株式会社マハロー

石原 鉄兵

独身専門の習い事サイト「アローハ」で出会いの場を

婚活サービス13年目の新たなチャレンジ
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今回のインタビューは、婚活サービス「マハロー」を運営する株式会社マハローの石原氏にお話を伺います。2018年に新たな独身専門の習い事サイト「アローハ」をスタートした同社。独身の方たちが気軽に参加できる「アローハ」が生まれた背景や、今後のビジョンについて語っていただきました。

株式会社マハロー 社長 石原 鉄兵氏のONLY STORY


【経歴】
 
1975年、大阪生まれ。「鉄兵」の由来は父親の大好きな漫画『おれは鉄兵』から(妹名まで同じ)。1998年、学習院大学経済学部卒業。学生時代は体育会ゴルフ部に所属。趣味は海とゴルフ。ご飯お代わり!を我慢したくないのでランニングを続けている。新卒で日本オラクル入社、ワタベウェディングを経て、2007年、株式会社マハローを設立。

「アローハ」の目的は独身同士の交流


–まずは、株式会社マハローの事業内容をお聞かせください。

石原氏:弊社は、出会いの場を提供する婚活サービス「マハロー」、物販事業、独身専門の習い事サイト「アローハ」の3つの事業を展開しています。

–ありがとうございます。独身専門の習い事サイト「アローハ」は、独身をターゲットにされていると思いますが、どういったねらいで展開されているのでしょうか。

石原氏:現在、独身男女は、いづれ結婚したいという方々がほとんどにも関わらず、婚活サービスを利用していない方がまだまだ多く、婚活サービスを利用しているのは17.5%しかいないというデータもありました。そういった「本当は結婚がしたいのに婚活をしていない独身の方」を対象に、縁を広げる何か新しいサービスを提供することができないか?と考えたのが「アローハ」の始まりです。
そして新たなカタチである“独身専門の習い事サイト”を2018年にスタートさせ、今ではスポーツ、語学、美容や文化など、あらゆるジャンルのスクールを掲載しています。

–他にも習い事の検索サイトはありますが、御社の強みや差別化ポイントについて教えてください。

石原氏:大きく2つの特徴があります。
1つが、参加できるのは独身だけなので、クラスメートには独身の方しかいません。独身同士の交流を目的としているので、1対1の習い事ではなく、グループレッスンを中心に、同世代で楽しく学ぶことができるようになっています。
独身と既婚者では話の内容や遊び方、価値観などが異なってくる。そのため例えば独身の女性が料理教室に参加した際、自分以外が全員子持ちのママだと入りづらいと思うんですね。また、出会いを目的に習い事に通う方も多いのですが、いざ行ってみると既婚者ばっかりでがっかりしたり。どうせ学ぶなら独身同士で楽しく!という場があればいいな、という想いから、「アローハ」がスタートしました。
私は結婚、婚活ビジネスが長いので、もちろんそこで恋愛や結婚が生まれることが理想ですが、男女に関わらず“独身仲間の輪を広げよう”というのがアローハのコンセプトです。
もう1つの特徴は、習い事の申し込み方法です。普通は習い事の日程が決まっていると思うのですが、「アローハ」では日にちを決めずオープン日程にして、「タイミングが合えば参加したい」というボタンを作っています。
つまり日程が分からない場合でも、参加したいスクールのボタンを押していただければ、スクール側と他の参加希望者も含めて相談し、日程を決められる流れとなります。せっかく予定を開けていたのに集まらなくて予定が流れてしまうと、参加者だけでなく講師にとっても申し訳ないので、ひと手間はありますがこういった仕組みを考えました。

–オープン日程というのはとても珍しい取り組みですね。石原様が独身専門の習い事サイト「アローハ」を運営するにあたり、大切にしていることを教えてください。

石原氏:先ほどもお伝えしたようにアローハには“独身仲間の輪を広げよう”というコンセプトがあります。その背景には、独身の方が多く集まれば必ず恋愛や結婚が生まれるという確信があります。その証拠として、現在の日本における結婚の馴れ初めの第一位は、実はぶっちぎりで「職場での出会い」が多いんです。
婚活アプリやお見合いで結婚している人が多いように誤解されていますが、実は職場での出会いで結婚する人が圧倒的に多く、これはもう20年近くも変わらないんです。婚活サービスで結婚している割合は、少しづつ増えているとはいえ、残念ながら職場での出会いと比べるとまだまだ少ないんです。職場は結婚するために行くところではありませんが、やはり「独身の男女が集まれば必ずカップルは誕生していく」という証拠の一つです。学生時代もただ一緒に勉強するだけで、沢山のカップルが自然と誕生するのも同じです。あるテニススクールでは、過去に1000組の結婚が生まれたと伺いましたが、趣味を通した集まりには、大きな可能性があります。アローハでの習い事を通じて独身仲間の輪を広げ、またその先に一組でも多くの結婚が生まれれば嬉しい限りです。

独身のための気軽な出会いの場を作りたい


–起業されて婚活サービスを始められたきっかけを教えてください。

石原氏:前職は、結婚式をプロデュースする仕事をしていました。その頃から婚姻数は年々減り続けていますが、今後も日本の人口は減少し、ますます婚姻数も減ることが予測されています。
当時婚活という言葉はまだ生まれていませんでしたが、いつの間にか結婚式をプロデュースする側から、結婚の出会いの場を作りたいと思うようになり、それがきっかけで独立をしました。

–独身専用習い事サイト「アローハ」を2018年に立ち上げた経緯について詳しく教えてください。

石原氏:婚活という言葉が誕生した頃から婚活サービスを続けていますが、とにかく日本には婚活に対して抵抗を持つ方がまだまだ多いことを、この12年間に肌で感じてきました。厚生労働省が出している統計データによると、独身の方が3,800万人いる中で、いずれ結婚するつもりでいる方が約9割だと言われています。
9割の人が結婚したいと思っている中で、5割以上はパートナーがいないと言われています。そして2年ほど前のデータではありますが、先ほども申したように、婚活サービスを利用したことがある方は17.5%しかいないという統計結果もあります。
「婚活に対して抵抗感を持っていたり、恥ずかしいと感じたり、重いと感じてしまう。でも出会いの場は欲しい、と感じている独身の皆様に向けて、もっと気軽に参加したり利用していただける場を作りたい」と願い、このサービスを立ち上げました。

日本全国に広めて行きたい


–今後のビジョンについて教えてください。

石原氏:これまで婚活サービスと言えば、婚活アプリや、結婚相談所など、年齢や年収、顔写真を元に相手を探すサービスがほとんどでしたが、私は人と人の出逢いで一番大切なのは、プロフィールよりフィーリングだと考えています。もちろん結婚相手の条件は大切ですが、でも初めて会う時はフィーリングが何より大切だと思いませんか?新たな独身専門の習い事サイト「アローハ」で出会いの場を日本全国に広げていきたいですね。そのためにまずは会員様を1万人規模にしたいと考えています。
また、ゆくゆくは独身だけが参加できるものを習い事だけでなく、例えばボランティアの集まりだったり、独身だけが行けるレストランだったりと、独身だけの世界をさらに広げていくことができれば、また新たなご縁はどんどん広がると願います。

–社会的にどういった役割を果たせる企業でありたいですか。

石原氏:婚姻組数の減少や少子化は国の大きな問題なので、結婚促進で少しでも社会の役に立てるような会社になれますことを目指します。
弊社の社名である「マハロー」は、ハワイ語でありがとうという意味です。お客様からも社会からも、「マハロー」と思ってもらえるような会社になりたいです。

–最後に、読者の方にメッセージをお願いいたします。

石原氏:「アローハ」は独身の方の会員登録は無料。スクールさんの掲載も無料です。弊社の取り組みに興味を持っていただける方や企業様、どのような問い合わせでも大歓迎ですので、どうぞお気軽にご連絡ください。

執筆=山田
校正=6483works

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