株式会社エスティーエー
古澤 光
POSTED | 2016.09.27 Tue |
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TAGS | 従業員数:101〜300人 業種:IT・情報通信業 創立:11〜14年 決裁者の年齢:その他 商材:BtoC |
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「可能性」を信じて急成長したIT企業
設立4年で親会社の社員数が50名から700名に。急成長の理由とはTopics
株式会社エスティーエー 社長 古澤 光氏のONLY STORY
30歳まで続いたアルバイト生活から、一転してIT企業の社長へ
「社長」というと、学生時代から起業や経営を目指していたりするような人じゃないと成れないものなんじゃないかと思っている人も多いと思います。
しかし、僕の場合は「社長になりたい!」というビジョンがあったわけでもなく、30歳くらいまでアルバイト三昧の生活を送っていたんです。
もともと情報専門学校に通っていたんですが、学校生活よりもアルバイトとして働くことが楽しすぎて、卒業しても正社員として就職せずにアルバイト生活にのめり込んでいきました。
そんな中で、建築系の仕事をしていた時のことです。
仕事自体は楽しかったのですが、「正社員」として採用されたはずなのに、休んだ日の分はお給料が出なかったんです。
これじゃ正社員と言いつつも、日雇いのアルバイトと変わらないんじゃないかと疑問に思いました。
その時に「この先、40歳、50歳になった時に、体調を崩して働けなくなったらどうしよう…」という不安が脳裏をよぎったんです。
そこから「正社員として働かなきゃな」と思い、求人広告を見ていたら、すごく生意気そうな人が写っている広告が目に止まって。
言葉にするととても失礼だと思いますけど、「この人に出来るんなら、自分でも出来るんじゃないか」と勝手に思い込んで応募したのが、今の親会社と出会いでした。
親会社は金融や保険系のシステム開発や運用をするようなIT企業で、入社後は管理営業としてITエンジニアのフォローアップを7年くらいしてきました。
その7ヶ月後に子会社として株式会社エスティーエーが設立された際、管理営業として日々頑張ってきた努力が認められたのか「社長をやってみないか?」と打診がきたのです。
そして、晴れてエスティーエーの社長に就任することになったのです。
他社にはない「IT」と「ゲーム」の二本柱で事業を展開
ITならIT、ゲームならゲームを専門で扱っている会社は多いのですが、弊社は「IT」と「ゲーム」の二本柱で事業を展開しています。
もともと親会社が社名を変更してから3期目まではIT事業のみだったのですが、何か強みを持たせるために、「ゲーム事業をやろう!」となったんです。
SNSのゲームコンテンツの企画・開発、スマホアプリの開発、ソーシャルゲームプラットフォームのインフラ基盤構築などを扱っています。
今後は自社からゲームを発信して、「あの会社が作ってるゲームだよね」と言われるようにしていきたいですね。
採用前には見えない「可能性」を信じて
採用する側として「優秀な人が欲しい」というのはどの会社も同じだと思うのですが、可能性って入社前には分からないと思うんですよね。
面接の時点ではおとなしかった人が、入ってみるとすごく活躍してくれたり逆に面接で元気の良かった人が、実務では評価が低かったり。
ですから、採用の時点でごめんなさいっていうのではなく、とりあえず一度動いてもらってから判断しようというスタンスで採用しています。
親会社は社員50名でスタートして、3〜4年で700名まで増えました。
人材を厳選してたら、この成長スピードはなかったと思います。
しかし、簡単にやっていける業界ではないので、日進月歩で進んでいる技術をキャッチして日々勉強していく必要があります。
ただ、「ゲームを作る」ということは、言ってしまえば趣味の延長のようなものですから、弊社にはゲームが好きな人が非常に多いですね。
プログラミングなどの技術は入社してから力をつければ問題ないです。
あとは、最低限コミュニケーションが取れることと、どれだけ本人にやる気があるかです。
新しいゲームのアイデアがあったり、ゲームが好きで作ってみたいという意欲のある方と共にお仕事していきたいですね。
独立支援制度もあるので、「将来は独立して自分の会社を持ちたい」とか、ある程度実力がついた後に「独立してやっていきたい」と思った時にも、その道に進みやすいような環境を用意しています。
私のように努力が実って社長になるというキャリアパスもありますので、色んな目標を持って仕事に取り組めるというところは他社にはない魅力だと思います。