株式会社リアンコネクション

織田京太

物件ではなく「人」を軸にして探す不動産とは?

不動産業界にとってのGoogleを目指す
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今回のインタビューは、不動産プラットフォーム「オーナーズガーデン」を立ち上げる、株式会社リアンコネクションの織田氏にお話を伺います。事業内容はもちろん、不動産業界が現在抱える課題や、その課題を不動産業界の外から解決する自社サービスについて語っていただきました。

株式会社リアンコネクション代表取締役 織田京太氏のONLY STORY

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【経歴】

1984年生まれ 中学卒業後、鳶職として建設現場で2年働いたのち、リフォームの営業を1年経験。建物に関する知識を活かしたいと18歳で不動産会社に就職。賃貸仲介・売買仲介・中古のリノベーション・収益不動産等、様々な分野の不動産会社で経験を積み、2015年不動産会社を設立。初年度約40億円の売り上げを達成し、4期までに売上80億の会社に育てる。
2017年リアンコネクションを設立。不動産マッチングサービスや資産管理ツールの開発に着手。2019年にリリース目途が立ち、リアンコネクションの顧客の競合になることから、不動産会社を清算。リアンコネクションが提供する「オーナーズガーデン」の開発、運営一本に集中。


物件ではなく人を軸にした不動産プラットフォーム

–まずは株式会社リアンコネクションが手がけている事業について、お聞かせください。


織田氏:弊社は不動産プラットフォームを開発しております。

エンドユーザー向けの情報収集・事業者探し・資産管理ツールで構成された「オーナーズガーデン」、事業者向けのマッチングや管理システムを組み込んだ「オーナーズガーデンPro」という不動産プラットフォームを2019年秋から順次リリースする予定です。


「オーナーズガーデン」のサービスは、エンドユーザー同士、不動産事業者とエンドユーザー同士がコミュニケーションを簡単にとるためのサービスです。

このプラットフォーム上では、CtoC、BtoCで不動産の情報を直接交換し繋がることができます。

また資産管理に関しては、大家さんや不動産投資家は今までPDFや紙などで資産管理しているんです。

そこをクラウド型にして、独自の解析を行い、どこにいても自分の資産状況が判りやすくなります。


BtoBの情報に関して言えば、不動産業者間でも、町の不動産屋さんの社長と大企業の不動産屋の営業マンとでは持っている情報が大きく違いますし、同じ会社でも担当によって大きく違います。

不動産の情報は非常に俗人的なんです。

俗人的なのであれば、その個人同士をどうつなぐかがポイントなので、不動産のプロ同士が簡単に情報交換できるシステムを提供します。


また、不動産業界では専門知識が必要になるので、「不動産屋に騙された」という言葉が存在しているように、情報が不足しがちなユーザー側は不動産業界に対してグレーなイメージを持っていたり、一番身近である自身の資産状況の管理が疎かになったりしています。


このような不動産の情報を可視化し、交換・収集を容易にするサービスが「オーナーズガーデンプロジェクト」です。



–ありがとうございます。次に、御社のサービスの強みを教えて下さい。

 

織田氏:弊社の強みは大きく分けて2つあります。


まずひとつ目が、プラットフォームということで自社集客サイトではないという点です。そのため、不動産業者さんに対しても競合他社にならず、お客さんに対しても中立な立場でプラットフォームの運営ができる点が一番の強みです。


不動産情報サイトやITやAIを使った物件の提案なども増えてきていますが、多くの運営会社さんは不動産業者さんです。となると、自社の集客サイトということになってしまいます。

会社の方針によって情報の偏りがあるのでエンドユーザーさんの情報格差を生んでしまいます。


日本の不動産市場は売買だけでも43兆円ある中で、特定のその運営会社さんが提供できる情報はごくわずか。だからこそプラットフォームとして公平に広い選択肢を提供したいと思っています。


そこで「免許を持っていない、不動産業ではない」リアンコネクションだからこそ、公平中立な立場でプラットフォームを運営できるんです。


ふたつ目は、物件ではなく会社や人を軸とした探し方です。というのも、これまで不動産紹介は不動産会社が物件情報を発信し、その物件が欲しい人を募集する形で行われていました。しかし、実際は複数の不動産屋と物件を周り、その中で一番良い人を見つけて、その人に依頼することが多いですよね。


これでは広告費の勝負になってしまうけれど、それ以外にも良い不動産屋さんはたくさんいて、親身になってくれる不動産屋さんを直接見つけられるような、統一された情報サイトを提供していきます。



–御社の事業運営にあたって、一番重要視していることを教えてください。

 

織田氏:公平中立以外には、どれだけ多くの人に便利なサービスを届けられるかという点ですね。例えば100人の人を便利にできるシステムというのは、ひとりあたりに対する単価が高くなりますよね。ですがより多くの人に便利なサービスを提供することを前提に考えれば、市場はどんどん大きくできるので、より安いコストでお客さんに提供できるようになります。


それはお客様のためでもありますし、会社のためにもなる。だからこそプラットフォームという形でお客様に「便利」を提供するこのサービスを始めました。


より多くの人を幸せにしたいと思い起業


–起業をする前はどのような仕事をされていたのでしょうか。

 

織田氏:建設・リフォームに続き、15年以上不動産の仕事をしてきましたね。最後は不動産会社を経営しておりました。


その時に僕自身が年間に対応させていただけるお客様は20名前後でしたが、その分スペシャルな対応ができたと思っています。


出会ったお客様に、「会えてよかった」「ありがとう」と言っていただけたのがとても嬉しかったですね。

そこで、もっと多くの方々を幸せにできるのではないか?という思いも芽生えました。



–そこから、どのようにして現在の事業を始められたのでしょうか。 


織田氏:私が不動産業界に入って気が付いたふたつの業界課題があるのですが、それらを解決したいと思ったからですね。


ひとつは、不動産業は同業他社同士で盛んに営業活動を行っていますが、電話やFAX等やり方が非常にアナログなことです。


もうひとつが専門的な知識が多く、お客様が自身で調べることには限界があるということです。


後者に関して言えば、不動産の購入自体は一瞬で終わります。でも、お客様は何十年も持ち続けるものですよね。その期間に生まれてくる疑問や不安は、今は私に直接聞いてもらえればお答えできますが、持ち続ける年数を考えれば、いずれお答えできなくなる時がきてしまいます。


そもそもお客様が自立して現状の把握と、未来のための情報を収集できるような環境がないと、本当に不動産を通じて幸せにしていることにはならないと感じたことが、「オーナーズガーデン」の発想の元になっていますね。


そう考えたときに、その時々にお客様のパートナーが見つかるような継続的なフォロー体制を確立したいと思ったため、不動産プラットフォームを創ろうと株式会社リアンコネクションを立ち上げました。


不動産業界にとってのGoogleになりたい


–今後の目標について教えてください。


織田氏:弊社のサービスの対象企業、つまり不動産業者や工事業者さん、また関連業者は全体で約170万社以上あります。そのうち10%ぐらいのシェアをまずは今後5年で取っていきたいです。中長期的にはもちろんシェア100%を目指します。



–その後、社会的にはどのような企業になっていきたいですか。

 

織田氏:プラットフォームを提供するという意味で、「不動産業者にとってのGoogle」になることを目標としています。ユーザーも含めて、「不動産といえばオーナーズガーデン」という存在になりたいですね。


例えば、Googleに対して競合他社というイメージを持っている人は少ないかと思います。便利だからみんなが使う。弊社サービスの「オーナーズガーデン」もそういった立ち位置を目指していきたいと考えています。


現在の不動産業界には情報の供給に大きな偏りがあり、そのことを理解しないまま不動産を購入すると、ユーザーは騙されたと感じてしまう場合が少なからずあります。そうならないためにも、やはり目先の目標として情報交換サービスのシェアをあげて、多くの人に不動産情報が届く状態を作りたいと思います。


最終的に、不動産のやり取りには人が介在するけれど、そこまでの過程を弊社でサポートしたいですね。



–最後に読者へメッセージをお願いします。

 

織田氏:かつて自分が歩んできた不動産業界はITの力でまだまだ活性化できると考えています。

不動産業界の外から皆さんのクリーンで誠実な良い不動産取引をサポートし、業界全体を盛り上げていきたいと考えております。そのために、様々な課題に挑戦し続けていきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

執筆=スケルトンワークス

校正=池田



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会社URL:https://lien-c.co.jp/index.html


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