山上尚靖

株式会社Crコンシェルジュは、情報通信分野、およびITの進化による経費削減と業務効率向上を実現する為の最適なソリューションを提供し、『情報通信とIT』を最大の強みにお客様のパートナーとして経費削減の一躍を担っています。

元々、大学を出た後、アパレルの会社で13～14年勤めた後に独立しました。

独立に向けて動いていく中で、一番最初に仕事にしたのが携帯電話の販売やネットワークの構築、回線の手配などの通信系の仕事で、そういった業務をしていたのが比較的長かったですね。

それから間口を広げようと思いながら行っていたのが、代理店として先方の家電とかを紹介して、繋ぎの紹介料をいただくという業務でした。

元々、通信だと複合機とか、ある程度収益を見込める部門は大きいのですが、私がメインにしていたのは紹介業の方でしたね。

今はメイン業務の一つとして、「ガス料金の適正化による経費削減」を行っています。2017年4月から都市ガスが自由化になったので、支払先を変えることによってコストを削減できるようになったんですよ。

例えば、東京電力さんとニチガスさんがタッグを組んだ会社があって、そこに支払先を変えると年間7割くらいガス料金が削減できます。　

また、都市ガスだけに限らず、プロパンガスにおいても料金適正化を行っています。実は、プロパンガスの方が、元々自由料金なので、ガス屋さんが比較的高い値段を設定しています。ですので、協会の立ち位置としては、料金を適正化して、勝手に値上げしないことをお守りしますということを約束してもらっています。

現在は、そういった事業に加えて、販路をすでに持っていてプラスワンしたいという会社に、販路を広げるためのツールとして使いませんか、という事業も行っています。

例えば、お水を扱っている会社でプロパンガス料金を適正にする業務をした際、先方のお水のコストパフォーマンスがよくて、こちらにもタミング良く水の販売ルートを作りたい人がいたので、そこをマッチングさせていただいたりしています。

私はBNIをとらえて4年ほどになるのですが、元々は紹介ビジネスの勉強がしたいという理由が1番大きかったからなんです。

4年間続けて、無遅刻無欠席無代理で出席しています。BNIでは、お互いのビジネスを紹介し合って、リファーラルを出すというのがルールなのですが、そのリファーラル件数も1回の定例会で8～10件くらい出すことができています。

そのうちの大体6～7割が、BNI外部の紹介先かつ売り上げに直結するリファーラルになっています。そうしたことで、現在は、自分の会社の売り上げを上げるよりも、相手の会社の売り上げを上げる方が実績が出ています。

相手の方の希望を自分なりに理解したうえで、どういう風にそれを動かしていくかというのをご案内することが、今１番こだわっていることです。

最終的には、様々なターゲットに関して、プレイヤーの方々を支える役目を担っていきたいと思っています。

そのための施策として考えているのが、様々な業種の人を4人1組位のチームにして、同じターゲットに関して多方面から課題解決できるようなチームをたくさん作りたいと思っています。そうすることで、自分の見込み客やお客さんの課題解決をそのチーム内で行うことができるようになります。

そして、そういったチームを作るための活動をしています。興味がある人に会員になってもらい、獲得方法のレクチャーやどういう風に動いていけば良いかというようなことに関するサポートもしており、会員費をもらう代わりに、仕事を紹介してもらったらお金を戻すというシステムで運営しています。

この数年間で、案件の数は多くなってきているので、さらに一緒にインフラを作り上げていける仲間を作っていきたいと思っています。

紹介ビジネスをやっているので、やはり人が近しくなります。信頼関係を作るのは難しいですが、信頼してもらうことができれば、その人を通じて紹介紹介でビジネスが広がっていくので、その流れを作りたいと思っています。

プレイヤーからチームマネージャーになって、お客様の問題解決をしながら、ハンドリングした手数料で収益をあげていく、そういったスキームを構築することに現在は注力しています。

☆取材・記事作成・構成＝佐藤、佐久間