株式会社プレジデントギア
梅原 和宏
POSTED | 2017.11.27 Mon |
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TAGS | 従業員数:5人以下 業種:製造業 創立:7〜8年 決裁者の年齢:30代 商材:BtoC |
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経営者のためのオーダーメイド革製品
ご要望が全て詰まったレザーアイテム、作りませんか?Topics
株式会社プレジデントギア 社長 梅原和宏氏のONLY STORY
野球グラブのノウハウを活かして、新しい革製品を作る
私はウメハラアンドカンパニーの3代目として代表取締役を受け継ぎ、現在は株式会社プレジデントギアを設立し、経営しています。今回はその経緯からお話します。
元々ウメハラアンドカンパニーという会社は、私の祖父が立ち上げた会社で、スポーツショップを営んでいたんです。祖父が亡くなってから私の父が引き継ぎ、そこから野球に特化した、ベースボールクラブ兼ショップを営むようになりました。特に革を使ったグラブの生産が強みでしたね。
しかし、私が3代目として引き継いだ時「よりインターナショナルに戦える商材は何かないかな」と考えるようになったのです。日本とアメリカのスポーツと言われている野球よりも、もっと世界中で戦えるものを探していきたいと思いまして。
こうしてたどり着いたのが、野球のグラブ作りの強みも生かせる、革製品のバッグや財布製作でした。
革製品の中でも、私たちがコンセプトとしているのは経営者のためのオーダーメイド革製品です。0から会社を立ち上げた社長の多くは、ブランド名よりもオリジナリティを重視します、そんな方々にとって必要な歯車になってほしい、これがないとだめだと思ってもらいたい、そんな思いで、株式会社プレジデントギアが誕生しました。
一つ一つ、思いを込めて作る。オーダーメイドだからこそできること。
株式会社プレジデントギアは、経営者、中でもオーナー社長をコンセプトとしたオーダーメイド革製品を作っている会社です。
お財布や名刺入れなどのデザインをお客様とご相談し、100種類を超えるレザーからお好きなものをお選び頂きます。
職人が一点一点製作するので、完全オーダーメイドの革製品を作ることができることも特徴です。そのため、他のお店では断られるようなご要望も承ります。
例えば、会社のロゴマークを革製品に押すこともできるんです。
ロゴマークは社長が魂込めて考えたマークだからこそ、こだわりを持っていらっしゃる方が多いですね。
また、オーナー社長に多く見られる、仕事とプライベートの境目がない方にも多く選んでいただける理由があります。オーナー社長の多くは、飲み会も仕事に繋がっていたり、友人関係の中でも仕事の話になることが多く、ビジネスタイムとプライベートにあまり境目がありません。
だからこそ、ビジネスタイムでもプライベートでも使えるような、硬すぎず、緩すぎず。マナーはわきまえつつリラックスさが保たれるようなデザインを意識しています。
一つ一つ丁寧に。社長のこだわりを全て形にする。いつだって一番身近にいる小物だからこそ。これが、私たちが大切にしている考えです。
私たちの製品が社長を繋いでいける社会へ。
これからは、経営者様のネットワークを作っていきたいと考えています。
今まで弊社の革製品をご購入してくださった方々を集めて、交流できる場所を提供させていただく形です。10月末に発表した会員制の仕組みも、新たに取り入れ、より良いものにしていくつもりです。
ただ交流会に行くだけだと、営業のため。という色が強くなってしまいがちですが、オーダーメイドの革製品を作ったという共通点があれば、「どんなものを作ったんですか?」という話ができますよね。
「そのオーダーメイドのバッグかっこいいですね」という話が、もしかしたら仕事の話に繋がるかもしれない。このようなネットワーク作りに、今力を入れています。
また、10年後までにインターナショナルブランドを作りたいと考えています。世界の有名ブランドと戦うには、独自ブランドがないと勝てない。ですが、プレジデントギアはオーダーメイドが強みなので、新しいブランドを作って世界に進出しようと考えています。
まずは数年内にニューヨークで新しいブランドを立ち上げていきたいですね。
私たちは、ニューエグゼクティブスタイルを一生作り続けていかないといけないと思っています。なぜなら、社長のニーズは常に変化するからです。全面クロコの商品が人気だった今までの流行から、さりげなく一部にクロコを使っている方が好感度の高い現在のように、ニーズはどんどん変化しています。
だからこそ、私たちはこれからも瞬間瞬間で求められているスタイルをつくり続けていきます。