ブルーチップ株式会社
宮本洋一
POSTED | 2016.12.21 Wed |
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TAGS | 従業員数:51〜100人 業種:卸売業・小売業 創立:15年以上 決裁者の年齢:70代 商材:BtoB |
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ブルーチップは、地域小売業のベストパートナー!
進化し続け55年。ポイントカードの礎が描く次なる夢Topics
ブルーチップ株式会社 社長 宮本 洋一氏のONLY STORY
ポイントカードの礎、ブルーチップ
今や日本人の9割強が所有していると言われるポイントカード。
その礎を築いてきたのが、弊社のブルーチップカードです。
創業オーナーが、アメリカからトレーディングスタンプの仕組みを輸入し、日本初のトレーディングスタンプ専業会社として始めたのが1962年。
加盟店でお買い物をするたびにもらえるブルーチップを集め、集めた数に応じて「ブルーチップギフト券」と交換し、さらにそれを使って暮らしに役立つ商品をもらうというシステムが主婦層に大変喜ばれ、お買い物の嬉しい「おまけ」的存在として浸透してまいりました。
あれから55年。かつてはスタンプだったブルーチップは、時代とともに切手型、磁気カードへと姿を変えてまいりました。
また、サービス面におきましても、ブルーチップシステム販売はもとより、ポイントの請負や財務的管理、データ管理等へと多様化が進み、日本のトップ企業から地方の小売店まで、幅広い企業様とのお取り引きをさせて頂いております。
私がブルーチップに入社したのは22歳の時になりますが、一つの商品だけで50年以上続いている企業というのは類を見ません。
今は社長として、先人たちが築かれてきたブルーチップの歴史の重さを背に、さらなる成長に向けて、時代に適した変革に取り組んでまいります。
55年間の実績を次なるサービスへ
ブルーチップには、55年にわたって築き上げてきたブランド力と、全国400社、7000店舗以上の膨大な加盟店ネットワークがあります。
これを生かした様々なサービスを通して、地域の加盟店が継続して会社を経営するためのバックアップをさせていただいております。
例えばBC総合研究所におけるマーケットリサーチがそうです。
毎日送られてくる1500万人分のユーザーデータを、3年分一括管理しておりますから、積み重ねられたデータをもとに商圏や利用頻度を割り出すことで、加盟店が新店舗を出店される際の基礎データをご提供できるのです。
弊社のデータは正確性も高いため、多くの加盟店様から厚い信頼を頂いております。
また、多くの地域のポイントカードにも弊社のシステムが導入されております。
2014年からサービスを開始した北海道共通ポイントカード「EZOCA」は、現在発行枚数が180万枚を超え、北海道民で知らない人はいないほどに成長しました。
2015年には、日常のお買い物がコンサドーレ札幌の支援につながる「コンサドーレEZOCA」も誕生しています。
四国エリアで発行されている「ハーティーカード」に至っては、高知県シェアNo.1を誇り、地域情報を発信するためのお手伝いとして「ハーティカ」というカタログも弊社で作成させて頂いております。
地元密着型のポイントプログラムを目指すブルーチップだからできることですし、ポイント管理を中核としながらワンストップでサポートさせていただける多様性は、長い歴史の中で膨大なネットワークと高い信頼を築いてきた弊社ならではの強みと言えるでしょう。
変わらぬミッション、進化する夢
弊社のミッションは、「地域社会の絆づくりを強めること」。
創業当時から変わらない「地域通貨」としての使命を、これからもしっかりと果たしていきたいと考えております。
今後5年でブルーチップ事業単体での売上400億円、関連企業5社の設立を達成します。
また、ブルーチップが生み出す膨大なユーザーデータや加盟店ネットワークを活用して、プラットフォーム戦略におけるオンリーワン商品の発掘・全国展開を進めてまいります。
昨年は、経口保水液のスーパーマーケット展開を行い、夏だけで1万ケース以上の販売を達成するという大ヒットを記録しました。
2年前からは、買い物難民を救う移動スーパー「とくし丸」の全国展開も手がけ、20台から200台まで稼働台数を増やすことができています。
世の中に必要とされている素晴らしいものを、私たちがどんどん全国に広め、中小企業の活性化、ひいては地域の活性化につなげたらと考えております。
もう一つ掲げているのが、海外事業の拡大です。
3年前からベトナムにて「ベトナムドラえもん豆腐」という豆腐の製造販売事業をスタートし、「ドラえもん豆腐ファクトリー」という販売店の多店舗展開も実現してまいりました。
これをベトナムナンバーワンに育て上げ、ひいてはアジア圏ナンバーワンの豆腐ビジネスにしていきたいという夢があります。
そのためにも、ベトナムで挑戦したい日本の若きパティシエたちと力を合わせたいのです。
実は、現在建設途中の豆腐工場では、半分のスペースを空けてあります。
ベトナムでは、メイドインジャパンのスイーツ人気が非常に高いですから、腕と経験を持ったパティシエや企業にそこに入ってもらい、ジャパンクオリティの美味しいプリンやケーキを製造し、弊社の販売店からベトナム国民に届けてもらいたいと思っております。
夢は言葉にすることで必ず実現できるもの。若者たちにはどんどん手を挙げてもらい、日本、そして世界の地域社会の絆作りを共に進めていきましょう。