株式会社ベアハグ
成田 樹士
POSTED | 2018.07.27 Fri |
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TAGS | 従業員数:301〜500人 業種:医療・介護・健康 創立:15年以上 決裁者の年齢:40代 商材:BtoC |
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顧客の生活に一生寄り添うトータルライフケアサービス
あなたも100年人生をケアするスペシャリストにTopics
株式会社ベアハグ 社長 成田 樹士氏のONLY STORY
整体学校の一期生として入り、さまざまな経験を積んで代表取締役へ
株式会社ベアハグは、創業者が六本木のワンルームマンションで開業したことから始まります。この小さな店舗で顧客が100人を超えたら、路面店できちんとした店を構えようという計画を立てていたそうです。
やがて無事目標を達成して、喫茶店の居抜きだった路面店に入りました。その際に、事業を展開していくには技術が必要ということで、創業者が赤坂に整体の学校も創っていたんです。
私自身はバブルが弾けたときに3億円の借金を抱えて上京。以前整体師の資格を取っていたので、それを活かす仕事を探しました。そこから、赤坂の学校に一期生として入り、卒業前には一通りの施術が行えるようになっていました。
最初は、鎌倉の材木座海岸の海の家でマッサージを行っていたんです。利益になれば給料が出るという成果報酬だったのですが、地元のお客さんがリピーターになってくれたこともあって無事利益に繋がりました。
その後はスポーツクラブでの店舗展開などを経験し、やがて赤坂の本店で働くようになります。そこは24時間営業の路面店で、私は店長を任されて、その後すぐに事業の統括マネージャーになりました。
たくさんの経験を積んで、役員になったのは29歳のときです。ちょうど、顧客のニーズに合わせて健康のトータルケアの方へ移り変わっていくあたりでした。代表取締役になったのは、昨年のことですね。
顧客の生活に一生関わる、トータルライフケアサービスを提供
六本木のワンルームのあとの店舗は、喫茶店の居抜きだったこともあり、そのままカフェのようなおしゃれな雰囲気の店としてオープンしました。これが功を奏して、OLがよく見る雑誌などに取り上げられて30代の女性の顧客が非常に増えたんですね。現在はそのときの顧客が年齢を重ねて、40代へと差しかかりつつあります。
30代後半の女性の悩みとして、肌のシミやシワ、お腹のたるみなどが挙げられますが、株式会社ベアハグの顧客からもそういった悩みの声にあわせて「ベアハグでエステをやってほしい」という要望が寄せられるようになり、エステ事業がスタートしました。
そのころから、ライフスタイルやアンチエイジングという言葉が流行りはじめ、株式会社ベアハグでも顧客の生活に一生関わることができるトータルライフケアをテーマに掲げるようになります。
今はリラクゼーションや整体で済んでいる処置も、今後年を重ねて50代になったころには、間接や腰の痛みを取り除くものになるに違いない。そう考えたことから、50代の顧客に向けて保険診療の接骨院を作りました。
さらに、その後の年代に考慮してどんどんサービスを拡大していったんです。60代になるとまず歯が悪くなって食事をとることに難が出てくる。それが健康を害することに繋がってくると考えて歯科の事業をはじめ、70代に向けては内科をはじめました。
このスケールの大きさが株式会社ベアハグの大きな特徴で、200坪ほどの広さのひとつの区画で整体とエステと接骨院と歯科と内科を展開するアンチエイジングモールという店舗も展開しています。
医療とリラクゼーションを提携することで顧客も行き来できるし、その場で要望に合わせて施術士が動けばいいというのもメリットになります。
今、国は100年人生を謳っていますが、だったら私たちは70代の後、80~100代の人に向けた事業を展開して100年人生をケアするスペシャリストになろうと思いました。これまでは医療を中心にしていましたが、介護施設の運営にも幅を広げていく予定です。
そうした中で株式会社ベアハグが必要としている人材は、「人と関わるスペシャリスト」ですね。整体師やエステティシャンにきてほしいわけではなく、人と接することが好きな人にいてほしい。
実際、技術的な部分はほとんど境目がなくなってきていて、整体師のスタッフにも会社の費用で介護の資格を取ってもらったりもしています。これはその人自身のキャリアの幅が広がることにも繋がるので、非常に価値のある取り組みだと思いますね。
愛情を与えられて育った「人と関わるスペシャリスト」を募集
これからの目標は、0歳から100歳代までの健康と生命に関わる事業を作り上げていくということで、整体師やエステティシャンといった技術の垣根を越えたサービスへと発展させていきたいと思っています。
働くスタッフも100年人生をケアするスペシャリストという部分を確立してほしいので、1人のスタッフがトータルでスキルを持てるように、それぞれの専門分野の勉強をできるようにして、資格も取れるような環境を整えていきたいです。
たとえスタッフが株式会社ベアハグを離れたとしても、1人前の社会人として通用するように社内の研修は充実させていますね。資格を取るのはもちろんですが、マネジメントの外部研修なども会社負担で参加できるようにしています。私たちの事業はすべて人が中心になっているので、人が好きな人と一緒に働きたいというのは一貫した想いです。
例えば、株式会社ベアハグでは面接の際にいろいろな筆問項目があるのですが、その中に「自分のことは好きですか?」、「自分は運が良いと思いますか?」というものがあります。それに自信を持って「はい」と答えられるかどうかを重視していますね。
自分のことを肯定して、自分は運がいいと思える人は、今までたくさんの愛情を受けて成長してきた人だと思います。その問いに対して「はい」と答えられるのは、とても前向きな考え方ができる人である証。
自分が客として施術をしてもらうなら、マイナス思考で自分に自信がない人よりも、自分を肯定して運が良いと思っている人のほうが良いパワーをもらえるような気がしますよね。
株式会社ベアハグでは愛情をよく知り、自分の人生を愛している人の応募を心待ちにしています。