営業代行とは
営業代行とは、企業の営業活動の一部または全部をプロが代行するサービスです。営業活動には、新規顧客の開拓、既存顧客との契約更新、製品やサービスの提案と提案内容の考察など、さまざまな業務が含まれます。営業代行にこれらの業務を委託することにより、自社のリソースを営業活動以外の業務に集中できます。
テレアポは営業代行に依頼できる
営業代行の業務にはテレアポの代行を含んでいる場合が多く、依頼できることがほとんどです。新規開拓のためのアポイント取得や既存顧客へのアップセル獲得など、さまざまな場面に営業代行を活用できます。
自社で営業担当者を雇用・育成するには採用活動や研修・教育にコストがかかりますが、営業代行の利用により、これらのコストを大幅に抑えられるでしょう。
特に中小企業やスタートアップ企業のような、営業に関する専門知識や経験が不足している企業にとって、コストや工数の削減は非常に大きなメリットがあると言えます。
営業代行サービスの料金体系
営業代行サービスの料金体系は、主に以下の3つです。
ここでは、それぞれの料金体系について解説します。
成果報酬型
成果報酬型は、営業代行が実際に成果を上げた場合のみ報酬が発生します。報酬額は、テレアポによるアポイントの獲得数、取引の締結数、紹介リードの数など、特定の指標に基づいて決めることが多いです。
成果が上がらないと費用が発生しないため、不要なコストがかからない点がメリットです。一方、成果が上がれば、支払う報酬額が大きくなる点に注意しましょう。
成果報酬型の営業代行の場合、単発で依頼できることが多いです。そのため「特定のサービスだけ」「上半期だけ」「集中して売上を伸ばしたい」など、自社のニーズに合わせて利用できます。
固定報酬型
固定報酬型は、営業代行会社に一定の月額料金を支払う料金体系です。テレアポによるアポイントの獲得や受注、売り上げなど成果の有無に関わらず、営業代行会社との契約期間中ずっと、同額の報酬を毎月支払う必要があります。
固定報酬型のメリットは、費用の変動がなく、収支計画を立てやすいことです。成果が大きくなっても報酬額が上がらないため、毎月支払える額が決まっている場合におすすめです。
複合型報酬
複合型報酬とは、成果報酬型と固定報酬型を組み合わせた料金体系です。例として、日額や月額で一定の最低報酬を設定し、基準となる成果を超えた場合は歩合制になる、というケースがあります。固定で支払う額は固定報酬型より少ないことが多いですが、成果が出た場合は別途報酬が発生するため、支払う報酬額は月によって変動します。
複合型報酬のメリットは、成果報酬型より報酬額が低いことが多く、成果が発生した際の費用が少なくなる点です。そのため毎月かかる費用の見通しが立てやすいです。
固定報酬型と比べ固定費を抑えられますが、成果が出た場合はその分費用がかかります。また、成果報酬型と違い、成果が出なくても固定費がかかると認識しておくことが重要です。
営業代行を考えるなら「チラCEO」も検討しよう
チラCEOは、決裁者へのメッセージ送信やプレゼン会への招待、自社に合う決裁者の選定などが行える、決裁者マッチングサービスです。
チラCEOは自分でメッセージを送って決裁者にアプローチすることもできますが、より良い決裁者をカスタマーサクセスに見つけてもらうこともできるため、営業代行を利用しようと考えている企業にもおすすめです。登録されている業界も幅広く、6,000名以上の決裁者が登録しているため、多くのビジネスチャンスがあります。
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テレアポ代行サービスのおすすめ13選
ここでは、おすすめのテレアポ代行サービスを13、厳選して紹介します。以下にサービスごとの特徴をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
| サービス名 | 運営会社 | 特徴 | 料金体系 |
1 | チラCEO | 株式会社オンリーストーリー | ・意思決定権を持つ決済者と連絡が可能。効率よくアポ獲得を狙える | 固定報酬型 |
2 | ディグロス | 株式会社ディグロス | ・ターゲットを入念にリサーチし 定期的に情報共有する | 固定報酬型/成果報酬型 |
3 | コミットメントα | 株式会社コミットメントホールディングス | ・トークスクリプトの作成にこだわる・アポ取得先に関する情報提供をする | 成果報酬型 |
4 | ビズコール | 株式会社イクイップ | ・1コールあたり99円の低コスト・2年以上の経験を持つベテランスタッフのみを採用している | コール課金型 |
5 | 完全成果アポインター | 株式会社完全成果報酬 | ・88種類以上の業種で成果・担当者の営業スキル・経験が豊富である | 成果報酬型 |
6 | ネオキャリア | 株式会社ネオキャリア | ・高精度な顧客リストを作成する・情報セキュリティを徹底している | 要見積もり |
7 | UPSELL TECHNOLOGIES | 株式会社アップセルテクノロジィーズ | ・AIによる顧客データ分析あり・コール品質の徹底的なチェックを行っている | 要見積もり |
8 | NetReal+ | ネットリアル株式会社 | ・ネットで申し込み・進捗確認可能である | 複合報酬型 |
9 | アソウ・ヒューマニーセンター | 株式会社アソウ・ヒューマニーセンター | ・アポイント取得率平均4.8%・顧客情報の提供を行っている | 複合報酬型 |
10 | セイヤク | 株式会社ウィルオブ・ワーク | ・営業課題に合わせて専門チームを構築する | 固定報酬型/成果報酬型 |
11 | アンビエント | 株式会社ambient | ・要望に合わせてフレキシブルにスケジューリングする・120万社近くのマーケティングデータの蓄積がある | コール課金型 |
12 | soraプロジェクト | 株式会社soraプロジェクト | ・平均4年1か月の勤務年数を誇る、経験豊富なコールスタッフが在籍している | 固定報酬型 |
13 | アポハンター | アズ株式会社 | ・大量の顧客データからテレアポリストを作成している | 複合報酬型 |
1.チラCEO
営業代行を利用する際は、決裁者とのアポが取れるかどうかで営業成果が大きく異なります。営業代行にテレアポやメルアポをしてもなかなか成果が出ない場合、社内の重要人物に話が通じていないことも多くあります。
一方で、営業で決裁者にダイレクトなアプローチできれば、アポや契約が劇的に取りやすくなるでしょう。この考えをKBM(Keyperson Based Marketing)と言います。
チラCEOでは、このKBMという考えに基づき、決戦者同士が直接アプリ上でマッチングできるサービスを展開しています。
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2.ディグロス
「ディグロス」は成果報酬型のテレアポ代行サービスです。アポイントを営業活動の起点と捉え、ターゲットを事前調査してアプローチを策定後に、コールを実施します。また、ターゲットのニーズに合わせたトークスクリプトを作成しテレアポを行います。そのため、確度の高いアポイント獲得を実現しています。
編集部のおすすめポイント
クライアントとの定期的な情報共有を重要視しているため、顧客企業のニーズや市場環境の変化に素早く対応できます。加えて、営業活動の課題を早期に発見し、必要な改善策を迅速に実行できます。
ディグロス
3.コミットメントα
「コミットメントα」は、BtoBに特化したテレアポ代行サービスです。自社直販のマーケティング部門としてコールセンターを運営しているのが特徴です。これにより、顧客のニーズを深く理解し、質の高いアポイントの提供が可能です。定期的にメンテナンスしている法人リストを有しているため、自社にターゲット企業のリストがなくても依頼が可能です。
料金は完全成果報酬型で、アポ獲得1件5000円からサービスを提供しています。
編集部のおすすめポイント
トークスクリプトの作成にこだわっている点が強みです。マーケティングの分析結果に基づき、コピーライターが商品やサービスの魅力を短時間で伝えるスクリプトを作成します。これにより、顧客のニーズに刺さるトークを実現します。
さらに、アポイント取得に至ったコールの録音データや、営業活動全般やアポ取得先に関する情報も提供してくれるため、自社内で営業戦略を練ることも可能です。
コミットメントα
4.ビズコール
「ビズコール」はテレアポに注力している営業代行会社です。丁寧・迅速・誠実なサービスにより、10年以上もの間、成功実績を上げ続けています。
料金はコール課金型で、1コールあたり99円で利用ができます。2年以上の経験を持つベテランスタッフのみを採用しているため、低価格ながらテレアポの質が安定しています。
1コールあたりの料金が通常料金よりも安い「初回限定のお試しプラン」も用意されているため、まずはお試しプランを利用してみるとよいでしょう。
編集部のおすすめポイント
ビズコールの魅力は、コストパフォーマンスと即時対応力にあります。一般的にテレアポ代行サービスの料金は1コールあたり200〜300円とされていますが、ビズコールの料金は業界平均の約1/3です。
大量の依頼にも対応可能で、毎月1万件以上のコール依頼を受け付けています。また、最短で依頼の翌日からコール業務を開始できる迅速性も特筆すべき点です。
ビズコール
5.完全成果アポインター
「完全成果アポインター」は、成果報酬型のテレアポ代行サービスです。プロによる高品質なアポイントを提供することによって、高い費用対効果を実現します。
完全成果報酬型なので初期費用や月額費用はなく、1アポイント獲得15000円〜料金が発生します。同じ代行会社にて、アポイントを獲得した企業との商談の代行を依頼できる「完全成果クローザー」というサービスも提供しているため、テレアポだけではなく受注まで一貫して依頼することも可能です。
編集部のおすすめポイント
88種類以上のあらゆる業種・業態に向けたテレアポで成果を出すなど、アポイントの質が高いです。300時間以上の営業実務を経験した信頼できる人材を揃えた上で、心理学と行動科学に基づいたトークスクリプトを用いてアポイントを獲得します。自社社員は商談の準備に集中できるため、アポ獲得後の商談がスムーズに進行し、受注につながりやすいです。
また、アルバイトスタッフや派遣スタッフを一切抱えず、全員を社員として雇用しており、サービスの品質が保証されています。
完全成果アポインター
6.ネオキャリア
人材会社である「ネオキャリア」は、約20年にわたる営業活動と国内最大級の実績を誇るテレアポ代行サービスを提供しています。依頼から運用開始まで最短10日前後と、急な依頼にも対応可能です。
また、高精度な顧客リストの作成を得意としています。自社の課題や商材の特徴をヒアリングした上でリストを作成するため、効果的なアプローチを行うことができます。
編集部のおすすめポイント
情報管理とセキュリティ対策を徹底していることが強みです。個人情報に関する研修や、覚書、秘密保持契約の締結など、複数のセキュリティ対策を実施しており、テレアポ代行を安心して依頼できます。
また、依頼から運用開始まで短くてもしっかりとヒアリングを行い、自社の課題に合わせたチーム編成を行った後、再度すり合わせをしてから業務開始となる点も安心材料です。
ネオキャリア
7.UPSELL TECHNOLOGIES
インサイドセールスとテクノロジーを融合したサービスを提供するアップセルテクノロジィーズ株式会社は、創業当初よりコールセンター代行サービス「UPSELL Voice」を提供しています。
AIによって会話の内容を文字に起こし、営業活動のデータを蓄積・分析します。同社は独自開発のAIを活用し、新規アポイント獲得や休眠顧客の堀り起こしなどのアウトバウンドはもちろん、見込み客からの入電などに対応するインバウンドにも対応します。
編集部のおすすめポイント
AIによる顧客データ分析により、ニーズに刺さるトークスクリプトを作成した上で、高スキルのオペレーターがテレアポを実施します。
コール品質の徹底的なチェックを日々行ってオペレータの質を担保しているため、効率よくアポイントを獲得できます。例えば、テレアポの最中にオペレーターの滑舌が悪くなると、音声にAIが反応し画面に注意喚起が表示されるなど、他社にはない工夫がみられます。
UPSELLVoice
8.NetReal+
テレアポ代行サービス「NetReal+」は、ネットリアル株式会社が提供する代行サービスです。料金体系は複合報酬型で、基本料金に加えて、コール回数によって費用がかかります。
依頼できる業務には、テレアポや資料請求、Web会議の予約などの獲得、見込み客や既存顧客へのフォローコールの代行があります。コール台本のテンプレートに必要な情報を入力すると、その内容に沿ってプロのテレアポ担当者が適切なアプローチをします。
編集部のおすすめポイント
何と言っても、スピード感が魅力です。インターネットにつながる環境があれば、無料会員登録したその日から電話営業代行の申し込みが可能で、最短で5営業日後からコールを開始できます。
また、コールを実施した翌営業日には、会員画面でコールの結果を確認できます。反応を獲得した場合、登録メールアドレス宛に自動メールが送信されるので、すぐにアクションを起こせます。
NetReal+
9.アソウ・ヒューマニーセンター
「アソウ・ヒューマニーセンター」は、新規開拓営業を得意とするテレアポ代行会社です。
新規開拓が思うように進まない、アポイントスキルが不足している、営業人員が不足しているなどの課題を抱える法人向けに、リード発掘からアポイント設置までのプロセスを担当します。料金はターゲット1社100円+成果報酬となっています。
編集部のおすすめポイント
平均4.8%と高いアポ成約率が強みです。経験豊富な質の高いスタッフによる営業体制と、30年間の法人営業ノウハウと取引実績を活かし、アポ成約率の高さを維持しています。
さらに顧客情報について全件レポートを提供してもらえる点も魅力です。レポートの内容を元に営業戦略を見直すことにより、より営業の品質を高めることができます。
アソウ・ヒューマニーセンター
10.セイヤク
セイヤクは、BtoBビジネス対象の営業代行サービスです。営業と採用の経験があるプロジェクトマネージャーを配置した専門チームによるテレアポ代行を実施します。また、営業リストの作成から見込み客の育成や商談獲得まで、幅広い営業活動をサポートします。
料金は固定報酬型の場合、毎月50万円から。成果報酬型にも対応していますが、その場合は要相談です。
編集部のおすすめポイント
セイヤクの強みは、営業課題に合わせて専門チームを構築し、営業実績を向上させることです。運営するウィルオブ・ワークは26年間で2800社を超える取引実績があり、プロジェクトマネージャーや営業力の高い人材を中心にチームを編成しています。
セイヤク
11.アンビエント
「アンビエント」は、BtoBテレアポ代行サービスを提供する企業です。さまざまな業界で実績があるオペレーターを専任スタッフとして配置し、クライアントの強みを深堀りした上でコールするため、専門知識が必要なアポイントも高確率で獲得できます。
編集部のおすすめポイント
契約期間の縛りはなく、自社の要望に合わせてフレキシブルにスケジューリングできる点が強みです。これにより、一度に多数のアポイントを獲得するなど、自社への負担が生じるリスクがなく、アポイントから商談まで進められます。
さらに、メガバンクで使用されている最新のコールシステム(CTIシステム)を導入しており、これまでの営業代行による120万社近くのマーケティングデータを蓄積している点も強みです。ターゲット企業の関心を的確に把握した上でコールを行い、高いアポイント獲得率を維持できます。
アンビエント
12.soraプロジェクト
「soraプロジェクト」は、BtoB向けテレアポ代行サービスを提供する会社です。その実績は業界内でも評価が高く、16年の代行実績と324万件のコールデータを基に、クライアントに確度の高いアポイントを提供しています。
soraプロジェクトでは、適切なターゲティングに基づいた有望なリストを作成するため独自の法人データベースを活用し、商品・サービスの特徴に合った市場・業界を発掘します。
料金は初期費用や月額費用、アポイント先のリスト提供やスクリプト作成の代金も含めて、1ヶ月30万円です。
編集部のおすすめポイント
平均4年1か月の勤務年数を誇る、経験豊富なコールスタッフを抱えていることが強みです。コールセンターを福岡に置くことにより人件費を抑えつつコールの質を向上させており、アポ率は平均4.6%を達成しています。
アポ単価は平均6,512円となっており、コストパフォーマンスに優れます。また、契約後10営業日でサービスを開始できる迅速さも魅力です。
soraプロジェクト
13.アポハンター
「アポハンター」は、テレアポによるアポ獲得を行うサービスです。BtoB市場で強みを持ち、1,800社以上のテレアポ代行実績があります。
実際に新規事業開発、営業部門の立ち上げなどのプロジェクトに携わったことのあるスペシャリストが、要件に応じたテレマーケティングを実施し、それを元にテレアポが行われます。料金は営業報告・業務管理費の月額10万円に加え、アポ獲得時に成果報酬が発生します。初期費用は、テストコールがある場合は100万円、テストコール不要の場合は30万円です。
編集部のおすすめポイント
大量の顧客データから適切なターゲティングを行い、リストを作成することが強みです。商品やサービスの特徴に合った市場や業界をピックアップしてもらえるので、継続的な新規顧客の開拓が可能です。これにより長期的な視点で見込み客の育成を行うことができます。
アポハンター
決裁者とのアポ獲得なら「チラCEO」がおすすめ
決裁者とのアポイントを獲得したいと考えているなら、オンリーストーリーが提供する「チラCEO」がおすすめです。「チラCEO」は、BtoBの営業担当者が直接ターゲット企業の決裁者にアプローチするマッチングサービスです。
「チラCEO」の最大の特徴はマッチング実績です。年間マッチング件数は10,000件を超え、その80%以上の登録者が取締役以上です。オンラインで全てが完結するため、リードタイム短縮と受注率の向上を目指す企業に大いに役に立つでしょう。
登録企業数は3,500社を超えます。決裁者へ直接メッセージを送信することも、専任の担当者から紹介してもらうこともできます。また、決裁者限定のオンラインイベントも開催しており、さまざまな形で決裁者との接触できます。
「チラCEO」を利用すれば、決裁者へのアプローチを効率的に行えるでしょう。
決裁者とアポを取るメリット
決裁者とのアポの獲得は営業活動においてとても重要です。その理由として以下の2つのメリットがあります。
商談が効率化される
第1のメリットは、商談の効率化です。通常の商談では、担当者が上司へ報告し、さらにその上司が決裁者へ報告するという手順を踏むため、同じ内容の商談を何度も繰り返す必要がありますが、決裁者と直接対話する機会を持つことによって、この手順を省略できます。加えて、決裁者に商品やサービスが優れていると判断されれば、速やかに契約まで持ち込めます。
より深い提案が可能となる
第2のメリットは、より深い提案ができることです。成約には、顧客の課題やニーズの把握と、それに合わせた提案が不可欠です。決裁者と直接話すことによって、その企業の具体的なニーズを探ることができます。決裁者からヒアリングした情報を基にサービスのカスタマイズや具体的な導入方法などを検討すれば、一歩踏み込んだ提案を行えます。
テレアポに営業代行サービスを活用するメリット
テレアポに営業代行サービスを活用すると以下のようなメリットがあります。
- アポ獲得後の営業活動に注力できる
- 多くの企業にアプローチできる
ここでは、上記2つのメリットを解説します。
アポ獲得後の営業活動に注力できる
テレアポを営業代行会社に任せる最大のメリットは、アポ獲得後の営業活動に注力できることです。アポ獲得は営業活動の最初のステップですが、非常に多くの時間と労力を要します。自社の営業担当者が取り組むと、アポ獲得後の営業活動に必要な時間やリソースが削られます。
また、テレアポを営業代行会社に任せることにより、自社の営業担当者の営業スキルの向上に時間を割けます。その結果、営業活動のパフォーマンス向上につながります。
テレアポを営業代行に依頼することは、自社の営業活動をより効率的かつ効果的に行うための強力な手段であると言えます。
多くの顧客にアプローチできるようになる
テレアポを営業代行会社に任せることにより、顧客へのアプローチ数を増やせます。営業代行会社は多くの顧客リストを有しており、企業は潜在的な顧客に接触したり、幅広い顧客層にアプローチしたりできます。
また、営業代行会社を使えば、見込み客の質を上げることにもつながります。営業代行会社は厳選した顧客データを持っていることが多く、自社の商材にマッチした顧客とのアポイント獲得につながりやすいからです。
また、その後の商談や契約を見越して、アポを獲得した相手の興味を喚起するような情報を自社に伝えてくれる場合があり、後の商談を有利に進めやすいです。
テレアポに最適な営業代行を選ぶ際の3つのポイント
営業代行サービスを選ぶ際は以下3つのポイントを意識し、信頼できる会社を選ぶことが大切です。
- テレアポで十分な実績がある
- 希望の料金体系で対応してくれる
- コール履歴を公開している
ここでは、営業代行サービスの選び方を解説します。
テレアポで十分な実績がある
まず営業代行会社が自社の業界において実績があるかどうかを確認しましょう。業界固有の知識と経験はテレアポの効果を大きく左右するため、重要な要素です。業界に精通している営業代行会社を選べば、その業界の潜在的な顧客に対して効果的にコミュニケーションをとり、アポイントにつなげられます。
業界の実績に信頼性があり、かつ評価が高い代行会社を選ぶことが大事です。これはクライアントの推薦や評価、過去の成功事例などを通じて確認できます。
また、見積もりを依頼し営業担当者と実際に会話して、業界知識の有無を確かめるのもよいでしょう。その際に架電リストの有無を確かめておくと、自社の商材に適した企業にアプローチしてくれるか確認できます。
希望の料金体系で対応してくれる
料金体系は、サービスのコスト効率やビジネスの収益性に大きな影響を及ぼすため、慎重に検討すべきです。料金体系が明確かどうかを重点的に確認しておきましょう。また、基本料金のほか、初期費用や追加で発生する費用、途中解約の条件や解約料についての確認も重要です。
契約前に料金の内訳や請求内容について十分に理解し、疑問点は代行会社に問合せましょう。
コール履歴を公開している
コール履歴を公開している代行サービスを選びましょう。コール履歴の情報があれば、アポイントの成立状況を元に成立までの過程を可視化でき、今後の営業戦略を立てる上で欠かせない情報を入手できます。
また、コール履歴は、代行会社のパフォーマンスを評価するための重要な指標です。テレアポの成立率だけでなく、顧客からの反応やクレームの有無なども把握できます。コール履歴を定期的にチェックし、必要に応じて改善を要求すべきです。
テレアポを代行会社に依頼する際は、コール履歴の取り扱いについて合意を得ます。事前に共有する情報とタイミング、情報の活用先などについて具体的にしておきましょう。
テレアポの営業代行の利用でよくあるQ&A
最後にテレアポの営業代行についてよくある質問について回答します。
料金体系はどれを選べばいい?
最適な料金体系はビジネスの目的や予算計画によって変わります。
成果報酬型の料金体系は、アポイントが成立した場合のみ料金が発生するため、初期投資を抑えることが可能です。一方で、アポイントが多くなるにつれて支払う報酬も増えます。
固定報酬型の場合は、収支計画が立てやすく毎月の支払額が安定しますが、成果が出なくても料金が発生します。
例えば、新規事業の立ち上げ時期で成功の見通しが立たないときは成果報酬型、長期的な戦略の一環として安定したサービスを求める場合は固定報酬型を選ぶとよいでしょう。
トークスクリプト作成も代行サービスに依頼できる?
一部の営業代行会社はトークスクリプト作成に対応しています。自社の課題やターゲットとなる顧客層を伝えると、それにあったトークスクリプトを提案してくれます。代行サービスに含まれているか、オプションサービスとして用意されているかは会社次第であるため、問合せるとよいでしょう。
先程紹介した企業のうち、3.「コミットメントα」や5.「完全成果アポインター」がトークスクリプト作成に対応しています。
発注してすぐに対応してもらえる?
営業代行サービスの対応速度は、選択したサービスやプランによります。
一部のサービスでは、短時間での対応を保証するプランを提供しています。一方、トークスクリプトの作成やテレアポリストの整理には時間を要するため、即時対応が難しい場合もあります。依頼からコール開始までの所要時間は、サービス提供者に直接問合せるとよいでしょう。
サービスを利用すると1日に何件くらいテレアポが可能?
成果が出るコール数は4時間あたり60件程度と言われており、それを目安にコールを行う営業代行会社も存在します。ただ、実現可能なコール回数は営業代行会社や取り扱う商材によって異なるため、営業代行会社に相談しましょう。
特に、コール回数に乗じて費用が上がる「コール課金型」の営業代行会社の場合、コール回数によって費用が異なるので、実施されるコール数を把握しておくことが重要です。
テレアポの代行だけで営業成果は上がる?
テレアポは営業プロセスの一部であり、その結果は最終的な営業成果に直接つながります。しかし、営業成果を上げるためには、テレアポだけではなく、アポイント獲得後の商談やカスタマーサクセスを含めた全体的な営業プロセスを見直す必要があります。
テレアポの代行サービスは、あくまで成果を生む一部分であり、成約のためにはアポイント獲得後の活動にも力を入れることが重要です。
まとめ:営業代行を活用してテレアポで成果を上げよう
今回の記事のポイントは以下の通りです。
- 営業代行は、企業の営業活動の一部または全部をプロが代行するサービスで、テレアポも依頼できる
- 料金体系は、成果報酬型、固定報酬型、複合報酬型の3つ
- 営業代行サービスを利用するメリットは、アポ獲得後の営業活動に注力できる、多くの企業にアプローチできる、などがある
- 代行会社を選ぶ際には、テレアポの実績、料金体系、コール履歴の公開の有無について確認するとよい
- 決裁者マッチングサービスを利用すれば、数多くの決裁者と直接マッチングできる
アポイントを効率的に獲得したい方は、営業代行サービスを利用することにより、アポイント獲得後の営業活動や自社のコア業務に注力できるため、業務効率化につなげられます。加えて、営業代行会社のプロの営業スタッフに任せることにより、アポイントの精度向上にもつながるでしょう。
決裁者へアプローチできる営業代行会社を選べるか、不安に思う担当者の方もいるでしょう。そのような方には、オンリーストーリーが提供する「チラCEO」がおすすめです。決済者限定でアポイントを獲得できるため、質の高いマッチングが実現できます。
(本文執筆・編集:オンリーストーリー編集部)
弊社の直近3年で約10億円、btobの投資をしてきました。また、弊社自体が営業代行会社として、多くの会社様の案件を受けてきました。その中で、再現性のある営業手法がないという話や、1社だけで満足できる営業支援の会社はなかなか見つからないという声を多く聞いています。本記事や、10億円のまとめを記載したホワイトペーパーを用意していますので、少しでも皆様の営業の一助になりましたら幸いです。
(コメント:代表平野)