株式会社テクノ情報シンク
松谷 真吾
POSTED | 2019.05.27 Mon |
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TAGS | 従業員数:31〜50人 業種:IT・情報通信業 創立:9〜10年 決裁者の年齢:40代 商材:BtoB |
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エンジニアが情熱を持って仕事に取り組める環境を作る
「本当にやりたい仕事」で社員と顧客の満足度を上げるTopics
今回のインタビューは、Web・アプリケーション・システムの開発の分野でSES事業を行う株式会社テクノ情報シンクの松谷氏にお話を伺いました。エンジニアの働きやすい環境を作り、やりがいのある仕事を提供して、クライアントに満足いただけることを大切にする同社の取り組みや今後の展望について語っていただきます。
株式会社テクノ情報シンク 社長 松谷 真吾氏のONLYSTORY
クライアントの要望にあわせたSES
–まず、株式会社テクノ情報シンクの事業内容を教えてください。
松谷氏:株式会社テクノ情報シンクでは、主にWebやアプリケーション、システムの開発の技術提供としてSES事業を行っています。その中でも、メインはWeb開発になりますね。
クライアントはさまざまですが、大手企業様からのご依頼が多いです。大手であればその分システムも大きくなるので、その一部分を担うチームに加わって、膨大なデータの整理やシステムの見直しなどを行なっていきます。
‒他社と差別化をはかっている点や、強みについて教えてください。
松谷氏:専門性の高い分野にも対応できるエンジニアを多数雇っているため、クライアントの要望に合わせた派遣が可能という点が、ひとつの強みになります。
そのほかにも、エンジニアの派遣の際に「このエンジニアはこういったことができます」という技術的な説明をしているんですね。そういった対応はクライアントとの信頼にも繋がっていると感じています。
‒松谷様がエンジニアとして働いてきたからこそ実現されている特徴もある伺いましたが、その点に関してはいかがでしょうか。
松谷氏:そうですね、私は以前、組み込み系のエンジニアとしてデジタル機器の開発に携わっていたんです。その経験を活かして、社内のエンジニアに開発にまつわる基礎から応用まで伝えられるという点は弊社ならではの特徴だと思いますね。
また、 一人一人の能力を見て、どの分野のエンジニアに向いているのか見極められることもできるので、その点も社内で好評ですね。社員には「ここが得意だけど、ここがまだ伸ばせる」と伝えた上で、指導まで行っています。
‒事業を進めるにあたって重要視していることは何ですか。
松谷氏:派遣するエンジニアが本当にやりたいことで活躍することによって、クライアントに満足していただくことですね。無理矢理仕事を任せるのではなく、エンジニア本人がその仕事に対して情熱を持って取り組める環境を作っていくことを大切にしています。
取締役を目指して働き、子会社の代表に
‒起業に至ったきっかけについて教えてください。
松谷氏:私はもともとテクノ情報システムという弊社の親会社のエンジニアとして働いていました。もともと、認められて上にいきたいという気持ちを持っていたので、ナンバーツーになりたい、取締役になりたいと思っていました。そのため入社面接の時から周囲には「取締役を目指している」と公言し、そのために自分の専門分野外でも積極的に参画していきました。
そうして営業部の手伝いや人材紹介などの仕事に携わるうちに、エンジニア以外の分野でも成果が出るようになっていきました。経営の話に加わっていたことも評価され、子会社を作る際に社長に推薦していただき、株式会社テクノ情報シンクの代表を務めるに至りました。
エンジニアが自由に働ける環境を作る
‒今後の目標について教えてください。
松谷氏:これまで以上にエンジニアが楽しく働ける職場環境を作っていきたいと思います。IT業界はブラック企業も多いですが、そういった会社で苦しみながら働いているエンジニアが私たちのところへ来てくれた時に助けられるような会社でありたいと思いますし、楽しく自由な雰囲気の中で彼らが仕事に情熱を持って取り組んでくれたらと思っています。
言い換えると、エンジニア自身が自分の仕事を選択して、有意義に時間を活用して、お客様に満足していただけるサービスを提供する会社が私たちの目指しているものになります。
そして、私自身もよりエンジニアがモチベーションを高められる仕事を用意できるようにしていきたいと思いますね。その一つとして、自社での開発を目標として掲げています。エンジニアがよりモチベーション高く会社にコミットできるよう、自社でのWebサービスを進めていきたいですね。
‒読者にメッセージをお願いします。
松谷氏:システムを作りたい、Webが作りたいと考えている企業の方や、技術的なことがわからないから相談したいという方がいらっしゃれば、ぜひ問い合わせをいただきたいです。お待ちしております。
執筆=スケルトンワークス
校正=笠原