堤工業株式会社

栗原良一

人と人との交流を通して「工場」のイメージを変える!

繋がりを大切に成長し続ける、プラスチック加工工場
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堤工業株式会社・栗原良一代表取締役のONLY STORY

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大変な時だからこそ継ぎたい。父の背中を見て育ってきた私が会社を継承した理由。

私は現在、堤工業株式会社の3代目として、会社を経営しています。
なぜ私が堤工業を継ぐことになったのか、その経緯からお話します。
 
私は、小さいころから堤工業で働く父の背中を見て育ちました。
というのも、家の隣に工場があったからです。
中学生の時には、工場で父の仕事を手伝っていました。
高校は工業高校へ進学。
大学卒業後は、かつてから見ていた父を助けたいという思いから堤工業で働き始めました。
 
工場で働き始めてからは、「私がこの会社を将来継ぐのだろう」と思いながら、様々なセミナーに足を運びました。20代中盤頃からは後継者向けの勉強会に通い、同業や異業種の仲間もたくさん増えてきました。
 
そんな中、30歳を迎えた時に大きな転機が訪れました。
リーマンショックにより日本経済が大打撃を受け、堤工業もその影響を受けました。
それまでは「いずれは工場を継ぐのだろう」と思っていたのですが、工場が危機的な状況だからこそ、「自分も堤工業の力になりたい」、「こんな大変な時だからこそ会社を継ごう!」と父の跡を継ぎ、社長になることを決意しました。

実際に継承者となってからは、正直不安ばかりでした。しかし、多くの先輩経営者にアドバイスをいただくなど、わからないことはわからないと素直に認め、一つ一つ解決しながら今も少しずつ前に進んでいます。
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技術だけではない。仕事をするうえで大切な人と人との繋がり

堤工業株式会社は主に、プラスチック製品の切削加工業をやっています。
板状や棒状のプラスチックを様々な形に削るのですが、これがお客様の商品に組み込まれるのです。
特に、熱や電気を通したくない耐熱・絶縁を必要とされている部分に使われることが多いです。
 
中でも私たちの強みは試作品製作のために少量生産から承っていることです。
金型を作り、大量注文を受ける工場が多い中で、数の少ない1個からの注文も受けられるので、製品開発段階の会社様や大学の研究室からもご注文をいただいています。
 
また、私たちが扱っているプラスチック製品の一つに、FRPと呼ばれる繊維強化プラスチックというものがあります。一般的にアルミなどの金属に代替することができる材料と言われ、金属と同じくらいの強度を持つと同時に金属よりも軽いことが特徴です。
 
プラスチック製品の切削加工業をやっている他の会社さんはいらっしゃいますが、扱いづらく、機械が痛みやすいため、FRP を扱っている会社様は多くはありません。
この強みを活かし、同業の会社様からご注文をいただくこともあります。
 
しかし、仕事をしていく上で重要なのは、技術力だけではありません。人と人との顔を合わせた交流も重要だと思っています。
 
と言いますのも、先日「大田区のお土産100選」というものに私たちが製作したプラスチック製のピアスが選ばれました。大田区の産業振興協会の担当の方から「お土産100選」に応募してみませんか?というお話をいただいたので応募してみることになったのですが、きっかけは同じ区の仲間たちと話していた「何か面白いものを作りたいね」という会話から生まれたものです。

人と人との繋がりは、次々と新しいものを生み出すきっかけになると感じています。
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新たな取り組みを通してやりがいもイメージも向上。工場全体のイメージを一新したい

今まで様々な製品の内部に使われる部品を製作してきましたが、これからは私たちが作った製品が目に見えてわかるものに使われている部品を製作したいと考えています。先ほど述べた「お土産100選」の話も、この活動の一つです。
 
よりスケールが大きな話をすると、今後は、飛行機の部品作りにも携わりたいと考えています。
私自身飛行機が好きだということもあるのですが、空を見上げた時に「あの飛行機にもうちの製品が使われている」っていつでも言えますから。
 
また、工場内の見学や、実際に体験ができるものづくり工房などのスペース作りも積極的に行いたいと思っています。工房を通して、一般の方が気軽に足を運んでもらえるような工場になってくると、私としても従業員にとっても楽しいのではないかと考えています。
 
実は、たくさんの人を工場に呼んで見ていただくことには、私たちの工場だけではなく、町工場全体への想いもあるんです。
 
昔から「ものづくり」というと、「きつい・汚い・危険」の3Kと言われています。

このイメージはおそらく今でも変わっていないと思います。きれいな社内のものづくり工房などに遊びに来ていただき、ものづくりに興味を持っていなかった方でも、「ものづくりって、色々なものが作れて楽しい!」と感じていただければ、うちの会社だけではなく、町工場全体のイメージアップに繋がるのではないでしょうか。
 
ものづくり離れが進行している中で、町工場全体あるいは町工場の多い大田区を盛り上げる一助を、弊社の工場にものづくりに興味を持ってくださる方を巻き込み、繋がりを広げていくによって貢献していきたいと思っています。

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