株式会社ルクス
小原 瑞輝
POSTED | 2019.10.31 Thu |
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TAGS | 従業員数:6~10人 業種:人材(採用・派遣) 創立:7〜8年 決裁者の年齢:30代 商材:BtoB |
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信頼できる若手人材をあらゆる業界に紹介
「人を大切にしたい」という想いが定着率の高さを実現Topics
今回のインタビューは20代を中心とした若手人材の紹介を行っている株式会社ルクスの小原氏にお話を伺います。「人との繋がり」や「出会い」を大切にしながら事業を展開する同社。事業に込める想いや今後のビジョンについても語っていただきました。
株式会社ルクス 社長 小原 瑞輝氏のONLY STORY
求職者と関係性を築き、ミスマッチを避ける
–まずは、株式会社ルクスの事業内容をお聞かせください。
小原氏:弊社は、人材に困っている企業の人材支援を行う会社です。
特定の業種に特化せず、あらゆる業界に対して、主に20代を中心とした若手人材の紹介を得意としております。(https://luxxcareer.com/)
–ありがとうございます。人材紹介を行っている他社と比べて、御社の強みや差別化ポイントはありますか。
小原氏:弊社では、紹介を中心とした集客方法で求職者を獲得しております。
間に紹介者がいることにより、求職者との関係性をしっかりと築くことができるので、紹介先の企業との間でミスマッチが起こりにくいというメリットがございます。
また、弊社は「人との繋がり」を大切に考えており、アフターフォローも徹底しております。例えば弊社メンバー主催のフットサル会や、食事会にも招待させていただき、紹介後も関係もしっかりと続けております。
その結果、弊社に協力をしてくださる人たちがさらに増え、新たな求職者とご縁をいただくケースがございます。
–繋がりが強いからこそ、ちゃんと人となりを知った上で企業に自信を持ってご紹介できるということですね。
小原氏:そうですね。企業側からすれば、長く続けてもらい会社の戦力として成長していける人材を求めていると思います。弊社は求職者がどういった人物なのかを深く理解した上で、企業側の社風や求めている人材を見極めてご紹介しているので、高い定着率を出すことができております。
起業のきっかけは家族の生活を守るため
–起業に至った経緯を教えてください。
小原氏:僕が20歳の時に不動産業を営んでいた父が病で他界したんです。母は専業主婦でしたし、僕が3人兄弟の長男なので、父親の代わりに家族を守らなければならないという思いから、父親の影響もあり起業することを志しました。
すぐに行動を起こし、事業をスタートさせたのですが、わずか3ヶ月しか継続できず、自分の無力さを知りました。
一度会社というものを一から学んでから、再スタートを切ろうと考え、サラリーマンを経験しました。その後、新たな事業を起こし経営者として再スタートを切りました。
いくつかの事業を立ち上げたのち、最終的に今の人材紹介業をメインとした形となりました。
–なぜ、人材紹介事業を始めたのでしょうか。
小原氏:仕事をする中で、周りの経営者さんから「こういう人いない?」「こういう人集められない?」と人材についての相談をされることが増えてきたんですね。
最初は無償で人材を紹介していましたが、ある時「ちゃんと形にすればこれはビジネスになるかもしれない」と思い、免許を取得して事業として人材紹介を始めました。
ライフ全般のサポートを目指して
–今後の目標を教えてください。
小原氏:「人を大切にしていきたい」という気持ちは常に変わりません。若い人の中には、将来に悩んでいる人や、一度道から外れてしまって無力感を抱えている人が多くいるので、そういった人たちのサポートをしていきたいと考えています。
また、弊社は仕事の相談だけでなく、プライベートの相談を受けることも多いんですね。
なので、最終的な目標としては、人材紹介という枠にとらわれず、一度関わった人たちの人生のさまざまなイベント、例えば住まいや結婚式などのライフ全般をサポートできたらと思います。
–最終目標に向けて今、どういったことに力を入れていますか。
小原氏:まずは人材紹介事業の基盤を固めることですね。
今、求職者や企業側から多くのご相談をいただいておりますので、社員育成に注力しながら、効率よく対応していきたいと考えています。そして次のステージに向けて社内の体制を整え、事業規模を拡大していきたいと思います。
–ありがとうございます。では最後に、読者の方にメッセージをお願いします。
小原氏:今、ほとんどの企業で人材採用が課題になっているかと思います。
求人掲載や他のエージェントに頼んでも「いい人材が来ない、どうしたらいいのかわからない」と悩んでいらっしゃる方は、ぜひ一度お声がけください。弊社と二人三脚でやっていきたいという想いを持った方と繋がれると嬉しいです。
執筆=山田
校正=米山