ルビーイン株式会社

千手 禅二郎

ワンランク上の新卒学生と出会える「逆求人イベント」

採用に注力する中小・ベンチャー企業に人気
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今回のインタビューは、新卒採用のために逆求人イベントの企画運営を行っているルビーイン株式会社の千手氏にお話を伺います。

従来の就活イベントでは、学生が企業ブースに訪問して話を聞くかたちが一般的でしたが、逆求人イベントとはどういったものなのでしょうか。展開する事業内容はもちろん、起業に至った経緯や、今後始めていきたい事業などを詳しく教えていただきました。

ルビーイン株式会社 社長 千手禅 二郎氏のONLY STORY


【経歴】

福岡出身。筑波大学人間学群心理学類卒。2児の父。母の愛情のおかげで幸せに育ち、大学2年の時に母が他界したこともあり、多くの人を幸せにすることが夢。学生時代から経営者に興味があり、成長のために新卒では不動産業界に入社し、営業研修では同期内トップの成績を上げる。2社目は、アミューズメントの会社で、不動産業をメインに、M&A案件も担当。3社目で、15年以上前から逆求人事業を行っている株式会社ジースタイラスで事業責任者を経験。2020年にルビーイン株式会社を設立。

優秀な学生と出会える「逆求人イベント」


–まずは、ルビーイン株式会社の事業内容をお聞かせください。

千手氏:弊社は、「生涯続く幸せのきっかけを提供する」をミッションに掲げ、現在は新卒採用のための「逆求人イベント」の企画・運営を行っています。

–「逆求人イベント」とはどのような採用イベントですか。

千手氏:逆求人イベントは、従来の待ちの採用では出会いにくいワンランク上の学生との出会いを提供する対話型イベントです。毎回、学生が25~30名程度、企業は10~15社ほど参加しています。

イベント当日、企業の採用担当者は学生の自己紹介とエントリーシートを見て気になった学生を選び、1対1で30分の面談を行います。その30分のうち、最初の5分で学生がプレゼンを行い、残りの25分はフリートークになります。これを1日に約8回行います。

企業は、「学生がどんなことを考えて、何を目指しているのか」を分かった上で採用を訴求していける一方、学生は自分のプレゼンした内容をもとに話し合うことができ、さらには企業の採用担当者からフィードバックがもらえるメリットもあります。

–イベントに参加される企業や学生はどういった課題感を持っていますか。

千手氏:参加する企業は、「知名度がないため優秀な学生と出会えない」「経営幹部候補を採用したい」といった課題を持つ中小企業やベンチャー企業の方たちが中心ですね。

学生は、イベントのスタイルに興味を持っていたり、お金を払ってイベントに参加するくらい採用に力を入れている企業との出会いに価値を感じている方が多いです。

–同業他社と比べて、差別化できるポイントや強みはありますか。

千手氏:一般的な採用イベントでは、イベントを運営する会社と学生とのつながりがあまりないケースが多いと思いますが、弊社はイベントに参加する学生全員と事前に面談を行っているため、学生の気持ちを理解した上でイベントをサポートできるのが強みになっていますね。

–具体的に御社が学生に対してどのような面談を行うのでしょうか。

千手氏:学生はプレゼンの準備が必要になりますので、自分の強みをちゃんと伝えられるようにならなければなりません。

そのため、事前の面談ではかなり深いところまで自己分析を行うためのサポートしたり、「将来どうなりたいか」をこれまでの人生と結びつけて考えていけるようなアドバイスをしています。

また、親や親戚に「大きい会社に行った方がいい」と言われたからと安易に就職先を選択するのではなく、自分の意志を尊重できるよう、「自分は何がしたいのか」という想いを学生からしっかりと引き出すようにしています。

「多くの人を幸せにする」ために起業を選択


–事業を立ち上げたきっかけを教えてください。

千手氏:「多くの人を幸せにする」という自分の夢を叶える手段として起業が最適解だと思い、起業に至りました。

また、もともと前職でも逆求人事業を行っていたのですが、やがてIT領域に特化して事業を展開していく戦略に変わったため、業種を問わずに幅広い領域で事業展開がしたかった僕は起業することが一番だと判断しました。

起業するという選択は、自己成長の1つでもあります。僕は「環境が人を成長させる」と思っていますので、あえて独立の道を選びました。そして「成長した分だけ人を幸せにできる」「世の中に提供できる価値も増える」と信じています。

–コロナ禍で起業する道を選んだのも、成長の1つと捉えていますか。

千手氏:そうですね。以前経営セミナーで「リーマンショックの時にできた会社の中にはその後すごく伸びた会社がある」という話を聞いたことがあり、今のコロナ禍で起業したこともすごく良いタイミングじゃないかなと前向きに捉えています。

弊社のビジョンは「世界で一番人を幸せにしている会社」です。世界一を目指している以上、どんな環境の中でも上を目指していこうと思いますね。

–起業されてから印象的なエピソードはありますか。

千手氏:前職の看板がなくても信頼して付いてきてくれたお客様から「千手さんだと安心できる」「千手さんのために予算を残しておいたよ」と言っていただいた時は非常に嬉しかったです。

現在、コロナ禍で新卒採用の人数を絞っている会社さんもいっぱいあるので、これからは決死の覚悟でどんどん営業をしていかないとなりませんね。

人が幸せになるきっかけを提供していきたい


–今後のビジョンを教えてください。

千手氏:まずはこの2、3年で人材事業をきちんと波に乗せて拡大していきたいと思います。その上で、新たに3つの事業を考えています。

–具体的にどういった事業をお考えですか。

千手氏:1つ目は、学生向けのコーチングサービスです。高校3年生から社会人1年目を対象に日々の選択を自分の意志でできるようサポートし、将来的に自分の意志を大事できる人を育てていきたいと考えています。

2つ目は、子どもに対する接し方のセミナーです。たくさんの学生と面談する中で、人格形成の要因の8割は家庭環境だと思うようになったので、たとえば産婦人科と提携して、妊婦さんやご主人さん向けにセミナーを開いていきたいです。

そして3つ目は、葬式ビジネスです。たとえば葬式がオープン化されて誰でも立ち寄れるようになれば、死をより身近に感じることができます。これによって自分の死が誰かの人生を変えるきっかけになれば、亡くなった人の人生にも価値が付加されると思うんです。

これらの3つの事業は、弊社のミッションである「生涯続く幸せのきっかけを提供する」ことに全てつながると思っています。

–ありがとうございます。すべてとても興味深い事業だと思いました。では最後に、メッセージをお願いします。

千手氏:「良い人材を採用して拡大したい」と考えている企業さまは、ぜひお問い合わせください。サービスの利用有無に関係なく、お力添えができれば幸いです。学生さんに関しては、ぜひ逆求人イベントにご参加ください。「自分らしいキャリア、幸せなキャリア」を歩むきっかけになれたら嬉しいです。

執筆=山田
校正=米山

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