株式会社シナジーキャリア
岡本 恵典
POSTED | 2020.08.21 Fri |
---|
TAGS | 従業員数:11〜30人 業種:人材(採用・派遣) 創立:3〜4年 決裁者の年齢:30代 商材:BtoB |
---|
就活生に寄り添うWebメディア「就活の教科書」
適材適所で自分が生き生きと働ける日本社会へTopics
今回のインタビューは、月間60万人以上が訪れる就活メディア「就活の教科書」を運営する株式会社シナジーキャリアの岡本氏にお話を伺います。適材適所で自分に合った仕事をすることが重要だと語る岡本氏に、同社の事業内容について詳しく教えていただきました。
株式会社シナジーキャリア 代表取締役 岡本 恵典氏のONLY STORY
内定者と就活インターン生が発信する就活Webメディア
–まずは、株式会社シナジーキャリアの事業内容をお聞かせください。
岡本氏:弊社は、就職活動に役立つWebメディア「就活の教科書」を運営しています。
「就活の教科書」では、エントリーシートの書き方や自己分析のやり方、グループディスカッション、面接対策などの基礎知識や、コロナ禍で注目されるWeb面接のやり方など、就活生に寄り添った就活情報をお届しております。
–同業他社と比べて、差別化できるポイントや強みはありますか。
岡本氏:「就活の教科書」では、内定者や就活生が自身の経験を踏まえ、実際に就活をして感じたことをリアルに書いていますので、ノウハウも新しく、かつ就活生ならではの悩みに共感できるのが強みになっています。
さらに、就活生の顕在的な悩みだけでなく、「どういうきっかけで記事を検索するのか」と就活生の潜在的なニーズまでしっかりと深掘りをし、内容にこだわった記事を作成していることも強みですね。
–お客様からの喜びの声や成功事例があれば教えてください。
岡本氏:メディアの特性上、お客様から直接感想をいただくことはないんですが、例えば「Web面接のやり方はこの記事にまとまっているから読んでおくといいよ」とSNS上でシェアされているのをよく見かけますね。
また、インターンで働いている学生が仕事を通じて就活全体を理解できるようになり、「自分の就活が上手くいくようになった」「岡本さんに出会えてよかった」という声を聞いたときは本当に嬉しかったですね。
–組織を運営する上で、大切にしていることはありますか。
岡本氏:インターン生に対しては自主性を大切にしていますので、「これをやってみたい」という声には、どんなに小さなことでも積極的に耳を傾けるようにしています。
というのも、僕自身が新しいことをやりたいタイプなのですが、「無理だ」「今じゃないでしょう」といろんな理由で他人から否定や邪魔をされることがあったため、できる限りインターン生の「やりたい」という気持ちは否定せず、どうしたら上手くいくかを考えて形にできるようサポートをしていますね。
また、数あるインターンの中から「ここで働こう」と選んでくれたわけですから、学生たちが自分を発揮できる場にしたいと思っています。
適材適所で世の中を良くしたい
–学生時代から起業したいという想いがあったのですか。
岡本氏:いえ、学生時代には特に思っていませんでしたね。将来起業という選択肢もありだとは考えていましたが、とりあえず3年間は会社で働こうと思っていました。
けれど9ヶ月で会社を辞めてしまって、その後2年ほどWebサイト制作やブログ運営等で生計を立てていましたが、もっと社会に貢献したいと考えて就活サイトを立ち上げたんです。
–なぜ、今の事業を始めようと思われたのですか。
岡本氏:世の中を良くするためには、人材の適材適所が一番効率がいいと思うためです。自分に向いている仕事や自分のやりたいことを仕事にできれば、日本の労働生産性は高まり、もっと生き生きと働ける人たちが増えるのではないでしょうか。
また、僕自身就活がうまく行かなかった経験があるので、「自分がやりたいこと、自分に向いていることをちゃんと理解した上で就活をしましょう」と伝えることができます。
加えて、Webサイト制作やブログ運営で身につけたWebマーケティングの知識を生かせば、たくさんの人に情報を届けられます。そういった想いから、インターン生と一緒に就活のWebメディア運営を始めたのです。
–シナジーキャリアという社名にはどういった想いが込められていますか。
岡本氏:シナジーキャリアは日本語で「相乗効果」と「仕事の軌跡」という意味です。ただ仕事をするのではなく、その仕事が自分の強みや将来のやりたいこと、プライベートと繋がることでより相乗効果を生んでいきたいと思い社名にしました。
Webメディアと動画コンテンツで事業拡大
–今後の目標を教えてください。
岡本氏:現在、Webメディア事業に加えて、YouTubeで発信していく動画コンテンツ事業「就活の教科書チャンネル」にも注力しています。今後は組織体制を整え、メディア事業をさらに拡大させていきたいと考えています。
また、僕らが本当に良いと思う就活ノウハウの商品を自社で作ることで、よりたくさんの就活生が自分に合った職場、自分のやりたい仕事を見つけられるよう応援していきたいですね。
–社会的にどういった影響を与えていきたいとお考えですか。
岡本氏:日本の価値や労働生産性を高めるために、一人ひとりがそれぞれ適材適所で働ける社会にしていきたいと考えています。そのために今は、就職活動の支援で社会貢献に取り組んでいきたいです。
–ありがとうございます。では最後に、メッセージをお願いします。
岡本氏:「就活の教科書」は月間MAX65万PVある就活メディアです。「採用活動のブランディングとして使いたい」「就活生に対して自社の就活サービスの認知度を広めたい」という企業様はぜひご連絡ください。
学生の皆さんは、ぜひ記事を読んでみてください。
執筆=山田
校正=米山