏に、同社のマーケティング支援ツール「Cloud CIRCUS」の特徴、日本の中小企業に対する田中氏の想いなどをお聞きしました。

クラウドサーカス株式会社 執行役員 田中次郎氏のONLY STORY

2008年に新卒入社し、テレアポを中心とした新規営業チームのプレイヤーを経てマネージャーとして活動。その後、自社のマーケティング部門・インサイドセールス部門の立ち上げを経験。新規事業責任者として担当したMAツールBowNowは約5年で9400社に導入いただき国内シェアNo.1に成長。現在は同社BtoB事業を全て管掌している。自社と顧客のDXを進める中で、マーケティングやDXの魅力に取り憑かれ、国内中小企業にまで広めるべく奔走中。

最適なツール・施策を最適な順番でお届け


––クラウドサーカス株式会社の事業からお尋ねします。

田中氏:端的に言うと、弊社はデジタルマーケティング総合ツールの開発・提供・コンサルティングを行っている会社です。

サービスは法人向け、個人向け、パートナーの3つを軸に展開しています。

––今回は法人向け事業についてお聞かせください。

田中氏:法人向け事業では、マーケティングを始める、あるいは強化したい企業に対して、最適なレベルのツール・施策を最適な順番でお届けしています。

具体的にはCMS、MA(マーケティングオートメーション)の開発からWeb制作やSEO、広告、マーケティングコンサル、インサイドセールス構築支援やお電話代行のBPOも行っています。


弊社のクライアントは製造業を営む中小・中堅企業が中心です。そのような企業から「リード数が少ない。リードに対するアプローチができていない」という声を非常に多くいただき、数年前からリードナーチャリング領域の支援も始めるようになりました。

––「最適なツール・施策を最適な順番でお届けする」とはどういうことなのでしょうか。

田中氏:まず最適な順番についてです。さまざまな支援企業様がいる中で、たとえばSEOの会社に相談すれば、当然SEOのレベルが上がるような提案をしてくださいます。しかし、SEOの成果で流入したリードであっても、ナーチャリングが上手くいかなければ商談の絶対量は増えていきません。

集客、育成、アプローチの中で1つの領域だけ突出してレベルが高くても、他の領域のレベルが低ければ商談数は増えません。つまり、程よいバランスで全体をレベルアップさせることが重要なんです。


しかし、いざ、ツールや施策を導入しようとなっても、昨今は情報が溢れており、マーケティング課題の要因が分らなかったり、解決法の見当がつけられない企業がほとんどです。

そのため、良いという評判を聞いたMAやAI、インサイドセールスなどの流行っている施策を開始してしまいます。課題や使い方が不明瞭であれば、望んでいるような成果は出ないので、課題が残ったまま使いこなせずに終わってしまう会社が非常に多いのが現状です。


そうならないため、最適なツールや施策を最適なタイミングで提供出来るように、集客、育成、アプローチ全てのフェーズをフォローできるサービス・体制を持ちながら、包括的な支援を行っています。

––マーケティングの中の一部分だけ得意であっても商談の獲得には繋がらないんですね。

田中氏:そうですね、一部分だけ得意な状況では、クライアントが自らPDCAを回し商談を作ることができないんです。そうであれば社外に依頼しようとなりますが、それぞれを別の専門会社に依頼するとなると、話にズレが生じてしまうんです。

––続いて、御社サービスの強みだと思う点を教えてください。

田中氏:何よりもマーケティングにおける包括的なサービスを提供するという唯一無二のモデルであること、そしてコストが低い点です。

たとえば月額15~30万円が相場のMAツールでも弊社なら2~3万円で導入することができます。高機能過ぎて結局使われない無駄な機能を省いているため非常に使いやすく短期的な成功体験が作りやすいです。しかしフォロー体制が無いということはありません。最適な順番でレベルアップすることで、どれだけ変化するのか、体感してもらえるように手厚いフォローを行っています。

無料から始められるツールもあるので、リスクなく始めることができます。且つサポートもしっかりしているので、そこは大きな強みだと思います。

––クライアントからはどのような反応をいただきますか。

田中氏:ここ最近で最もうれしかったのは、弊社のサービスを営業バイブルと仰っていただけたことです。ツールそのものに加えて、マーケティングの考え方やツールの扱い方などをお届けしていくことで、マーケティングの視点が身に付き、社内の方向性や体制が変わり、好結果が出せているという声を頂戴しています。

私たちは、クライアントである中小企業にマーケティングの重要性やメリットを認識していただくことを重視しています。そのため、クライアントが弊社との取り組みを通じて、マーケティングができる社内体制に変わっていくということは、成功事例だと思っていますし、実際にそのようなクライアントが増えていることがとても嬉しく思います。

前向きな気持ちで働く人を増やしたい


––田中様は新卒社員としてクラウドサーカス株式会社に入社したと聞きました。当時のお話をお聞かせください。

田中氏:15年ほど前に、クラウドサーカスに入社しました。当時の私は成果の出ないテレアポ業務に明け暮れていました。しかし、それでも自分が潰れなかったのは、上司が結果よりも日々の努力を評価し、私を信頼してくれていたからだと思っています。

今、仕事によって精神を病んでしまう人の増加が社会問題となっていますが、それは非効率な業務内容や仕事環境が原因だと考えています。私のように、正しいマネジメントと環境さえ用意されていれば、心が壊れるまで働くなんてことは起きません。

しかし、そのような会社があることも事実で、その多くがアナログなスタイルの営業を行っています。だからこそ、弊社のサービスを通じて、企業の営業スタイルの変化を促し、前向きな気持ちで働く人を増やせたらと強く思っています。

––事業運営する立場になってから、一番印象に残っていることは何でしょうか。

田中氏:弊社にも非効率な業務をせざるを得ない時期や必達すべき目標のために残業が続く時期がありました。そのような環境から離れようと考える社員が増え、離職率が異様に高くなることもありました。

そのような反省からWeb制作のみの事業から、マーケティング支援に方針を転換し、サブスクリプション化や新規事業立ち上げなどを行い、業務内容を大きく変えました。その結果、社員の負担軽減に繫がり、離職率を大きく抑えることができました。

そうした弊社の施策は容易に再現できるものであり、これを広くお届けすることは、弊社が目指している「働くに、楽を」というステートメントに繋がるものだと考えています。

マーケ人材教育事業立ち上げを視野に


––今後の事業展開についてお伺いします。

田中氏:さまざまな経営課題がある中で、マーケティング支援という切り口だけでは、思うようなスピードでクライアントの成長に貢献できないということを実感しています。中でも営業や組織に悩みを抱えている企業が多いので、今後はマーケティング以外の領域においてもコンサルティングを行っていきたいと考えています。


また、2~3年を目安に人材教育事業も立ち上げたいです。弊社を頼っていただけるのは大変有難い一方で、クライアントがマーケティングを内製できる状態にならなければ、継続的に商談を生むことはできません。そこでマーケティング人材を育てる支援を行っていこうと考えています。

同時にマーケティングのレベル感を可視化する資格制度も必要で、業界全般を目配りする協会組織も必要だと思っています。忙しくなりそうです(笑)

––最後に、読者へのメッセージをお願いします。

田中氏:国内企業の大多数を占める中小企業で働く人たちが元気にならないと、日本も明るさを取り戻せません。そのために弊社はさまざまな挑戦をしていく所存です。この想いに賛同し、ともに取り組んで行く志をお持ちの方の声掛けをお待ちしています。



執筆=増田
校正=笠原


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<会社情報>
会社名:クラウドサーカス株式会社

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