株式会社グランハーツ
蒔田正昭
POSTED | 2017.05.10 Wed |
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TAGS | 従業員数:5人以下 業種:その他 創立:15年以上 決裁者の年齢:その他 商材:BtoB |
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効果の高い広告・PRを提案!成果に拘る広告会社
不動産広告で「集客で困ったらここ」と思われる会社へTopics
株式会社グランハーツ 社長 蒔田 正昭氏のONLY STORY
1966年東京都豊島区出身。埼玉県浦和実業学園高校卒業後、不動産会社を経て広告デザイン制作会社、株式会社グランハーツを起業。
主にWEB制作、集客コンサルタント、チラシ制作等を担う。
会社は2017年に26年目を迎えた。
趣味はサッカー、野球観戦。
ピンチをチャンスに!業績不振が不動産広告スキルに磨きをかける
起業のきっかけは本当にちょっとしたコトでした。印刷会社に勤めていたのですが、25歳の時、仕事への自信もあったし、お金も欲しいなと思い独立を思い立ったのです。起業した当初は、当然ながらあまり営業も取れず…心配で夜も眠れない日々が続きました。
私が起こした会社、株式会社グランハーツは広告デザインの制作会社です。現在はチラシなどもDTPで作りますが、当時はすべてアナログ。今よりも一層手作業が多く、技術やセンスが問われるものでした。とにかく、30歳位までは一心に会社の経営をしていました。
しかし、広告デザインや印刷業へのデジタル化の波はとても早くて、大きくて。多くの仕事がコンピューターでこと足りるようになってしまいました。そうした中で、仕事が減っていき、一時会社を休業。友人に紹介してもらった不動産の会社で働くことにしました。ここでチラシの制作を7年程続けるうち、気づけば不動産特有の広告スキルが身についていました。
ここでの経験を武器に、38歳の時に休業していた会社を再開。当時から不動産関係の仕事を多くもらうようになりました。今思えば苦しかった時期もありましたが、たくさんの人に助けてもらったから、今の私があるのだと思います。
集客重視の広告会社へポジションチェンジ!
以前は、クライアント企業さんの要望通りの広告を作成していました。もちろんニーズに合わせて作るので、満足はしてもらえるのですが、結局広告デザインをしても売上アップにつながらないことも多かったです。これは当時の広告業界全体が抱える問題でもありました。
広告会社の使命とは何か?改めて考えた時に、「集客に貢献すること」だと思い直しました。広告を出すクライアント企業は、集客したいと思っている。ここに気づいてからは、私たちの方向性が非常に明確になりました。今は、クライアント企業さんの目的を聞いた上で、その要望にただ答えるだけでなく、積極的に提案をしています。
より集客につなげるためにはどうしたらいいかを考えることで、真に力になれる広告会社であることを念頭に置いて働いています。グランハーツの業務内容としては、紙媒体の広告制作業がメインですが、今はweb制作にも携わっています。やっぱり一番の強みは不動産における広告が作れることですね。
実は、不動産関係の広告は規制が厳しく、より高い専門性が求められる分野なのです。独自のノウハウを活かしながら、他社にはない特異性を押し出せることが一番の強みだと思っています。
また、多くの方に満足してもらえるよう、安価でスピード感のある対応をすることも、意識しています。
クライアント企業さんが最も求めているのは集客力。この気づきを得たことが全てに生きていますね。
社員全員が安心して働ける会社であり続けたい
今後はどんどん新規事業にチャレンジしていきたいと思っています。収入の軸となる事業を複数展開することで、社員全員が安心して働ける環境を整えたいですね。どうしても広告はどうしてもマンパワーになってしまいがちなので。
例えば、リスティング広告などが出始めの頃は、スマホの認知も低く、集客が強みになっていました。でも今は、他社との差別化は難しいものだと思います。だからこそ、他の分野にもどんどん進出していきたいですね。
今考えているのは、飲食店に出している氷のいらないかき氷の機械。友人の会社がメーカーから事業継承しているんですけど、この会社の代理店としてグランハーツが動いています。ふわふわの粉のような氷。まるで雪氷のようで、氷を置かないからオペレーションも簡単です。
他には、窓に貼るフィルムを作っている会社に出資を考えたりもしています。このフィルムをはると、カーテンがいらないんですよ。切り替えボタンを押せば部分的に遮光されたり、熱や紫外線もカットされてすごく便利なんですよね。こんなことも頭の片隅に置きながら、複数の事業を収益化し、会社が成長できるようにしたいです。
これからの広告の仕事は、価格競争の激化が予想されます。だからこそ、夢が持てるような会社でありたい。そのためにも、まずは、グランハーツの社員全員が安心して働き続けられる会社にしなくてはなりません。今後も成長していきたいと思っています。