株式会社Freedoming
瀧川 啓斗
POSTED | 2019.10.08 Tue |
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TAGS | 従業員数:11〜30人 業種:人材(採用・派遣) 創立:7〜8年 決裁者の年齢:20代 商材:BtoB |
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低コスト・幅広い支援でエンジニア採用を成功させる!
自社の成功事例を活かした「各企業ごとの採用戦略」Topics
今回のインタビューは、SES事業やエンジニアの採用支援事業を営む株式会社Freedomingの瀧川氏にお話を伺います。
在学時に自己資本で起業し設立2期目を迎えた同社。自社の成功事例を活かした事業内容や起業を選んだ理由、そして今後のビジョンについても語っていただきました。
株式会社Freedoming 社長 瀧川 啓斗氏のONLY STORY
【経歴】
1997年埼玉県生まれ 4人兄弟の次男として育つ。幼少期は、サッカー、水泳、書道に取り組んでいた。家庭環境から中学時代より堕落した生活を送ってたが、17歳の時ヨーロッパに滞在したことをきっかけに一念発起。偏差値30から大学受験し入学。在学中にイベント系ベンチャーを立ち上げ、営業代行等を経験し起業。
成功事例から編み出した採用支援事業
–まずは、株式会社Freedomingの事業内容をお聞かせください。
瀧川氏:弊社は主にエンジニアの採用支援事業とSES(常駐型のエンジニア)事業を展開している会社です。
採用支援事業につきましては、私たちは自社でエンジニアを採用し、SES事業や受託開発を行っていますので、その採用ノウハウを駆使し、主に同業種の企業様の採用支援をしています。
–採用支援では具体的にはどういったことをされていらっしゃるのでしょうか。
瀧川氏:私たち自社採用を行なっているコンテンツを活用した採用を行なっていることから、運用代行をメインに具体的には事業計画に基づいた採用戦略、運用、ブランディング、定着、営業、研修サポート、スキルアップまで幅広く支援しています。
そのほかにもアカウントの発行やサイト内に掲載する記事・募集要項の作成などの支援もしています。
–実際の採用事例を教えていただけますか。
瀧川氏:はい。まず自社採用においては、リファラル採用を含まず、予算50万円ほどで、6ヶ月の間に18名のプロパーエンジニアを採用しました。採用支援事業では、そういった自社採用の事例を活かし企業様に合った採用戦略をご提案しております。
その結果、これまでエンジニア採用で単価で1人あたり50万円ほどかかっていた企業様が採用単価15万円で半年間に3名の採用ができたり、そのほかにも1人あたり10万円でエンジニア採用ができた企業様などがいらっしゃいます。
全ての企業様に対して同じ戦略がフィットするはずもありませんので、案件ごとに戦略を変え、コストを抑えた採用を実現している点がFreedomingの強みだと思います。
完全な自己資本のみで学生起業
–瀧川様は在学中に会社を立ち上げていらっしゃいますが、起業の意思はいつ頃からありましたか。
瀧川氏:今振り返ってみますとまわりで事業を営んでいる者が多かったため、小さい頃から就職するという選択肢がなかったのだと思います。
ただ周りに経営者が多かったから自分もそうなりたいと思った訳ではなく、つまらなさそうに働く大人にだけはなりたくなかったんです。その頃の自分はサラリーマンとして楽しく働いている人がいるイメージがなかったので日本のサラリーマンは皆つまらなさそうに働いていると一括りにしていました。
では「現実的にできて楽しく働ける職業は何だろう」と思った時に出てきた答えが「起業」だった。だから自分の手で会社を立ち上げたんです。
–自分のしたいことは何かを考え、学生起業という道を選ばれたということですね。ここで疑問に思ったのですが、資本金はどのように集めたのでしょう。
瀧川氏:銀行融資も資金調達もできなかったので、資本金は頑張って自分で作りましたね。完全に自己資本だけで起業する学生が少ないので珍しいと思います。そのため当然、事業の1期目は資金面で苦労しましたね。
–そうなんですね。苦労された1期目も現在と同じ形で事業を展開されていたのでしょうか。
瀧川氏:実は現在のSES事業は1期目の終わりからスタートをしており、元々弊社は採用媒体系の営業代行会社として立ち上げた会社なんです。ただそういった商材の販売では、どうしても売上はその月に獲得した契約数で決まるため、数字の見通しがつかない。
それでは売上が立てづらく、マンパワーに左右されてしまい、従業員たちのモチベーションを維持するのが難しかったんです。そこで自社の採用をしっかりして事業を組み立てつつ、ノウハウを蓄積してクライアントにそのまま提案できれば良いのではないかと今に至ります。
採用を通して企業の可能性を広げたい
–今後のビジョンについて教えてください。
瀧川氏:目先の売上を着実に上げることです。そのためにもクライアントの数字に細部までこだわり、自社が携わる経済圏を大きくしていきたいです。売上は今年で1億、来年3期目で4億、4期目で20億、25歳で100億ぐらいにしたいと考えています。
–社会的にどういった役割を果たす企業になりたいですか。
瀧川氏:弊社ではエンジニアになりたいという未経験者を採用し、育成していますので、ITの市場を活性化し、市場を拡大させる社会的な役割を担っていると思います。
また企業様に提案をする際に、「本質的に」何が課題かを考えております。採用を考えることは、企業様の在り方や本質的な部分を見直すきっかけとなり、それによって人事や営業がうまくいくこともありますので、採用の提案をしていくことでこれからも企業様の可能性を最大化していきたいと考えています。
–ありがとうございます。では最後に、読者の方にメッセージをお願いします。
瀧川氏:「資金なし、いいオフィスなし、人事なし、実績なし、仕組みなし」の踏んだり蹴ったりの弊社でもできた採用手法を提案させていただきます!一度お話しましょう!
執筆=山田
校正=笠原