最終更新日: 2024.11.11

「社長や経営者との商談を増やしてビジネスの拡大を図りたい」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。ビジネスマッチングサービスを利用すれば、効率よく社長や経営者との出会いを見つけられます。

この記事では、ビジネスマッチングサービスを利用するメリット・デメリットを解説します。また、社長や経営者同士をつなぐビジネスマッチングサービスを7つ紹介します。人脈を広げ、自社の売上向上や事業拡大を目指している方は、ぜひ参考にしてください。

ビジネスマッチングサービスとは

ビジネスマッチングサービスとは、自社の事業に関わるビジネスパートナーを探せるサービスです。新規顧客の開拓や業務提携による事業拡大などを目的として、企業同士がつながることができます。

中でも決裁者マッチングサービスは、最初から社長や経営陣などの決済権を持つ人とつながることが可能です。会いたい経営者の条件を登録しておけば、サイトを通じてマッチングできます。お互いに新たな人脈やパートナーを探す目的で登録しているため、マッチング成立までの工数が少なく、効率的にビジネスパートナーを探せるでしょう。

経営者マッチング・ビジネスマッチングサービスに向いている人

経営者マッチング・ビジネスマッチングサービスは、参加する人の目的によって向き不向きがあります。

マッチングサービスに向いている人には、以下の特徴があると考えられます。

  • ホリゾンタルな商品サービス展開をしたい人
  • BtoBサービス、商材がある人
  • 無形商材を扱う人
  • 先行して活躍している経営者さんと繋がりたい人
  • 普段なかなか会えない人に会いたい人

経営者マッチング・ビジネスマッチングサービスは、他業種の経営者や決裁者とマッチングするため、ホリゾンタルな商品サービス展開をしたい人に向いています。

また、単に短期的な自己利益だけを考えるのではなく、経営者のコミュニティに入りたい人、他の経営者と長期的な関係を築きたい人にも向いているサービスです。

経営者マッチング・ビジネスマッチングサービスに向いていない人

一方で、以下のような人はマッチングサービスに向いていないかもしれません

  • BtoC商品を扱う人
  • まだ会社の実績が少ない人
  • 短期的な利益を追求している人
  • ビジネス以外の関係性を築きたくない人
  • 明確な目的がない人

経営者・ビジネスマッチングサービスは、経営者同士のコミュニケーションが発生する場です。

そのため、すぐに相手の企業に導入を勧められBtoB商材の方が向いていると言えます。

また、会社の実績がない人の場合、相手が自分と関わることにメリットを感じてもらえず、なかなか関係が深まらないことが考えられるでしょう。

ビジネスマッチングサービスを利用するメリット

ビジネスマッチングサービスを利用するメリットは、次の3つです。

  • 販路の拡大が見込める
  • 業務の外注化が図れる
  • 他社のブランド力を活かせる

1つずつ解説します。

販路の拡大が見込める

ビジネスマッチングサービスは、オンライン上で登録しておけば取引先にしたい企業を効率よく探せるため、販路の拡大が見込めます。

設立して間もないベンチャー企業やスタートアップ企業は、社長や経営者同士のつながりが少ないことがあるでしょう。ビジネスマッチングサービスの利用によって、取引先を増やすことが可能となります。

また、こちらからアプローチするだけでなく、登録している企業から商談の申し込みが来ることがあります。普段接点が持てない企業や、海外と取引を行っている企業とマッチングする場合もあるため、事業の幅が広がるでしょう。

業務の外注化が図れる

ビジネスマッチングサービスを利用し、自社の業務の一部を委託する企業を探すことができます。

ビジネスマッチングサービスには様々な企業や経営者が登録しているため、パートナーを探すのに役立ちます。ノウハウがない業務を委託すれば、リソース不足を補えます。また、新たな人材確保や育成の必要がなくなり、業務効率化やコスト削減にもつながります。

他社のブランド力を活かせる

大手企業とマッチングすれば、相手企業のブランド力を自社の営業活動やブランディングに活用できます。

例えば、自社のホームページに大手企業との取引実績を掲載すれば、商材が信用されやすくなります。また、相手企業のホームページで自社を紹介してもらえれば、集客力がアップするため、広告費の削減につながります。

ビジネスマッチングサービスを利用するデメリット

ビジネスマッチングサービスを利用するデメリットは、次の2点です。

  • ビジネスパートナーが見つかるとは限らない
  • 企業の業績アップにつながるとは限らない

1つずつ解説します。

ビジネスパートナーが見つかるとは限らない

ビジネスマッチングサービスを利用しても、目的とするパートナーが見つかるとは限りません。自社にとって有利でも、相手先の企業に不利な条件ではマッチングが成立しにくくなります。

特にスタートアップ企業やベンチャー企業などは実績が少なく、パートナーが見つかりにくいでしょう。小規模な企業や個人を対象としたサービスの利用を検討するのも1つの方法です。

企業の業績アップにつながるとは限らない

ビジネスマッチングは最初のきっかけにすぎず、企業の業績アップにつながるとは限りません。企業同士がつながった後、良好な取引が行えるか、信頼関係を築けるかどうかは企業同士の努力によります。

慎重に相手を見極めつつ、長期的な視点で良好な関係を築けるようやりとりすると良いでしょう。

ビジネスマッチングサービスを選ぶ際の3つのポイント

ビジネスマッチングサービスを選ぶ際のポイントは、以下の3つです。

  • 登録企業の数やジャンルを確認する
  • 利用料金や成約手数料を確認する
  • 実績を確認する

1つずつ解説します。

登録企業の数やジャンルを確認する

ビジネスマッチングサービスを選ぶ際は、登録企業の数やジャンルを確認することが大切です。登録企業の数が多ければ、自社が求める技術やサービスに強みを持つ企業の決裁者とつながる可能性が高くなります。

また、幅広いジャンルの企業が登録していれば、普段はなかなか接点を持てない業界の経営者と出会える確率が高まるでしょう。

利用料金や成約手数料を確認する

ビジネスマッチングサービスの料金は、運営会社によって異なるため確認が必要です。完全無料のサービスばかりではなく、利用料金がかかるものが多くあります。

また、固定料金はかからないものの、他社と商談が成立した際に成約手数料がかかるサービスもあります。商談が成立するたびに手数料がかかると、思ったよりも利用料が高額になってしまうかもしれません。利用する前に、各サービスの料金を確認しておくと良いでしょう。

実績を確認する

公開されているマッチングの実績をチェックすることも大切です。マッチングの実績が多ければ、登録者数やサイトの使いやすさ、サポートの手厚さなどが優れていると考えられます。

事前にサービスのホームページを確認し、どのような企業の経営者層がマッチングし、どう業績アップにつながったのかを調べておきましょう。

社長や経営者同士をつなぐおすすめビジネスマッチングサービス7選

企業同士をつなぐビジネスマッチングサービスの中でも、社長や経営者同士のマッチングに特化したおすすめのサービスを7つ紹介します。

  1. チラCEO
  2. MACTHING CEO
  3. Linker
  4. アポレル
  5. COLABO
  6. Biz On!
  7. CXOバンク

1.チラCEO

「チラCEO」は、社長を含む企業の決裁者同士がマッチングできるサービスです。登録者の約70%が社長であるため、効率よく経営者とつながれます。登録者数も6,000人以上であるため、さまざまな企業の決裁者と出会え、案件増加のためのパートナー開拓に便利です。

また、人脈の広い決裁者が登録しているため、出会った決裁者からさらに社長を紹介してもらえる可能性があります。業務の委託や事業拡大など、自社にとって有益なパートナーが見つかるでしょう。

料金:要問合せ
成約手数料:なし

チラCEO

2.MACTHING CEO

「MACTHING CEO」は、経営者・企業・サービス情報から、自社に適した経営者や企業を検索できるマッチングサービスです。登録者は経営者のみなので、トップに直接アプローチでき、商談までスピーディに行えます。また、マッチングの際には企業情報やサービス情報が閲覧できるため、自社に合う社長を探しやすいです。

完全審査制なので、安心して利用できるのも嬉しいポイントです。オンラインのマッチングだけでなく、オフラインでも交流会やセミナーなどのイベントが行われており、経営者同士が直接顔を合わせてつながれます。

料金:要問合せ(登録料無料)
成約手数料:要問合せ

MACTHING CEO

3.Linker

「Linker」は、社長・役員・フリーランス専用の完全審査制ビジネスマッチングアプリです。AIによる自動マッチングを行うため、経営者を探す負担が少ないのが特徴です。AIだけでなく、自分で気になる経営者を探してマッチング申請することも可能です。

アプリではSNSのように商品やサービスのPRを投稿できます。また、投稿に対するコメント機能があるので、オンラインや対面で会う前に気になる経営者とコミュニケーションが取れます。マッチング申請以外のほとんどの機能を無料で体験できるのも嬉しいポイントです。

料金:月額2,700円
成約手数料:要問合せ

Linker

4.アポレル

「アポレル」は、オンライン完結で企業の経営者層とのアポが獲得できる、完全審査制のマッチングサービスです。

登録者の約8割は社長や役員クラス以上の決裁者なので、自社の求める経営者層にアプローチし、新規事業の開拓につなげられます。また、自社サービスのニーズが顕在化した企業に絞って紹介が受けられるため、アポイントの質が高く、受注までのリードタイムが短いことも特徴です。専任コンシェルジュの丁寧なヒアリングのもと、最適なアプローチ方法をサポートしてくれるのもポイントです。

料金:要問合せ
成約手数料:要問合せ

アポレル

5.COLABO

「COCABO」は、5,000人以上の経営者が利用している完全審査制ビジネスマッチングアプリです。企業情報だけでなく、他者評価や行動履歴をもとにAIがマッチングしてくれます。「業種」や「アプリを利用する目的」などの条件を設定して企業を検索できるため、自社に合うパートナーを見つけやすいです。

また、特定の情報が欲しい人向けにセミナーや勉強会を開催しているので、ビジネスの知識向上に役立つでしょう。

料金:登録無料、法人格ありの経営層は無料、経営層以外の個人事業主や会社員は月額9,800円
成約手数料:なし

COLABO

6.Biz On!

「Biz On!」は、株式会社WizBizが運営するビジネスマッチングアプリです。中小企業・ベンチャー企業の社長や経営層・役員・事業主が登録し、サービス開始18ヶ月で、累計150,000組以上のマッチングが成立しています。

毎日5人、毎月150人のおすすめ経営者を紹介してくれるため、待っているだけでビジネスチャンスが生まれる可能性が期待できます。また、「Biz On!」はスマートフォンアプリであるため、外出先で手軽に出会いたい経営者を見つけられるでしょう。

料金:完全無料
成約手数料:無料

Biz On!

7.CXOバンク

CXOバンクは、会社役員限定のビジネスコミュニティです。完全審査制で、独自の基準をクリアした経営者のみが登録しているため、経営者同士のつながりを広げやすいのが特徴です。

コミュニティ内では新商品のリリースやPRなどを投稿でき、興味を持った経営者が投稿に反応すればマッチングが成立します。投稿は24時間で消えてしまいますが、何度でもPRできるところも嬉しいポイントです。

また、おすすめの経営者3名を自動でレコメンドしてくれる機能もあるため、経営者を探す手間が省けます。

料金:完全無料
成約手数料:要問合せ

CXOバンク

社長とつながれるビジネスマッチングサービスを利用して業績アップを図ろう

社長や経営者など、新たな人脈を構築して自社の業績アップを目指す場合、決裁者に特化したビジネスマッチングサービスを活用すると良いでしょう。

決裁者ビジネスマッチングサービスを利用すれば、オンラインで手軽につながりたい企業の社長や経営者を見つけられます。直接顔を合わせたい場合は、交流会やセミナーといったオフラインでつながりを持つことが可能です。自社に合ったマッチング方法を利用し、企業の業績アップを図りましょう。

オンリーストーリーでは、大手企業の決裁者に直接アプローチできる専門サービス「大手アポ獲り」を提供しています。ハウスリストを活用した見込み顧客の開拓や、顧問によるアポ獲得支援など、大手企業に特化したアプローチが可能です。自社の業績アップや事業拡大のため、大手企業の社長や経営者とつながりを求めている方は、ぜひ気軽に問合せてみてください。

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