鈴木勝之

ついに念願の一人暮らし。でも料理をする時間がなくて外食ばかり…。
そんな悩みを抱えている人はきっと多いだろう。

“外食ばかりだと健康に良くない、でも食事を作るのは面倒”
そんな人にとって、救世主となるアプリを作っている会社がある。

それが、株式会社Mealthyだ。
鈴木勝之社長に自社アプリについてインタビューした。

「当社では、外食中心の生活でも健康な食事が摂れるように、
『外食ダイエット』や『コンビニダイエット』等、
誰もが簡単に健康になれる様々な情報を提供するアプリを運営しています。

例えば、『コンビニダイエット』。
コンビニの商品でも、低カロリーでヘルシーな食品がたくさんあります。

こういった商品にたんぱく質などの栄養素に注目した、
パーソナルトレーナー監修の独自の評価を行い、
きちんと食事を取りながら健康的にダイエットを実現できるようにしています。

その他にも、食事による健康管理をコンセプトに、
海外のニュースや簡単なレシピなどの情報をWEBで発信したりしています。」

“外食ばかりの生活でも健康になれる”。
常識を打ち破る概念を作り出したMealthyの強みについて鈴木社長に伺った。

「当社のアプリの特長は、たった1タップで徒歩5分以内の各個人の好みや、
予算などの条件に見合った最適な店を探せること。
夜、疲れているときに店を探しに行くのって大変ですよね。
でも、このアプリさえあれば手間をかけずに近場で最適なお店を見つけてくれます。

ただ気をつけて欲しいのは、22時以降店を検索できないことです。
えっと思われるかもしれませんが、22時を過ぎてからの食事は健康に良くありません。

『規則正しい時間に食事をしてほしい』
そのために5分以内のお店を簡単に表示できるようにしています。
そんな想いを込めてつくりしました。」

ただ情報を提供するのではなく、利用者の状況や健康まで気遣っているアプリは
Mealthyの他にはないであろう。　

今では食に関する事業を行っている鈴木社長。
だが、以前は交通会社に勤務したり、時間制のレンタルスペースを経営したりしていた。
そんな鈴木社長がなぜ、“食”の道を選んだのか。

「スペースの経営をしていた頃に有識者とのランチ会を毎週開いていました。
ある月のテーマが“食”で、『どんな食事が身体にとって本当にいいものなのか』について
自身が考える機会を得ました。

生きていく上で食事は欠かせないもの。
なのに、今の日本では健康的な食事がないがしろにされていると感じ、
一方で食事そのものが持つ力と可能性について考え直したことがきっかけですね。」

『ダイエットの基本は、9割食事！』と言われているように、
『食』が身体に及ぼす影響の大きさは計り知れない。

食×ヘルスケアアプリ業界を猛進中のMealthy。
将来のビジョンについて鈴木社長に伺った。

「今後は、より食品のデータベースを充実させ、
個人の身体に合った食材やメニューを検索できる機能を付けたいですね。

アレルギーや食の安全にこだわっている人はたくさんいます。
食材に対して何かしらの制限を持つ人の要望に沿った機能を加え、
より健康を考える人たちのサポートをしていきたいと思います。

また、より個人に最適な提案をするために、
体重や体脂肪率の他に健康診断や遺伝子検査の結果を入力するなど、
自分に合った健康管理が簡単にできるアプリにしていきます。」

最後に、学生に向けてメッセージをお願いした。

「自分に才能がないと思うなら、量を追い求めること。所謂、『量質転換』です。

どれだけつまらないことでも、やらない限り良い結果は生まれないので、
やりたいことがあれば起きている時間をすべて努力すること。

時代の流れが急速になっている中、いかに生き残るか？
才能がある人だけが生き残れる世界だとつまらないので、
量が質（才能）を凌駕すると信じてがんばり、
生き残るための自分の強みを見つけてください。」

他人と自分を比べて、できないと諦める前に、
自身を基準にして量をストイックに求める鈴木社長の姿勢は、
夢を追いかけるすべての若者が見習うべきである。

私自身、食べることに喜びを感じているので、
鈴木社長の「食」をメインにしたお話は大変勉強になりました。
最近ダイエットを始めようかと思っていましたが、
『ダイエットの基本は、9割食事！』という助言を頂いたので、
まずは食生活から見直していこうと思います。

http://mealthy.me/