有限会社コスミックエンジン
渡邊 明人
POSTED | 2017.04.27 Thu |
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TAGS | 従業員数:11〜30人 業種:卸売業・小売業 創立:15年以上 決裁者の年齢:50代 商材:BtoB |
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マーケティング研修ならお任せください
目的の共有で価値ある人材育成と地域活性化を実現するTopics
有限会社コスミックエンジン 社長 渡邊 明人氏のONLY STORY
自分にとってのデザインを求めて
美大に進んだ私は、3年から専攻した建築学を通して建築の面白さを知りました。
建築の場合、様々な法的制約がありますが、建築家はその中においても、そこに住む人たちのライフスタイルから逆算して、レイアウトやコミュニケーションのあり方などを考えて行きます。
この家の建築家はどのような考え方を持って作ったのか。
そう考えることが楽しくて仕方ありませんでしたね。
これこそが私にとって意味のあるデザインだと感じてから建築の道を志すようになりました。
しかし私が大学を卒業した当時は建築業界も不景気の頃。
まずはデザイナーという立ち位置に行かなくては何も始まらないと思い、グラフィックデザインの会社に就職をしたのです。
仕事を始めてみると、グラフィックデザインも奥の深い仕事でした。
先輩社員とクライアントの打合せに同席すると、先輩は色彩が与える影響など本格的なデザインの知識をもとに話をしていたんです。
私もグラフィックデザインを真剣に勉強しなくてはダメだと感じ、積極的に学び始めたら、グラフィックデザインの仕事がどんどん面白くなっていきました。
やる気が会社に認められ、重役というポストを薦められるまでになりましたが、自分のやりたいことをしたいという思いでフリーランスになりました。
仕事は順調。人脈が広がり、売り上げもどんどん上がって行きました。
その一方でプライベートはなくなり、アウトプットばかりの毎日。
とにかくインプットの機会を作らなくてはと危機感を覚えた私は、まずは仲間を創ることから始めました。
それが、コスミックエンジン設立を決意したきっかけです。
目的意識を持ったマーケティングアプローチ
現在コスミックエンジンでは、広告デザイン事業からマーケティング研修事業へと軸足を変えています。
ウェブマーケティングのみならず、組織マネジメントでいかに成果の出る仕組みを作るか。
そうした視点からマーケティングプランを考えます。
戦略の部分からデザインの部分まで一貫性を持っており、単純にマーケティングの知識を伝えるだけではなく、組織のマネジメントにもプラスがあるような内容にしています。
他社と大きく違うのは、目的意識を持ってマーケティングアプローチをすることですね。
数字の目的だけでなく、それが何のためなのか、誰のためなのか、どんな有益なものか、どんな気持ちになれるのかという部分です。
これは建築での気づきと共通しているのですが、目的が共有できていないマーケティングプランや知識の提供は価値が薄いのです。
建築が、住む人がどんな暮らしをしたいのかを考えた上でデザインするように、マーケティングも目的を共有した上でプランを提案する。
そして実績として成果があってこそ価値があるのです。
今は企業組織のためのマーケティング研修ですが、いずれは、このプラグラムで伝統文化の継承・普及などの面から、地方活性にも貢献していきたいと考えています。
私は、文化庁で国宝や文化財の修復に携わっていた父の影響で、もともと地域活性や伝統文化に興味を持っています。
弊社の研修であれば、地方で若き職人などを育成し貢献することもできます。
官公庁などと協業して、弊社の研修を通して人材を育成し、地域活性に結びつけるというのもアリだと考えています。
社内の人材を一人前にするのも、地域の人材を一人前にするのも、自分たちの力だけでやろうと思ったら大変です。
弊社のマーケティング研修を通して、様々な人材育成の力になっていきたいですね。
自分たちの力で地域活性化を実現したい
私たちが育成したい人物。それは、マーケティング的な視点やデザインで、コミュニケーションを作っていけるようなスキルを身につけた人。
そして、それぞれの地域の良さを発見して、地域活性をしていけるような人です。
受託だけでやるのではなく、自ら地域に産業を創り、お金を地域にまわす仕組みを作りたいですね。
地方では仕事がないことが多いので、雇用を生み出すことが必要だと強く感じています。
これからも様々な人を巻き込む力をつけて行きたいですし、スタッフたちにも、自分で考え実行していくという部分を大切にして欲しいですね。